外壁に【杉板無塗装】をお勧めする事も多いのですが
えー?汚くならないですかー?って感じが大方の感想(笑
そりゃそっすよねw
でも 飛騨の古民家なんかで「50年以上放りっぱ」なのに現役の外壁を普通に目にしますが 大体無塗装でノーメンテだったりします。そんなん窯業サイディングぢゃ逆立ちしたって無理ですw
身近だと 神社仏閣に経年を見る事が出来ます。
で みなさま一度は行った事あるのでは?と言う訳で
今回のケーススタディはお伊勢さん^^
先日TVでやってた岸田首相の伊勢神宮参拝NEWS
TVキャプチャなので色薄いですが 社殿は今だとこんな感じ。
いー感じに落ち着いています。
直近の式年遷宮はいつだっけ?と思えば 平成25年(2013年)なので9年前。
9年前はこんな色だったんすね。まぶしいw
豊受⼤神宮(外宮)がこちら
↓ これ撮ったの2018年なので 式年遷宮から5年後がこんな感じ。
時を経て最近
落ち着いてきましたね。
塀なんて屋根も無いのに あと11年こんな感じでしょう。
実際 建て替えしなくても屋根さえあれば 30~40年は朽ちる事は無いでしょうけど 20年ごとの建て替えには別の意味もありますしね。
こちらが分かりやすい新旧
どうですか 無塗装で経年愉しむのも悪くないでしょ^^
関係無いけど・・
伊勢うどんに生卵トッピングはマストですな(^^
アディ押忍
ウッドデッキの新調
ウッドデッキには屋根必須だと思ってます。
経年のメンテかなり違って来ますからね。
って訳で屋根は新設。
塗装はクライアント様のDIY
木組み部分は弊社大工にて先塗りしてますけどね^^
頑張って塗っちゃってください^^
本日も直化率のお話。
中古住宅を見に行く時は実務者と行きましょう
とは何度もお伝えしていますが^^
今回のケーススタディはこちら。
なかなか昭和感が強いですが(笑
陽当たりも悪く無くちょこっと治せば それなりに良い家になりそうです。
が
構造的に難あり
一階に二階を乗せてみました(赤線が外周)
意図的とも言える程 謎に直下率が悪いですね。
2階柱に丸印つけてみましたが
主要柱なのに この丸印下に柱がありません(涙
これね 耐震だけでなくコスト的にも悪手。
【ブログ:目で見る直化率とコスト】
https://housingeyes.bijual.com/Date/20210907/
なので余程 土地が気に入った等々のメリットが無ければ
この物件は避けた方が無難です。
もちろんこの物件を耐震化する事は可能です。
ただ間取り変更に合わせ コストもそれなりに掛かります。
そんなこんなで 平面図に見る直化率のお話でした。
アディ押忍。
中古住宅を買う場合は 必ず建築実務者と見に行きましょう。
床下と天井裏を見れば 大体の耐久性や補修費用が分かります。
あと それでも買って良い住宅と止めた方が良い住宅があります。
後で変えにくい部分~スケルトン(骨組み)は重要です。
たとえばこんな 車庫付きで門まである立派なおうち
立地見て販売金額的にも すぐ売れるかと思います
※中国地方の全く利害関係のない物件です。
お部屋数も十分でしょう。
ちょっとリフォームすれば良さそうにみえます。
ただですね
一階に二階を乗せてみますと・・・(赤線が二階線)
直下率が悪すぎます。
外周部で言えば↓6本しか階下の柱が合っていません。
重い瓦屋根な上にバランスも宜しくない(汗
なんなら南側の壁 ほぼ直下に壁も柱も無し
これ買っちゃうと 正しい耐震力を持たせるのに
大規模な補強が必要になります。
こんな計画してある建物ですから 他にも問題はありそうです。
平面だけでも見える世界があります。
断熱とか以前の問題ですね。
ただね・・令和3年 未だこんな新築が多い事も確か。
壁や柱の「直下率」意識してみましょう。
アディ押忍
オープンパントリー
視線と収納と動線
皆様ご存知 ワタクシ「西側に窓無し」派なのですが(笑
やはり景色が抜けていたり環境が操作できる時には
西側だって積極的に開口を設けたりします
こちら西窓ですが 見える景色が遠くまで抜けていまして
なので毎日降りてくる階段の先に大き目の開口を。
もちろん遮蔽トリプルガラスに併せ 外部での日射遮蔽はセットですが
やはりプランは柔軟に 景色や空を室内に取り込みたいモノです。
雪を愛でる南窓
クライアント様から頂いたの今頃だけど^^
新築を俯瞰した時、ベースの思考としては
後から変えられないモノ(変えるのにお金が掛かるモノ)は
出来るだけ堅牢に、耐久性のあるモノで考えましょうとお伝えしている。
もちろんそこにコストは切り離せないから
後で変えられるモノはコストを落とすと言う作業も必要。
変えられない大切なモノとは 基礎や躯体、断熱やデザインなど
変える事が出来るモノとは キッチン等衛生品やクロス等の仕上げ。
スケルトン(構造駆体)&インフィル(内装)分離と言う考え方である。
もちろんキッチンやユニットバスなどは耐久資材とは言えず
短いと15年程度で更新する事も多いので そこに異論は無いだろう。
そこに もうひとつ。
「後で変える事が出来る事を増やす」と言うの思考も大切かと。
例えば子供部屋、間仕切りの壁、ドア等々
生れても居ない子供の為に 6帖と収納を持った個室を作り
そこにドアも設ける・・それって10年後でも良いのでは。
例えばお子様が中学に上がり どうしても個室が欲しい!となったら
進学祝いに間仕切るのも良いし DIYで作るのも楽しいかもしれない。
実際 10年後は大体想定出来るけど
15年後とか以降は何があるかも分からない。
住んでみて欲しければ作る~なんて
エキスパンション効いた考え方で良いのではないだろうか。
「あとから変えられる所を増やす」
家づくりの視野は広げるのに越したことは無い。
アディ押忍。
太陽の恩恵を受けつつ
土地の余白を愉しむ
弊社の基礎が地中梁を多用するのは
床下暖房の通気経路確保の為。
ただね
結構な鉄筋量なんですよ(笑
ただ・・こんな芸術的に美しい鉄筋も
コンクリート打つと 見えなくなってしまいます。
つか ベーススラブ打つまでに結構なコンクリート量(笑
隠れてしまう「見えない安心」です。
お ねだん以上 アイズw
【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。