美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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全国を台風越えの雨が襲っています。

 

川の近くはもちろん、崖にも気を付けましょうね。

 

ちなみに建築基準法では30°以上の勾配かつ2m以上の高さを崖と定めています。

30°以下の勾配が「安全勾配」となる訳です。

 

こちら先月作った法面

 

 

 

ここ連日の叩きつける様な雨でも崩れていません。

この法面がザックリ30°で叩いてあるのです。

 

 

 

ここに草木の根が張れば、かなり安全側に降れますよね^^

 

でも30度って分かり難いすか。

単純に1000mm水平に行って、垂直に577mm以下であれば30度より緩いと言えます。

1000mm水平に行って、垂直に1000mmなら45度勾配です。

 


建物への地震力は45度に働きますので、30度以下の傾斜勾配なら極端な話、法頭ギリギリに建物建てても荷重は傾斜に掛かりませんので 安全だと言える訳です。

 


崖の条件に高さもあると書きましたが岐阜県の場合、単純に勾配が30度以上で高さが2mあった場合、以下の様なセットバックが必要になります。

 

 

ではキツイ勾配でも2m以下なら大丈夫か?と言えば

建物への地震力は45度で掛かかるので

 

 

 

いくら法的に大丈夫だとしても、断面描いて建物から45度線より内側に崖が来る場合は、自主的に建物を下げるか、堅牢な崖に造りなおした方が宜しいかと思います。

 

その辺はケースバイケースですので、都度対応となりますが、この辺押さえておくと極端な雨でも安心できると言うモノです。

避難経路を確認する意味でも ご近所の崖、一度チェックされると良いかもですね^^

 

アディ押忍。





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