地震力って建物のカタチによっても異なると言うお話。
私が住んでいる建物は ↓ こんな感じで構造躯体の区画としてサックリX方向が2に対してY方向が4と言う長方形。
イメージし易い様3階建てとして書いています。
これまでも小さな地震あって、なんとなく気にしていたんだけど、元旦の震度4で確信。
↑上みたいな形状だと、Y方向の方が確実に横架材が長いので、回る様な揺れが来たとしても、建物はX方向に揺れます。
輪島で7階建てのビルが横倒しになっていましたが、あれは旧耐震とピロティ構造が合わさり、更に地盤の液状化と杭が抜けた事によって倒れたとされますが、そもそも倒れた方向にしか揺れなかったと言う事も大きいかと思います。
では、仮にですが私住んでる建物がこんな形の鍵型だったらどうでしょう。
ありがちですよね。
ただ、これ建築基準法相当(仕様規定)だと実態に則さない事になるかと。
地震力はこんな感じで作用するハズなので
Y1とY2部分を繋ぐ部分(緑の区画)に、相当な力が掛かる事は容易に想像できます。
最後に地盤に力を落とす基礎だって、画一的に「ベタ基礎だから大丈夫」なんて事は有り得ないでしょう。
辺にゴチャゴチャした平面は、コスト掛かるだけでなく耐震性能にも難癖付けてきます。
その辺まで俯瞰して考えたいモノです。
なにも真四角のズルムケハウスを作ろうって話では無いですよ(笑
デザインには構造的根拠も必要だと言う事です。
その凸凹何の為に?構造的根拠ある?断熱性能は?劣化対策は?押さえるべき根拠は貴方のお財布に直結します^^
なんか話は逸れましたがw建物のカタチ(構造区画のカタチ)で地震や風に対する揺れは違ってきますよってお話でした。
一番上の建物の場合Y方向が強い分、X方向に耐力を持たせないとバランス悪いですよね。
耐力のバランス、とっても大切です。
アディ押忍。
【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。