昨日のエントリに使った画像にて
https://housingeyes.bijual.com/Date/20231011/
このRWから ここってトイレですよね^^ってコメント頂きました。
えらい!愛すべきアイズフォローです(笑
反対側はこんな感じ。ユニットバス室内側の壁です。
グラスウールでは無くロックウールなのは
水回りの防音(吸音)が目的だからなんですね。
なので ここに気密とか精密とかは関係無いですよ。
単に質量が存在すれば良いだけです。
まぁ 多少なりとも蓄熱効果は ありますが^^
そうそう ユニットバスと言えば
昨日のエントリには入れませんでしたが
ダクトがユニットバス上にも通ってまして。
↑躯体とユニットバスの隙間分かります?
床断熱だったら 基礎下の外気が青い矢印みたく
ユニットバス横を上がって室内に入って来るんですよ(涙
なので こんなイメージの気流止めは必須なのですが
まぁ その辺はまたこちらでもお読み頂きまして
https://housingeyes.bijual.com/Date/20220614/
本日は 何度目かの高断熱ユニットバスの件。
高断熱浴槽にするだけで暖かいですよ♪
良く目にするセールスコピーですよね。
さっきのユニットバス上の画像思い出してください。
この丸が照明で 矢印が天井の角部。
微妙に薄く張り付いてる断熱材すら無いでしょ(笑
施工したばっかで整理されていませんが・・
こちらがバス横の鏡部分。
その反対側は・・
排水まで丸見えで まるまる断熱材なんて無いでしょw
そんな壁面に 外気がグングン当たったら(怖
もちろんバス横の部屋や そこに繋がってる天井裏だって
煙突効果で外気が流入してくる訳です。
外壁だけ断熱しても意味ないすよね。
ちなみに
Ua値にはこんなん何も反映されませんよ(恐怖
で どーするかって言うと
上の画像の角部 テープと防湿シートが見えますねい。
こっちのドア横も
基礎断熱でも これっくらい気を遣っておくと
管理出来ない気流が生れない訳です。
魅惑のワード高断熱浴槽(笑
まぁちょっと保温効果がある位の認識で間違いないですよ。
うちでユニットバス入れ替えリモデルする時には
断熱気密もセットで行うのはこんな理由です。
そんなこんあで高断熱浴槽の闇でした。
いぁ 闇って程の事も無いですが
ちょっと知っておくだけで 無駄なお金使わなくて済みますよ^^
あ
そうそう
昨日に追加で 垂木下の防風層を下から見るとこんな感じ。
こちらロフトになりますが このシート下に断熱材が施工されます。
「施工しやすさ」も性能維持には大切な要素ですよ^^
最上部の断熱手法としては 大きくカテゴライズすると
「屋根断熱」と「天井断熱」と「桁上断熱」の3つが上げられます。
それぞれ特徴ありますが 今回は「屋根断熱」について。
屋根断熱とはその名の通り(笑
屋根のラインでの断熱層となります。
屋根で断熱する事で 屋根下を部屋にしたり
ダクト等のスクロールスペースにする事も可能に。
ただ その屋根断熱で間違えがちなのが通気層と防風層。
例えばこちらの構成図で言う所の黄色ラインが通気層。
屋根に関しては垂木の厚み(こちらでは90mm)を
そのまま通気層として開放しています。
その下に高性能GWをセットしていく訳ですが
忘れてはイケないのが防風層。
上図の緑線が防風層ラインで連続している事が分かります。
こちらは建て方時に先張りでセットしておいたので
後で繋いでいくだけでOK!
↓母屋の上にピラピラしているのが
その透湿防風シートです。
全ては仕上げから追っていく工程って事す^^
で
その下に断熱層を作っていくのですが
既出の ↓ この画像で言う所の赤線が防湿層。
屋根下は こんな感じ^^
こちら火打ちと屋根構面で水平構面が取れたので
階上から見ると こんな空間が取れています。
何のための空間かと言いますと
冷房用の空調ダクト空間なんすね。
見えているのが空調用ファン。
換気や空調ダクトは断熱層の内側がキホン。
あとこれ位空間あると後々のメンテも楽すね。
そんなこんなの屋根断熱空間のお話でした。
断熱計画と構造計画は同時に行わないと!
