小堀遠州は戦国時代から江戸時代の武将で
伏見奉行を務めると共に
作事奉行・大名茶人として活躍した人物。
大政奉還の場所として有名な二条城や
現在は皇居となっている江戸城など
小堀遠州の作と言われる建築やお庭は時を超え今も現存している。
遠州は近江一万石の大名ながら
遠州流の茶人としても有名な人物なのに
どうやって建物や庭を作ったのか
なぜ名を残すことが出来たのか
それは至って簡単なお話。
遠州は棟梁の持ってきた絵図面を見て
気に入らなければ 首を横に振るだけで良い訳で
それを受けて 棟梁が絵図面を書き直してくる。
そう 何枚でも。
いわゆる過度な「忖度」によって その都度
遠州の思いも具体化され 設計図が出来上がって来るのである。
つまり図面(設計)を書くのは棟梁だけれど
設計を行ったのは遠州と言う事になる。
ただ これには条件があり幕命の際
1. 建築費に関して文句は言わない
2. 工期は問わない
3. 注文は付けない
~と言う3つの条件を呑んだとの事。
今時 この3つを呑む施主は居ないだろうけど(笑
自由設計とは これくらい手間とエゴが絡むものなのだろう。
なんて事を写真整理してたら出てきた 二条城を見ながら思ってみた。
そう言えば以前アメリカでお世話になった設計事務所のボスは
年に3棟くらい住宅請けといて 冬季の3ヶ月くらいは
カリブ海にバカンス行ってたなぁ・・そゆ事よねw
アディ押忍
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アイコン、くっ てしてますがw
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