建物デザインの基本は、まず正しいシンメトリー。
古代ギリシャの時代から 北米のスタイル遍歴
日本の神社仏閣を見ても異論は無いと思う。
その基本押えないで デザイン崩すから変な住宅になって
情緒的寿命が短くなるのだと思う。
基本を押さえるのはどの世界でも同じで
服飾だって飲食だって まず正しい基本があり
そこから派生していくのかと。
で
例えば 一見シンメトリーとは無縁に見える こちらK様邸。
単純にキレイでしょ(クリック可)
でもね こちら「ポイントシンメトリー」とでも言いましょうか
一面を構成する壁の中では シンメトリーに窓を配置してあります。
↓黄色線が ポイントになる一面で
その中にはシンメトリーに窓が配置してあります。
そう 基本であるシンメトリーを組み合わせてあるから
なんか変?ってイメージが無いのだと思います。
もちろんデザインには 高ささや奥行・素材等々
様々な要因がありますが この「シンメトリー」ってポイント
意識して建物眺めてみると気付く事も多いかと思いますよ。
建物デザインは耐久性の一環でもあります。
いつも言う事ですが・・
エコな住宅とは美しい事が絶対条件。
美しく無ければ永く愛してもらえないから。
アディ押忍
保育施設が突然の閉鎖、保護者「明日からどうしたら」
https://www.asahi.com/articles/ASPD17KL9PD1UJHB00V.html
認可外保育施設が突然閉鎖」されたと言うニュース。
未就学児だけで30~40人が在籍していたとの事で
当事者にすると大変な話。
でも気になったのが この建物。
シンメトリーなジョージアンスタイル。
なんだけど、何かバランスが悪いなと。
いわゆる木造のアメリカ建築では無さそうだと画像探してみたら
あぁやっぱ国産アルミ玄関にアルミ窓ですねぃ。
更に外壁のみならず コラムポスト部分まで窯業サイディング。
内観見てたら あぁS造(鉄骨造)の証的な柱型がある。
(時計掛かってる部分ね)
なるほど、大規模な建設物だから どっか大きな設計事務所が
アメリカの写真でも見ながら なんとなくデザインしちゃったんだなと。
歴史を超えてきたデザインには不変のセオリーってモノがあります。
そこちゃんと押えないと単なるナンチャッテになっちゃう良い例かと。
ひと昔流行った「なんちゃってプロヴァンス風デザイン」なんて
フランス人に見せたら激怒されるレベルですがな(笑
アメリカ住宅に限らず デザインはまず本物を観る・知る事が基本です。
昨日の一言
https://housingeyes.bijual.com/Date/20210611/
空飛ぶ階段の1段目って丸い階段ですか?
って御質問頂きました。あざす^^
サーキュラー階段の1段目は↓の様な「スターティングステップ」を使うのが一般的です。そう、お馴染みの丸い階段です^^
↓こんな感じ(ちょっと暗いですが・汗)
こちらの手摺は渦巻状のボリュート納めとしています。
ちなみに手摺をターンアウトで納めると軽快になりますね。
あと昨日 匂わせで見えたシャンデリア、ランプの交換が出来る様、昇降式にしてあります。
ここまで降りてくるとランプの交換も楽ですね。
お施主様・・すっかり忘れてた様ですがww をぃw
優雅に曲げる
単なるデザインでは無く 日射対策&積雪対策でアール。
アディ押忍
モールディングを多用した洋式の【格天井】
木目を生かすステイン塗装クリア仕上げとしています。
似たデザインでもペイントで塗りつぶすと 一気にアメリカンテイスト。
格天井~掛けたコスト分以上のグレードアップに繋がりますね。
アディ押忍
【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。