無垢のフローリング
素足に優しくて長持ち 見た目も素敵だし良い事づくしなのですが
一点だけデメリットを上げると「虫が付く」事があったりします。
一番多いのは「ヒラタキクイムシ」
この虫は乾燥している木材を好んで食べます。
ただ キホンでんぷんが豊富な新しい木材を好みますので
築後3~4年で発生しなくなりますので御安心を。
被害にあいやすい材種は カバやサクラなどの辺材が多く使われている
木材と言われますが「ほかの樹種に比べて多少多い程度」程度。
家具や建材の表面に円形の小さな穴(1~2mm)があり その周囲に白い
木粉が落ちていたらキクイムシによるものと判断できます。
こちらがその画像
弊社クライアントさんの床ですが こんな感じに木粉がチョコンと。
成虫は体長2~5mmで春~夏にかけて円形の穴をあけて出て来ると言われますが
上の画像は真冬・・床下暖房なので春だと思ったのでしょう。
通常はフローリングの加工工程で人工乾燥をする過程でその熱により
幼虫や卵は死滅しますが 実際にヒラタキクイムシの被害は
他の建材から出てきたのか、なかなか特定できないのが実情でして(汗
対処法としては穴の中に市販のキクイムシ防除用殺虫剤を噴射します。
穴の周辺に直径数ミリの穴を数か所あけ その穴の中にも
殺虫剤を噴射するのは効果的ですが わざわざ穴開けるのもねぇ・・と。
なのでヒラタキクイムシの兆候を見かけたら
1.殺虫剤を穴の奥に噴射する。
2.この処置をして2~3年 様子を見る。
↑が対処法です。
分からない場合や心配な時は弊社までお気軽にお問い合わせ下さい^^
キクイムシはシロアリと違って 木材の寿命を縮める様な被害はありませんが
やっぱ気持ち良くないですよね。
それでも有り余る無垢フローリングの良さ。
やっぱ無垢の方が好きだなぁ^^
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