窓は何のために設ける?
・昼間の光
・景色を切り取る
・通風
・外部との繋がり
・日射熱の取得
・目線の広がり
はい。全部正解(笑
ただ、窓が熱損失の塊だって事
こちらお読みの方はご存知かと。
それでも豊かな外部(お庭や遠くの山や空)の恩恵は
その損失を天秤に掛けても有り余って大きい訳で。
窓の性能はもちろん
ひとつひとつの窓に役割と使命を持たせたいモノですw
例えばこちら 左が南側。右が北側のリビング。
南側は吹き抜け上からも日射熱を取得できる様 大きな窓ですが
北側にも低めに大きな開口を設けています。
これは一年を通して優しい光が溜まる北側の緑を切り取る為。
「熱損失≦外部の豊かさ」の構図です。
ちなみに冬至の頃 南からはこんな感じで日射が入って来ます。
逆に夏季は深い軒や装置で 日射を遮蔽する訳で。
こんな地味な操作で温熱環境は格段に変わって来ます。
その窓 何のためについていますか?
そんな問いひとつでもコストや住み心地に関わって来ますよ^^
まどは性能 そして目的で選びましょう。
西側に大きな窓?恩恵と弊害、天秤に掛けましょうね。
アディ押忍
確認までに置いておきますね。
住宅取得資金に関わる贈与税の非課税措置は延長されています。
非課税枠は昨年(令和5年)までだったのが、令和8年12月31日まで延長されました(クリック可)
要件はいくつかありますが
例えば 昨年末までに建築確認を受けた住宅、または令和6年6月30日までに建築された住宅は断熱等級4、または一次エネルギー消費量等級4以上で1000万円まで非課税。
今年建築確認を受けた住宅は、断熱等級5以上かつ一次エネルギー消費量等級6以上であればm1000万円まで非課税となります。
やはり国は明確に「断熱強化」に対して大きく舵を取り出しました。
そりゃそうです。医療費や燃料費を下げるには手っ取り早い訳で^^
贈与受ける予定がある方は要チェックですよ。
今週末の見学会会場 2階
https://www.housingeyes.com/variously/study2312/
総二階部は真ん中に柱一本建てただけ。
その他は階段と日射取得用の吹き抜けだけ。
田の字構造で 区画直下率100%
「だけ」と言いつつ奥に低い建具ありますがw
こんな空間は しばらくはテントでも建てておいたり
フリースペースとして使って頂き
例えば家族構成が変わったら
そこに併せてエキスパンションしていく。
そんな柔軟な暮らしを御提案。
ほぼ平屋のおうち見学会 明日スタートですよ^^
ほぼ平屋の可愛いおうちが出来ました^^
本格的に寒くなって来た今 お施主様のご厚意を頂き
お引渡し前のおうちを体感見学頂けます,,orz
12月16・17日 高山市内にて開催
気になる性能はこちら
■外皮平均熱貫流率 Ua値=0.23 (等級7)
■相当隙間面積 C値=0.1以下
■積雪1.2m軽減無しの耐震等級2・柱区画直下率100%
■パッシブデザイン そして お庭デザイン
■市販エアコン1台で全館空調
ほぼ平屋って何??? 詳しくは↓こちらに
https://www.housingeyes.com/variously/study2312/
性能と情緒性の共存、現場でご質問頂ければ幸いです^^
暮らしの本質は住宅性能のその先へ。
空気と暮らしをご体感ください。
おうち楽しも^^
注文住宅プランニングでの盲点
「つけなければよかった」設備一覧
https://x.gd/RlGsa 【くらしとお金の経済】
↑「この設備は必要なかった…」と後悔した方の
4つの体験談が上げられていました。
・浴室内テレビの設置で後悔
・大窓の設置で後悔
・床暖房の設置で後悔
・ベランダ設置で後悔
◆浴室内テレビの設置で後悔
ユニットバス純正のテレビは価格高い!に尽きます。
どうしても欲しければ 防水のテレビを別途買った方が良いす。
壊れても交換で済みますしね^^
◆大窓の設置で後悔
方角と性能によります。
太陽光と熱は正しく丁寧に使いましょう。
あと「明るさ」を求めての大窓設置なら
逆に「暗め」な所を作る事も必要。
雪が積もった晴れた日は 室内暗く感じるでしょ。
明るすぎて瞳孔が開くからです。
◆床暖房の設置で後悔
個人的に床暖房は 床が暖かすぎて(暑すぎて)
好きではありません。
あと躯体に埋設してしまうと
トラブルに対処出来ない可能性もあります。
(まぁフローリング剥ぐってでも対応しますが・笑)
弊社で行っている「床下暖房」の方が
室内環境やコスト・メンテナンス性も良いと考えます。
床暖房の前に まずは床下の断熱が優先ですね。
◆ベランダ設置で後悔
これは洗濯物干し目的かと思いますが
