先日行われた「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース」
再エネに関しては相変わらずポエムが過ぎるけど「住宅の省エネ基準」について東京大学大学院 前准教授の発表は凄く腑に落ちた。
住み手にとって分かりやすいのが ↓ この一枚(クリック可)
簡単に見ると上の横軸が基準で、現在日本の最高等級が「等級4」
そこを基準とした場合(居室での個別空調を行い最低室温を8℃)
横軸G2レベルだと24時間全館空調入れても同じエネルギー消費。
最低室温13℃にしても暖房エネルギーは50%ダウン。
逆に言うと このレベルに達しない性能だと吹き抜けはもちろん、全館空調なんて増エネになるだけでとてもとても・・と言う事です。
で、このG2レベルが外皮平均熱貫流率(UA値)で言うと
高山市近辺でUA値0.34となります。
もっと断熱性能を上げると更にエネルギーを使わず快適に暮らせます。
ここでピンと来た方、ここ良く読んでますね(笑
アイズ温熱環境最低レベルは UA:0.3w以下としています。
イマサラながら最低でもG2楽勝クリアなんですね。
なんとなくで性能決めてる訳では無いのです(笑
更に縦軸BEIについて、弊社的には太陽光パネルを設置しないでも0.6以下が標準となっています。
お財布に優しく環境にも健康にも優しいと言う事です(笑
BEIについては また深く掘り下げるとして
難しい事考えなくても、まずは数字で確認する事で家づくりに対して結構なリスクヘッジが可能だと分かります。
耐震や断熱はイメージではく数字で比べましょう。
そしてその数字を担保するのが「現場の施工精度」です。
事件は机の上で起こっているんぢゃ無い!現場で起こっているんだ!W
アディ押忍
BEIとは( Building Energy-efficiency Indexの略)
「基準一次エネルギー消費量」に対する「設計一次エネルギー消費量」の割合でBEIの値が小さいほど、省エネルギーだと言えます。
例えば 基準を1として0.85をクリアすればbelsでは5スターの最高級基準となりますが、また面倒なワードが出てきたので、また後日(笑
【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。