美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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一部に大きな被害をもたらせた台風「さんさん」も

なんとか消滅した様ですね。

 

さて そんな水害。

 

水害が発生すると一面が泥に覆われます。

水が引くと労力をかけて泥を上げ元通りにするわけですが

実際 その作業は経済力の賜物だと思わざるを得ない訳で。

 

雨によって山から土砂が下流に運ばれて

河口に堆積していくのは自然の摂理です。

その河口のデルタ地帯に人類は都市を作ってきました。

 

どの文化もそう。

 

古代の遺跡がみな埋もれているのは

水害によって埋もれた町の上に新しい町を再建したからです。

 

現代では埋もれた上に再建することはせずに

元通りに浚って再建しています。

 

現在のやり方は現在の経済力あっての話。

 

米国然り 地下室と言う観念が発達したのは

温暖な自然現象だけでなく その経済力と言う

壮大なバックボーンがあったからでしょう。

 

ちなみに東南アジアの大都市では地下駐車を見る事は稀。

 

大きなビルでも2階~4階が駐車場と

地下を作るのがコスト高ということもありますが

車が水没することによる被害が大きいからです。

 

その発想は水害を克服するというより

水害と上手く付き合っていくという哲学を感じます。

 

そんな事を思いながら飛騨を見てみると

少なくなったとは言え 毎年雪は積もります。

そして氷点下二桁と言う低温も 絵空事ではありません。

 

災害と言うと「大雨」や「地震」を想像しますが

低温や積雪など 雪国では当たり前の自然現象も

車で1時間も走れば 天災並みの現象ともいえます(笑

 

ただ冬季における災害級の自然現象も

こと「家」に関しては確実に克服できています。

 

高断熱住宅なんて言葉は安っぽくなりましたが

まだまだレベル差が大きいのも確か。

 

克服できるリスクは克服する。

残してあげられる安心は残してあげる。

 

良い時代に生まれたと感謝すべきなのでしょう。

 


アディ押忍。

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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。
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