と言うのはこーゆー事です(笑
あと
断熱と通気と防風と防湿はセットで無理の無い計画を。
断熱と通気と防風と防湿はセットで無理の無い計画を。
大切な事なので2度言いましたよ(笑
ここ4日ほどアイズブログ閲覧不可になっておりまして
ご心配お掛けし 大変申し訳ございませんでした。
現在復旧いたしましたので まずはご挨拶。
明日から毎日?続けていきますので
今後共どうぞ宜しくお願い申し上げます。
ようやくエアコン冷房の季節が終わりましたね。
ってソッコー暖房欲しくなりましたが(笑
さて そんなこんな年中働きモノのエアコンさん
暖房前に一旦乾燥させてあげましょう
富士通ゼネラルさんは
「冷房シーズンが終わったら晴れた日に送風運転を半日ほど行い
エアコン内部を乾燥させる」を推奨しています。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2209/24/news051.html
「秋の長雨」や台風などで雨が続くと湿度が高くなり
カビが繁殖する条件がそろってしまいます。
節電のため電源プラグを抜いたりする前に
カビ対策とフィルター掃除が必須です。
過ごしやすい時期にエアコンのメンテナンスをして
冬の暖房シーズンに備えましょう。
アディ押忍
シロアリと言えば春~初夏に
大量の羽根を見つけて発見する事が多いのですが。
ただ 白アリは別に春にだけ活動してる訳では無く
一年中動いている訳で 秋だって当たり前に・・。
普通は見つからないのですが
今回 リモデルの現調にて畳を上げてみた所
畳下にまさかの蟻道(汗
↓この拡大画像には3匹しか映って無いですが
畳上げた時はウジャウジャ列を成していましたよ(涙
畳と裏板の間に居たのですがこの例は結構レアなので
もしかしたらラッキーだったのかも。
また その場所以外でも裏板に浸食してて
もちろん畳の中にも生息していました。
実際 床板だけに居る事は稀なのですが
板めくったら・・やっぱり
うぅ
困ったもんだわね・・。
そんなこんなで 床下・地面全ての防除工事が必要になりますが
これ位で見つけられてラッキーと言わざるを得ません。
今回はリモデル現調で見つけましたが
畳のお部屋がある方は 年イチ程度で
畳上げて床板チェックすると良いですね。
藁畳なんかだと特に 乾燥の意味もありますし。
昔は「畳干し風景」なんて良く見かけましたが
やっぱ理にかなっているんですね。
アディ押忍。
長期優良住宅を建てると
10年ごとに300~400万円の点検費用らしいすwww
この事例は極端すぎて呆れるけど
○○年保証!とか言う安心住宅セールスコピー・・
築10年で10年保証延長に200万円。
築20年で10年保証延長追加に400万円。
~なんて嘘のような本当の話は存在します(飛騨で)
もう少し顧客に寄り添った営業出来ないモノかと。
御契約に「おめでとう会」
地鎮祭に「感動の地鎮祭」
棟上げに・・・完成に・・引き渡しに・・
・・・そんなマニュアルセットが売ってあるんすよ。
何のために?
イベントに高揚して舞い上がってる時に
知り合い紹介してもらう為の有難いHow-Toですけど何か。
あ いぇ うがった見方しか出来ない人間でスイマセンw
断熱効果高いはずが「夏は非常に暑い」
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20230929k0000m040360000c.html
断熱性能が高いのに暑い?
たぶん方角だろうなぁとグーグルアースで見てみると・・
ほぼ西向きぢゃん(汗
あとデザイン・・A棟見てみると ズルむけぢゃん。
西日は高度低いから庇では遮蔽出来ないんだけど
こんな大型の窓が西側にあったら余計だよ。
Bの方角(西)からも見てみませう。
暑そうだな・・
つか 断熱効果が高いって?性能見て見たら
Low-Eガラス使ってあるのは良いとして
壁は内側から発泡ウレタン40mmの吹付
あー こりゃコンクリートの蓄熱の方が強いわ。
すなわち コンクリートの放熱で夜中まで暑いと。
記事には施工不良ってあったけど この通りに施工してあっても夏は暑いよ。
こーゆー場合は 門部屋とか最上階は特にダメで
中間層の真ん中へんの区画が外皮小さくて有利なんだけど・・
いゃ 全部西向きやん(-_-;
この中で住んでも良い区画は ギリギリ「J1」くらい・・
にしても角部屋なので 外気の影響は大きく受けるんだけど。
つか 太陽光システムでエコとか言いつつ
ちょっとやん・・
まぁ共用部の一部に使用って書いてあるし(笑
つか 太陽光つけて低炭素の計算やりやすくしたんだろうなと推測。
