美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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建物の高断熱化で 確かに「不」の多くは解決できる

 

 

 出:HEAT20

 

ただ、この防火性能だけは注意が必要。

 

耐火性能あります!的な硬質断熱材には、火災時は逆に燃料になったり、生死にかかわる危険な燃焼ガスを発生する素材があります。

 

使用するマテリアルの選定条件は多岐に渡りますよ。

 

アディ押忍






ハウジングアイズでは長寿命・低維持費を視野に「木の外壁」もラインアップとしておススメしています。

 

でも、経年劣化するんでしょ?

 

経年劣化って時と共に悪くなって行く事ですよね。

 

最近「経年美化」って言葉を知りましたが、まさにソレかなって。

 

例えばこちら、杉板にキシラデコールと言う防腐塗料を2回塗りして仕上げました。

 

 

 

グレーの部分が「ブルーグレイ」

焦げ茶の部分が「ウォルナット」です。

 

西側なので日射遮蔽のスクリーンが下りています。

 

その後 6年経過したのがコチラ(クリック可)

 

 

 

グレーの部分が 風雨に晒されて薄くなってきています。

 

微妙に木肌が透けてきた感じでしょうか。

 

ちなみに木材は 何もしなくても紫外線と雨でグレー色に変色していきます。

 

放っといてもグレー色になるので(方位によって違いあり)最初からグレー塗っておくのも手なんすね(笑

その他にも「無塗装」で仕上げたり「木材保護剤のみ」で仕上げたりと色々と経年を愉しむ手法が選べます。

で、

 

これ窯業サイディングだと 10年内外で再塗装しないと透水してボロボロになりますが、木材なら放りっぱなしでOK

もちろん磨いたり再塗装すれば、また新しい外観が生れます。

 

色々と選択肢が増える訳です。

 

また、もし腐食しても木ですので廃盤はありません(笑

その部分だけ交換すれば良いのです。

 

そんなこんなの「木の外壁」

 

雰囲気だけでなく、実はコスト的にも選ぶ利点があるのです。

 

画像は、オリジナルで押し縁仕上げをラップしていますが張り方も色々ありますしね。

 

「木の外壁」 

 

良い感じでしょ^^



外壁の「あいじゃくり加工の杉板」 無塗装からの7年程度の経過

 

 

 

いー感じのシルバーグレイ

↓雨・風・光が当たらない所は殆ど変化無し。

 

 

 

無塗装からの経年を愉しむのもこれまた一興。

 

窯業サイディングぢゃ無理な愉しみね。




ひさしぶりに引っ張り出したキャンプギア。

   

 

広げるなり足が破損・・しかも3箇所(汗

 

袋入れて室内保管なので紫外線にも当たって無いのに

・・そか 加水分解か。

 

 

 

フレーム3本を固定するパーツなので代用品も無く廃棄しか無いと。

 

こーゆーの思うんだけど

大切な部分は特に耐久性を併せるべきだなと。

 

例えば良く目にする築浅の中古住宅。

 

見た目新しいんだけど断熱性能マズそうだなぁ

耐震どーかなぁー

満足させるためには結構お金がかかるなぁ

 

結局治すなら 古くて安い中古住宅購入の方がコスパ高い。

 

そうです。

 

住宅における重要なパーツとは断熱性能とか耐震性能。

後で直すのにお金が掛かる部分を指します。

 

その部分がちゃんとしていれば あとは手直しでOK

 

今回の椅子で言えば 例えば布地が敗れたなら縫うとかの補修が可能なのに 一番大切なパーツが手に入らない(もしくはコスト的に高い)ので廃棄一択的な。

 

住宅に話を戻すと・・

最初に「何にお金を掛けるべきか」を正しく吟味すべきかと思うのです。

 

そこって 大きい食洗器!とかカッコイイ外壁!では無い事、なんとなく分かりますよね^^

 

キャンプ椅子くらいなら買い直せば良いですが 住宅だとそう簡単にはいきません。

優先順位の付け方、御案内しますよ^^

 

アディ押忍。




天井が高いと部屋が広く見えるとか、天井の高い家で育つと子供が賢くなるとか・・都市伝説みたいな話を聞いた事あるかと思います(笑

 

それ何も根拠ありません。

天井高い方が良ければ空見てた方が余程高い(屁理屈)

 

ちなみに人間の視野角って縦120度・横200度だと言われます。

 

 

 ※画像はクレジット先よりお借りしています



なので真上を高くしても、見上げない限りは高さなんて感じないのです。

 

玄関入って土間部分だけ吹き抜けになった家とか見た事あると思います。

実際1.8m位の奥行を吹き抜けにしても、吹き抜けてる事すら気付かないかとw

 

なので高さを意識したければ、何処か決まった位置を意識して(ほとんどがリビングのソファかと思いますが)そこに座って上下を開ける様に設計する事が必要。

 

 

 

もっと言うと、座った時でも上下より左右の方が視野角広いので、横方向に視線が走る様にした方が広く感じます。

 

 

 

それは室内だけでは無く、窓の外にも視線を広げ、自分の見たい景色を窓の外に創ってあげる事も上級テクニック。

 

外部とも丁寧に視線を繋げる事が出来れば、床面積以上の広さを感じる事が出来ます。

 

リビングは「何畳必要か」の前に「どう暮らしたいか」を意識した方が正解に近づけるかと思いますよ。

 

窓辺が快適な家は広く使えます。

 

