現在、アメリカ・カリフォルニア州で建設される新築住宅には、太陽光発電の設置が義務化されています。
この義務化は、太陽光発電の設置の他、住宅の高断熱化(躯体・壁)や、高効率の省エネ設備機器も含んでいますので、どこかのFIT制度とは一線を引いていますね。
トランプが訳分からん持論を展開するアメリカですが、カリフォルニアはこの辺、以前より腰が軽い感じです。
日本も見習って・・あぁ今年義務化される予定だった大昔の断熱基準すら見送ったのでした・・まぁあんなゴミみたいな性能で「お国のお墨付き!」なんて啓蒙されるよりは良いですがw
皆様はしっかりと本質を見ましょうね^^
さてその記事に使われていたこの画像(クリック可)
コンドミニアムの建築中ですね(日本で言うアパート)
よく見ると階層によって 色が違うの気付きません?
こちらPlatform constructionで、日本で言うツーバイフォー建築なのですが、通常は現地にて床を作った上で、壁を作って立てお越ししていきます。
↑一層一層「床→壁→上階の床」と組んでいくので足場やクレーンを必要としません。
全て手作業にて、現地で作成+組み立てするので時間がかかると言う訳です。
弊社でツーバーフォーを建てる場合、システム化済なので1日で屋根まで上げてしまいますが、通常アメリカでは屋根まで数カ月なんて事もザラにありますよ。
その為に合板など防水能力に優れたグレードが発達した訳です。
そんな事思いつつ最初の画像を見返してみると
3階まで組むのに3ヶ月以上かかってますね。一階の壁合板はかなり変色しています(笑
ただし!アメリカでは保険に対するインスペクションが確立していますので、これが欠陥住宅に繋がる事は有り得ません。
その辺はまたの機会にでも^^
アメリカの木造建築風景でした。
※アメリカの建築の9割はこのPlatform construction(ツーバイフォー)で、ちなみに断熱材の9割はミネラルウール(グラスウール等)です。変なナンチャッテに騙されないで下さいませ(笑
【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。