美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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弊社施工物件では無いのですが、「雨漏れが止まらない」とのオファー

 

屋根に上って確認すると・・あぁ・・サビてる(涙

 

 

 

しかも何故か 所々ベッタリとコーキングが(汗

何度か板金屋さんに診てもらったとか。

 

 

 

どうも錆は板金裏側まで抜けている様で・・

えっと・・実は単純な雨漏れでは無く根本的な対処が必要な様子。

 

こちら片流れの屋根で棟はパラペットで止まっています。

 

実は室内からの漏れ気が屋根面に当たり結露を誘い、その湿気が抜ける事無いので屋根板金を下から腐食させている様です。

お客様はトップライトからの漏水を心配して見えましたが、問題は雨漏れでは無く通気にあります。



 

対処方法としては天井面の気密を行った上で断熱性能を上げてあげる事が最初の一歩なのですが、それやると室内側の工事も加算されるので、そこ目を瞑ってもまずは軒先からの通気を確保し、更に棟(この場合はパラペット上部)にて確実に排気出来る様「通気」の道を確立してあげないと、いくら見た目だけ屋根直してもまた同じ状況になります。


 


これ普通の感覚では見つけられないかと思いますが、間違いなく原因が通気不足です。

 

断熱気密と通気、相反する事の様ですが実は同じくらい神経を使う必要があります。

特に屋根面はデリケートですよ。

 

断熱だけやっても気密が無ければ効きません。断熱気密があっても通気が無ければ長持ちしません。

 

「この工法だから強いんです」「この断熱材は万能です」

そんな都市伝説 存在しませんからね^^

 

さてしかし・・結構な工事になりそうで困ったなぅ(汗




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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。
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