窓辺の外が抜けている家は広く感じます。

 

「寒いから閉めて」が無い家。住宅性能はもちろんですが、その性能を生かす空間デザイン力は必須だと言えるでしょう。

 

アディ押忍。





北側の窓について

https://housingeyes.bijual.com/Date/20210121/

 

北側の開口については何度も触れていますが、こちらにとっては北側ですが、北側に建っている家にとっては、こちらが南側。

当然、開口もこちらに向かって開いているハズです。

なので不用意に窓を設置すると、意図せず隣家の方と目が合ったりして・・ちょっとねと(笑

 

例えばこちらのキッチン

 

 

 

対面カウンター下にもタップリ収納を持ったコの字型キッチン(オリジナルキッチンすよ

 

奥の天井が抜けている事分かりますか。

チェーンで開口出来る窓が設いています(トリプルガラスね)

 

 

 

空調の要らない時期なんかはこちら開けて頂くと、上昇気流で風が作れます。

 

こんな感じ。

 

 

 

普段は優しい光がこぼれ、裏の家の方も「覗かれてる感」は無いかと思います。

 

 

 

アディ押忍




地震に強い家が欲しいからと、冷たいコンクリートの箱には暮らしたくない。

断熱・気密の高い家に住みたいからと、宇宙船を選ぶ事は無い。

 

住宅性能は大切だけど、性能は目的では無く手段。

 

暮らしと言う物語や、流れる時間の共有が大切であり目的。

 

ただ、こんな事を性能を伴わない造り手が言うと単なる逃げ。

 

アイズ自社基準としては

積雪量1.2m以下は耐震等級3とし、積雪1.4m以上は耐震等級2以上。

断熱はUa0.3以下がネットスタンダード。

 


豊かな暮らしのベースには、正しい設計と住宅性能が必要です。


性能はイメージでは無く、根拠ある数字と施工精度で選びましょう。




オーニング窓が割れました(涙

って訳で 今年一発目の米国HURD社オーニング窓の交換です。

 

オーニング窓の交換はこちら

http://eyescode.bijual.com/Date/20180915/

 

取り外してきた旧窓と これから設ける新窓

   

 

旧窓は割れてますのでプチプチはってあります。

お待たせいたしました,,orz

 

木製窓障子は新品ですが 金物類は旧窓より移設します

 

 

 

可動部の金物も移植。

 

 

 

ちなみにこちら 外部のアルミクラッドは「ブラウン」ですが、20年以上経つとこれ位違ってきます。

 

 

 

あ、アルミクラッドのクスミが気になる場合は研磨剤の入っていないカーワックスを塗る事で蘇りますよ。

 

そして設置完了(はやっw)

 

 

 

ただこちら、ロフトの窓だったので普通に3階建ての高さで・・

怖かったす(高所恐怖症)

 

ちなみに現在 Hurd社はその名を消し、Sierra Pacific社となっていますが、施工から20年以上経った今でも同じ規格とサイズで交換が可能です。ホントこの辺は日本のメーカーも見習って欲しいモノです。

 

アディ押忍。



うちの打ち合わせ室から見える本日の景色。

 

 

 

こちら北西なので、温熱環境的には開口作りたくないのですが、これだけ抜けてるとやっぱ開口欲しいですよね。

 

ただ西日がキツイので、春~秋は日射遮蔽として「グリーンウォール」や「すだれ」「シェード」なんかで西日をカットしています。

 

 

 

本日は そんな北側の窓について。

 

北側の窓って夏は西日が回ってきたり、冬は熱が逃げるだけの厄介な存在になりがちですが、北側から見える景色は全て「南向き」だったり、直接太陽が当たらない優しい光が溜まっています。

 

特に北側の景色が抜けてたりする場合は、窓の性能上げて積極的にでも景色を取り込みたいモノです。

 

ただ住宅地だと、裏のおうちの南向き窓があったりと視線についても考慮が必要ですね。

 

そんな時は開口の位置を熟慮し「見たい場所に見たい景色を作る」と言うのも手です。

例えばダイニングに座って、目線より下に開口を作ってそこに緑を植えるとか、天井付近に開口を作って青空を切り取るなんてのは上級テクニック^^

 

 

 

裏のおうちと視線が合わない様よく使う手法なのですが、近隣双方Win-Winかなって。

 

一番上の画像も、見る位置さえ固定出来れば、こんな感じにトリミングする事だって出来ます。

 

 

 

温熱環境と開放感は真逆に位置する事も多いですが、上手く融合する事で、暮らしに彩りが生れます。

住宅って同じ性能値でも、デザインで暮らしの自由度は大きく異なると考えます。

 

家は性能+物語。愉しく暮らしましょ^^



窓周りのメンテナンス

 

 

 

窓周りにアクセントとして入れたホワイトモール。

築二十数年・・こちら国産窯業サイディングで回していたので、経年でボロボロに(涙

 

 

 

下地造って再塗装でも良いのですが、それではまた同じことになります。

 

なので板金(ガリバリウム鋼鈑)で巻きます。

ちゃんと水が切れる様に、ブリックの下地まで入れ込みます。

 

 

 

もちろん下部も丁寧に水を切ります。

 

 

 

はい。完成。

 

 

 

これで長期間安心して頂けます。

 

ワタシ二十代の頃 線引かせて頂いたおうちですが・・やはり窯業サイディングは使うべきでは無かったと反省しています,,orz





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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。
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