最近だと
「窓小さくしてUa値を見た目良くする」的な考えと同義かと。
(Ua値は良いけど、実際の光熱費は増える事多い)
これ 建てた方位(開いた方位)が悪すぎるので
建築的にどーこーするとしたらまず西側の開口に
可動式の日射遮蔽装置(スクリーン等)を付ける事
くらいしか無いかと。
そんなこんなで 建物性能の前に
方位の考え方、窓の配置でも住み心地は変わるって話でした。
パッシブな考え方 大切ですよ。
ここだけの話
太陽とか風からは請求書届かないですから^^
本日は月曜日ですので 一週間分のツブヤキピックアップ。
9月25日から10月1日までの1週間分です。
なんつか10月ですよ もぅ・・
~~~~~~~~~~~~~
「より少ないことは より豊かである」ミースの言葉が より染み入る年代になったのかも知れない。
冬になると6地域に建つ娘さんの家に移動する方がみえて、冬季だけ家の管理任されたんだけど、今年冬は、住んで無いのに一ケ月/2万円近い電気代が来たと言う。それ水道ヒーター代なので、冬季は水抜きして上水止めましょうと。帰ってみえる時だけ、弊社で通水しておきますよ。
↑うちで基礎断熱を標準にしているのは、この水道ヒーターを最小限に出来るからって意味も大きい。比較的新しい家でも、外部露出配管で百メートル越えのヒーターとか普通にあるの、ちょっと怖い。
窓の性能は熱収支を考えてチョイスしよう。南側ってだけで、隣家で陽が当たらない窓なのに熱取得タイプにしても損失の方が大きい。日射取得時間と放熱時間、ガラスがペアかトリプルかは コストと求める温熱環境で異なる。実務者の意向が大きいのかも知れないが。
天井断熱リモデルは、まず気流止めから。
トランプはウクライナ支援からの撤退を掲げて選挙に向かっているけど両極過ぎ。それで喜ぶのはロシアだけで無く、侵略に免罪符を貰うような中国とか北朝鮮。国際社会は侵略や戦争を許してはいけない。
↑ただ、世界見渡すと民主主義国家の方が少ないのよね。
基礎内断熱の良い所は、土台部分も連続して施工しやすい事かな@防蟻EPS120mm
外張りのRC蓄熱は有利なんだけど、土台部分のディテールがね。
ずるむけハウスと言うジワジワ来るパワーワードw
見事に分かりやすく大衆迎合主義の岸田政権の支持率が3割とか。つかそれでも多いと思うんだけど、今の方向性で政治出来ると思ってる時点でアウトなんだが。
外装塗装中の現場、突然灯油ボイラーが壊れたとの事で見に行ったらボイラーの排気部分以外、丁寧に、それはそれは丁寧に養生してあってスス詰まりにて故障。もちろん燃焼室交換不可避。塗装屋よ・・(涙
↑給気不足による故障。
積雪地区だと 降雪で同様の事あるので要注意。
西に大開口で北に吹き抜け、それでパッシブデザインとはこれ如何に(謎
アグリは農業
アグリ―は賛成
アングリーは怒り
あんぐりは呆れ
あっこりは飛騨弁
外壁貫通部は丁寧な処理が必要。
室内側は防湿シート等にて認識あるかと思いますが
室外側は如何でしょう。
室外側は一時防水部とは言え
「漏水」や「強風」と言うリスクが存在します。
そんな目で 外壁仕上げ前の外回りを見ると
こんな感じで外壁を貫通している部位は結構あります。
↑こちら 電線の導入部ですが貫通部は
貫通部は防水シートに コーキング処理+気密テープ処理。
万が一の漏水時にも安心です。
あと、加熱器(IH等)への給気部分とか。
丁寧にテープ処理してありますね^^
あと
横胴縁にも適切な通気経路が必要ですよ。
上昇気流を妨げない通気経路と
気流を妨げないシート処理。
キホンのイロハ 大切ですよ^^
本当にあった怖い話
ガス製品や灯油製品に比べて
電化製品は安心って盲目の感覚無いですか。
そんな定説に そこそこ怖い話。
えっと
何もしていないのにエコキュート(給湯器)の室外機が燃えました(汗
画像は既に移動した後ですが
移動前の場所がこんな感じ。
うーん。
消防とメーカーの現場検証と製品調査も終わり
只今原因調査報告待ちなのです。
これ 近隣(裏の畑のいた人)の方が見つけてくれたので
大事に成らなかったですが・・ちなみに放火では無いと(消防検証)
ホント大きな火事にならなくって良かったです。
周りや検証によると 住まい方に原因がある事は無いとの事
ですが実際 電化製品でもこんな事は普通にある訳で。
まずは自分で出来る事
コンセント周りの埃とかタコ足配線とか
イマイチド見直してみましょう。
しっかし 結果報告遅いなぁ・・。
【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。