美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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解体時に なんとなくダメ出しw

 

築二十数年のおうち解体風景。

ちょいちょいツッコミ所があるのでブログしときましょ。

   

 

↑筋交いが3尺間(910mm)では無く 1間(1820mm)に入っているのは好感が持てますが^^

(水平地震力は45度で伝わっていくので、筋交いは45度に近い方が強い)

 

筋交いを効かす方向がモッタイナイ。

こちら6年前のブログに使った画ですが

http://eyescode.bijual.com/Date/20170205/

 

 

 

通し柱は仕口が大きすぎて あまり大きな力が加わると・・って感じです。

 

なのでこの場合 まず柱を上下そろえた上で(黄色が筋交い)

 

 

 

こんな風に逆向きに入れてあげると より安全かなって思います。

 

こっちの面はこれで良いとして・・裏側

 

 

 

4.5mの車庫開口に加えて 筋交い無し(汗

 

まさかこの一部合板を面材耐震として(んな訳ない)

実際 防水紙も無く直接外壁張ってあったので・・

 

 

 

まぁ こうなりますよ(納得

 

あともうひとつ

 

給水管(温・冷)が壁の中に配管してあります。

 

 

 

これも よくある光景なのですが 後々のメンテナンス以前に

確実なる断熱欠損になります(涙

 

 

 

シロアリの経路にもなりますので このような配管は絶対避けるべきです。

 

そんなこんなの解体現場。

 

こーゆーの見ると「やっぱ昔の断熱材すら無い家の方が長持ちだ」とか「耐震優れてる」なんて言う実務者が居ますが、それ単なる思考停止ですからね。

 

まずは命を守る為の「耐震」健康を守るための「断熱」ですよ。

 

もう100年変わらない性能保持は現実の技術として確立されています。

 

アディ押忍



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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。
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