美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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外周/柱直下率100%の図

 

 

 

ここでも良く取り上げますが 柱直下率とは上階の柱下に下階の柱が存在している比率の事。

まったく壁がズレているなんてのは問題外ですが、最低でも50%以上は必要でしょう。

 

 

 

その直下率。

直下率が高いと耐震的に有利になりますが 実はコスパも良くなるのです。

 

赤線で入れた「梁」は上階の重さを支えますが

 

 

 

それに比べて黄色矢印の「桁」サイズが小さいでしょう^^


最初の画像に丸入れましたが、↓ 青丸で囲った横架材が「桁」

緑丸は下屋の差し掛け屋根の桁なので、関係無いですよ^^





そうです。梁が受けた重量+上階の柱に掛かる鉛直荷重もダイレクトに階下の柱が支えるので、柱上の「桁」サイズが小さく出来るのです。

 

これ外周だけの話では無く、内部の壁や柱にも同じことが言えます。

 

同じ面積なら、同じ強さなら、同じ空間なら、安く安全な方が良いですよね。

 

丁寧な構造検討は耐震だけでなく「コスト」にも効いてくるのです。

 

って訳で、ここも試験出すぞー。

 

ちゃんと復習しとけよー(笑





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