最上部の断熱手法としては 大きくカテゴライズすると
「屋根断熱」と「天井断熱」と「桁上断熱」の3つが上げられます。
それぞれ特徴ありますが 今回は「屋根断熱」について。
屋根断熱とはその名の通り(笑
屋根のラインでの断熱層となります。
屋根で断熱する事で 屋根下を部屋にしたり
ダクト等のスクロールスペースにする事も可能に。
ただ その屋根断熱で間違えがちなのが通気層と防風層。
例えばこちらの構成図で言う所の黄色ラインが通気層。
屋根に関しては垂木の厚み(こちらでは90mm)を
そのまま通気層として開放しています。
その下に高性能GWをセットしていく訳ですが
忘れてはイケないのが防風層。
上図の緑線が防風層ラインで連続している事が分かります。
こちらは建て方時に先張りでセットしておいたので
後で繋いでいくだけでOK!
↓母屋の上にピラピラしているのが
その透湿防風シートです。
全ては仕上げから追っていく工程って事す^^
で
その下に断熱層を作っていくのですが
既出の ↓ この画像で言う所の赤線が防湿層。
屋根下は こんな感じ^^
こちら火打ちと屋根構面で水平構面が取れたので
階上から見ると こんな空間が取れています。
何のための空間かと言いますと
冷房用の空調ダクト空間なんすね。
見えているのが空調用ファン。
換気や空調ダクトは断熱層の内側がキホン。
あとこれ位空間あると後々のメンテも楽すね。
そんなこんなの屋根断熱空間のお話でした。
断熱計画と構造計画は同時に行わないと!
と言うのはこーゆー事です(笑
あと
断熱と通気と防風と防湿はセットで無理の無い計画を。
断熱と通気と防風と防湿はセットで無理の無い計画を。
大切な事なので2度言いましたよ(笑
【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。