一年の中で日本人の死亡が最も多いのが1月です。
2022年に国内で死亡した日本人は156万人余り、高齢化が進むこの国では2040年には170万人に達する見込みとされます。
死因別には「がん」がトップで38万6千人と全体の24%を占め、ついで「心疾患」が14%・「老衰」が11%と続いています。
ここまでお読みいただき「ははーん、1月に死者が多い原因はヒートショックだな」と思われた方、半分正解で半分間違い(謎
ヒートショックと言う温度差よりも、常時の「低体温」が正常な体の機能を阻害します。
最近は夏季の熱中症が騒がれる様になりましたが、実は「低温」の方が体へのインパクトは大きいのです。
医学雑誌ランセットに掲載された論文によると、日本を含む13カ国を対象に気温が死亡数に与える影響分析から、不適切な気温管理が死亡原因の8%を占めている事が分かりました。
そして日本では「低温」が死因原因の9.8%に対し、熱中症など高温による死亡は0.3%に過ぎません。
低温の影響は高温の30倍以上になるのです。
実はこわい!家の中の「低体温症」【NHK】
https://www3.nhk.or.jp/news/special/suigai/articles/19271/
WHOでは室温18℃以上を推奨しています。
ちなみに 上記NHKの動画によると
岐阜のリビング平均気温は15.2度とか。
こう見ると やはり北海道の室内は暮らしやすそうです。
暮らしやすいと言うより、命のリスクが小さいと言う事でしょうか。
日本人の死因の約一割が「低い室内温度」です。
ちなみに国土の大部分が冷帯であるスウェーデンでは、低温起因の死因は3.6%との事。
違いは建物の断熱基準だとすぐ分かりますね。
暖かくしたければ暖房入れれば良いだけですが、燃料代の高騰もあり中々・・
だったら逃げていく熱を減らす事が得策。
新築なら簡単ですが、既築住宅には断熱改修と言う手があります。
まずは何処から熱が逃げるのか?コスパ高い改修は何処か?10件あれば10件なりの手法が生れます。
まずは暖かい家に安く住まえる様、ポエムでは無い対策が必要でしょう。
もう30年とか断熱!断熱!言ってますのでw お気軽にお問合せ下さい^^
「冷えは万病の元」
昔の人の経験則なのでしょうね。
【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。