弊社ここ数年 ベランダ等設けた事無いですねぃ。
設けても メンテナンス重視で
屋根付きの木製デッキとしています。
洗濯物に関しては 一年を通して室内干しの方が
花粉や黄砂・排ガスの心配も無くおススメです。
冬季は特に 加湿変わりにもなってくれますしね。
そんなこんなの「つけなければ良かった」シリーズ。
こんなんどう?なんて疑問あったら聞いて下さい。
ソコソコ引き出しありますよ(笑
アディ押忍。
敷地を見て建物配置を考える時
まず最初に考えるのは周辺環境からの
「日射」と「視線の抜け」「風」なんだけど
それらを構成していく中で欠かせないのが
「車を何処に置くか」や「樹の影を何処に作るか」
田舎だとまだまだ車の存在は大きいですからね。
って訳で 車~樹~建物~庭を
ゾーニングしたプランの最終的なラフがこちら。
二方向道路なんだけど 北側に玄関を配し
玄関近くに2台分の駐車スペース。
南側は木塀で囲ったプライベートなお庭を。
建物見える様に控えてますが
お庭計画では もう少し家に近い所に樹を植えます。
で 玄関側が ↓ こちら。
やはり「カーポート」が欲しいとの事で
これで最初のラフに入れた 車の上に会った3連高窓の意味わかったでしょ。
そうです。カーポートの影にならない様に高窓配してたんですね。
玄関横の縦長の窓も カーポート建てれば西日除けにもなるし。
そう思うと 2階の袖壁の意味も見えるでしょ。
そそ いつもの西日嫌いで(西日除け)ww
で 完成するとこんな感じ。
おー プラン図みたい(をぃ
カーポートが 窓に干渉して無いのは予定通り。うんうん。
ちなみに 横線の外壁は「樹脂サイディング」です。
で ついでなので この西日除け格子が設いた屋根上デッキのご紹介^^
西側だけど抜けが良かったので「月見台」を。
格子開ければ 冬季は大切な西日取得も出来ますしね。
ドレーキップ窓なので 室内から格子戸操作が出来ます。
そんなこんなで
ひとつとして同じ敷地はありません。
正しい住宅性能と正しい読み込み。
車の配置も重要ですよってお話でした。
アディ押忍。
長期優良住宅を建てると
10年ごとに300~400万円の点検費用らしいすwww
この事例は極端すぎて呆れるけど
○○年保証!とか言う安心住宅セールスコピー・・
築10年で10年保証延長に200万円。
築20年で10年保証延長追加に400万円。
~なんて嘘のような本当の話は存在します(飛騨で)
もう少し顧客に寄り添った営業出来ないモノかと。
御契約に「おめでとう会」
地鎮祭に「感動の地鎮祭」
棟上げに・・・完成に・・引き渡しに・・
・・・そんなマニュアルセットが売ってあるんすよ。
何のために?
イベントに高揚して舞い上がってる時に
知り合い紹介してもらう為の有難いHow-Toですけど何か。
あ いぇ うがった見方しか出来ない人間でスイマセンw
黒い窓設けた真っ黒な四角い家
モダン?シンプル?な家が建ってたんだけど
ヒトコト 暑そうだなと。
事実 夏の暑さには「断熱」より「日射遮蔽」の方が効きます。
南面は長い軒で窓に陽影を作り
東や西は 出来るだけ窓を小さくしたり
スクリーンや格子・ヨシズなんかで影を作る。
年間を通じて「快適」に「低コストな冷暖房費」の恩恵を受けるには
正しい「断熱」と「太陽の日射を操作する」設計手法が欠かせません。
最近ではイマサラ感あって使わないですが
それが「パッシブデザイン」と言うカテゴリーになります。
「デザイン」と「快適」は両立すべき事柄なんですね。
「窓と建物デザイン」意識するだけで
目に入る建物の性能が分かるかもしれませんよ^^
アディ押忍。
エアコン冷房の勘違い
あの(笑)ダイキンが ↓ ここまで言い切ってますw
勘違い①「風量は弱にした方がいい」
勘違い②「室外機をカバーで覆う」
勘違い③「こまめに電源を切る」
勘違い④「風向きを下にして、人のいる場所を集中して冷やす」
https://onl.bz/gr52R9u YahooNEWS
もちろん普通に考えて
障子で囲まれた空間と適切な断熱空間
どちらがエアコンの効きが良いでしょう?
なんて話になりますがw
アイズの家だと40坪くらいまでの家なら
6帖用のエアコン1台で十分全館冷やせます。
やはり「高断熱」と「パッシブデザイン」は
夏にも大切な自己防衛と成りえるって事ですね。
お庭出て 多少暑くっても(いぁ多少ぢゃ無いな・・)
室内に避難すれば すぐ快適になるって環境あれば
お庭遊びも幅が広がるってもんです。
健康に快適に経済的に暮らしましょ^^
【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。