私は耐震や断熱を優先して 外部側に筋交いは使わず面材で耐力をとりますが ちょっと気になった棟上げ現場があったので 小さな画像を(笑
筋交いが上下階同じ位置に入っていて宜しい。
・・のですが 方向が宜しくない。
「出隅(角)には耐力を集中させない」と言うのがセオリーなのですが これだと角の柱に負担が行き過ぎる。
出隅はキホン的に力が加わる部分。
例えば左方向に力が加わった場合 屋根と2階の重量は建物角の柱に集中します。
そしてその柱に1階の重量も加わる事になり 逆に青丸部分(角)には加わった部分の分「引き抜き」の力が掛かります。
計算根拠が分かりませんが この平面で耐震等級2以上を狙おうと思えば この引き抜き力に対応する金物は存在しないかと。
そう 基礎にも地盤にも過大なる負担が掛かる訳です。
なのでこの場合の2階は こんな感じに2階の筋交いを内側に向けて設置するとか1階も同じ方向にする等 少しでも出隅への負担を減らしてあげる事が正解かと。
セオリー+バランスです。
この辺 面材だともっと負担は減らせるんですけどね。
「筋交いが入っていれば良い」訳ではないんです^^
ちょっと気になる筋交いのお話でした。
8年とか前のブログですが サイアク通し柱が折れる事も(汗
https://eyescode.bijual.com/Date/20170205/
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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。
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