美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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日本では雨水は雨樋から排水管を通して直接側溝に流しますが、欧米では地面にそのまま流す事が一般的。

 

どちらが良いとは言いませんが、地面に浸透させる事で地下水等の水源になったり「土中環境」の保全にも役立つかと思います。

 

なんて事を思い出させてくれた画像を見つけました。

 

 

 

上段が傾斜地における雨水管理の設計での不適切な例として、舗装を多用し自然の吸収力を無視したケースです。

下段が自然の力を利用した「グリーンインフラ」を取り入れたケース。

 

舗装(PAVING)として地面をコンクリートなどで完全に覆ってしまうと、雨水が土に浸透できなくなり植物の枯渇を産みます。

街中の街路樹が突然倒れるなんてNEWSを良く目にするようになりましたが、大半はこれが原因かと思います。

 

対して、浸透層(ABSORPTIVE SLOVALE)と言われる植栽溝を作る事で、水を一時的に貯めてゆっくり浸透させる事により、洪水リスクも減らせます。

 

すべてをコンクリートで固めるのではなく、透水性の高い素材や植物を活用することで、災害に強い住環境を作れると言う良い例かと。

 

お庭、全部固めるのは雑草対策として楽かもしれませんが、少し「浸透グリーンインフラ」なんて視点も考えてみませんか。


アディ押忍




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