さてこちら間取り図集みたいな書籍に載ってた平面。
開放的で無駄の無い動線だそうで。
設計者の名前や電話番号も載ってるので、本当に建っている住宅かもしれませんが、宜しくないと言うかモッタイナイと言いますか。
たぶん、言いたい事は分かると思いますが(笑
いつもの様に1階に2階を乗せてみましょう。
赤線が2階ラインで緑丸部分が二次梁と言うか、なぜこんなに頑なに直下率を下げるのだろうと(笑
逆に言うと緑丸部分に柱入れるだけで、無駄な梁はかなり減ります。
どうすれば?ですが
単純に窓を移動するだけで柱入れられますね。
窓や開口を少し移動するだけで、新しい柱(赤四角)が入ります。
それでも緑部分の梁は通常より大きくなります。
が
柱を入れるだけで、横架材の材積は1割以上小さく出来ます。
これが経済的な考え方です。
立面が無いので不明ですが、窓を移動する事で外観が崩れる様なら、基本計画からやり直した方が良いかと。
そもそも少しチカラワザすぎるので、もう少し壁の直下率なんかも意識し再考した方が良いと思いますが^^
窓ひとつの移動でも見えない構造の価格は変わって来ると言う事です。
経済的な架構、ラフプラン時から始まってますよ。
同じ平面なら安いに越したことないですし、無理な架構は雨漏れの原因になったり耐震にも影を落とします。
この辺のモヤモヤは「外観・平面・空間・架構・断熱」を同時に考える事で防げるかと。
そんなこんなで【少しの意識でコストは変わる】と言うお話でした。
アディ押忍。
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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。
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