俳優の中山美穂さんが亡くなって数日。
ヒートショックと言うワードも市民権を得てきた様です。
調査発表も「入浴中の不慮の事故」との事で
事件性や薬物の可能性も無くなりました。
ただ ヒートショックと言うと 急激な温度変化による
血圧の乱変化をイメージしますが
報道によると彼女の自宅はビルの6階との事で
たぶんRC(鉄筋コンクリート造)なんでしょうけど
当時の気温見るとそこまでの温度変化は考えられず
今回の御不幸は「熱中症」による不慮の事故かと思います。
え?冬に熱中症?
疑問に思われる方も多いでしょうけど
実際 体温36・5度の人が全身浴した場合
お湯が41度だと30分で体温が39・5度に上がるらしく
体温が40度を超えて上がりすぎると
重症の熱中症で意識障害や死に至る危険もある訳で。
時期も冬季なので水分も取ってないだろうし
熱めの長湯は熱中症のリスクが増大します。
ではなぜ熱中症になるほど 熱いお湯に入り続けてしまうのだろう?
それは単純に室内温度が低いから。
室内温度が低いから 熱めのお湯に長湯して
身体を温めようとするのって 誰しもご経験あるのでは。
なので 出来れば脱衣室には暖房入れて
服を脱いだ後の冷えを出来るだけ小さくして頂きたいモノです。
アイズが断熱(数字)に拘るのは暖房無しでも
脱衣室の温度が18度以下にならない様にする為。
何も流行りで数字追ってる訳では無いのですw
そんなこんなで
熱めの長風呂は避けましょう。
倒れる事を考えれば 脱衣室の暖房費なんて安いものです。
もちろん既存建物でも断熱施工してあげれば
暖房費も浮くってモノで^^
もちろん泥酔しての入浴はもっての外ですが
お風呂の温度 ちょっと意識してみましょう。
そう言えば初めて冬を迎えた うちのオーナーさんから
「お風呂のお湯温度低くても不思議と快適で!」と驚きの声を頂いた事あります。
住環境と健康 深いつながりがありますよ。
【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。