美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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東大の前准教授のFB

面白い画像が紹介されていたのでご紹介。

 

 

 

教授が行っている「学校の断熱促進」啓蒙での一コマ

 

いわゆる「断熱材」の効果可視化。

断熱材をホットプレートで鉄板焼きにして

それをサーモカメラで・・と

 

 

 

実におもしろい(笑

 

さすがです。

 

で 結果かこちら。

 

 

 

インジケーターの色で 鉄板上から断熱材上に向かって

温度が低くなっている事が分かりますね。

上の方に至っては 床と同じ温度。

断熱材えらい!

 

と言いつつ 

 

上の画像はスイッチ入れて数分後かと思われ

このままだと数十分で上まで熱を通す事でしょう。

 

はい。ここでも何回も書いてますが

「熱を断つ」と書いて断熱とは言え

断熱材に課される仕事は「完璧に熱を断つ」より

「伝熱遅延」と言う性質が正しい。

 

例えば壁や天井で 単純に12時間熱伝導を遅らせれば

真昼に蓄えた太陽熱を 夜間の放射冷却で

放出する事が可能になります。

 

その為の厚みであり構成・施工精度です。

 

更に熱伝導については そのまま電動するより

常に空気が動く事で 壁・天井の熱移動や蓄熱を

遅らせる事になります。

 

夏暑い時 ボタン上まで閉めたピッチリシャツ着てるより

ガバガバ風通すTシャツの方が涼しいでしょ。

 

その風通しを後押しするのが「正しい通気層」です。

 

基礎から壁への滞りない通気はもちろん

 

 

下屋の取り合いも丁寧に

 

 

 

屋根も丁寧に棟まで抜きます。

 

 

 

上昇気流が停滞しない事で

断熱層の蓄熱を遅らせる事が出来るって訳。

 

 

断熱と通気はセットでしょ。

 

通気層には漏水対策の他にも色々な仕事があるんですよ^^

 

ではでは。 本日はここまで。

 

アディ押忍。




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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。
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