屋根を構成するには大きく
「母屋式」と「登り梁式」の二種類があります。
「母屋式」が一般的で 横架材の上に垂木を乗せて屋根を構成します。
ちなみに ↑ 画像は桁上部に合板を張って水平構面として
その上に断熱層を作る手法「桁上断熱」の図。
それに対して「登り梁式」とは こんな感じで
通常水平に配する梁を屋根なりに上げていきます。
その上に厚物合板を張り 屋根構面とする事で
上画像のような大きな空間が可能になる訳です。
ちなみに床部分に梁がありますが これ必要無いす。
(別目的があるので また今度w)
そしてその上に垂木を並べて「二重屋根」にするのですが
↑この丸印が垂木の一部
上から見ると こんな感じのゲーブル垂木になります。
これ先に作っておいて棟上げ時に釣り上げて設置すると。
更に屋根構面上には透湿防水シートを張る事で
この並べた垂木の高さが そのまま通気層になり
排湿や万が一の排水(レインスクリーン)になると言う^^
理にかなった工法とも言えます。
仕上げると全く見えなくなる屋根の構成。
仕上がりから逆算して 色々手法はありますが
まずは「通気」「排湿」を丁寧に吟味する事が必要でしょう。
入る所を作ったら 出る所を作る。
これ 「気密」とは真逆に感じますが
気密層と通気層はセットで考えないとダメなんす。
どちらが欠けてもダメ。
屋根って年中過酷な条件で存在しています。
少しでも負担を減らして長持ちさせてあげましょう。
それが 住まう方の健康やお財布に直結します^^
断熱性能と恒久性能は同列に考えないとね。
アディ押忍。
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アイコン、くっ てしてますがw
【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。
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