本日は月曜日ですので ツブヤキピックアップ。
1月22日から28日までの1週間分です。
~~~~~~~~~~~~~~~~
築20年全館空調がお逝きに「今まで床暖かと思うほど廊下もトイレも床暖かかったのに、今はスリッパ無いと動けません」との事。でもリプレイス高い・・て訳でオリジナルで組みます。
北米だと地域によって移民の国が分かる位の街並みもある。カナダの東側ハリファックス、とある地域なんか街並みにフレンチデザイン多いなぁと思えば、会う人みんなフランス語。 英語圏なのに最初の挨拶はボンジュールなんだよw フランスからの移民が根付いた地域だった。
西欧の建築を色々見たければ北米を回るのが良い。米国は移民の国で歴史が浅いから母国の様式とか、スタイル別に正しく再現している。
北米住宅9割以上の建物が木造なのに、石造の様なデザインが王道なのが如実に表していると言える。
さっき現場から届いた進捗画像。付加断熱とか充填室内側に硬質フェノール板使うと熱橋は最小限になるけどコストをどうみるか。
発泡吹付ぢゃ無いと断熱では無い!位の営業さん居るらしいけど、ちょっとうちの現場見に来い。あとその自社現場PB張る前に、矩尺持って木材との相性見てこい。今どき(謎
初めて越冬されるクライアントから電話「玄関が暖かいって凄い事ですね!雪だらけの上着と長靴、玄関おきっぱだったのに、今見たら乾いてました!有り得ませんww」これまでは居間のヒーターまで持って行って長々と乾かしてたそうで、嬉しくて電話してみたとの事。有難うございます、私も嬉しいです^^
ただ収支報告してなかっただけだろ?税務署呼べよ。そして虚偽だろ?警察呼べよ単なる犯罪だろ。
リビングのダウンフロアは空間的差異が良いけど、断熱欠損が生れないかとか、ルンバ君無力だねとか諸々検討してからね。
コリドラスん可愛い
熱橋は意識しようね。
元旦の地震うちの90㎝水槽、しばらく真っ白になるくらい搔き混ぜられていたけど、能登・穴水の牡蛎は大丈夫なのだろうか。海岸が隆起してるって事はその分どこかで沈没しているだろうし・・。
FPさんなんかと話すと「地震保険は本当コスパ悪い」って話になるのですが・・
こちらYahoo!ニュースで見つけた新潟情報
【能登半島地震】60年前の新潟地震で液状化した地域でまたも「新潟放送」
https://news.ntv.co.jp/n/teny/category/society/teb9ce35c5b52146268e89c7e8c5252897
記事によると
家が液状化によって家が20㎝ほど沈んだ家、閉まらなくなった収納や外が見える程深く亀裂が入った壁、家は大きく傾いているそう。
そちらの方は60年前にも液状化した地域に家を建てた為、万が一に備えて最大1000万円の地震保険に入っていたらしいのですが、保険会社による調査の結果、支払われる保険金額は50万円との事。
支払った金額の方が何倍も大きいらしいですが「その分貯金しておいた方が良かった」と。
地震起因の貰い火による火災なんかはどうなるか分かりませんが、これまでの事例から建て替え100%補填は難しいでしょう。
液状化による被害はどれだけ建物を強く造っておいても回避する事は出来ませんが、建物を固く造っておけば持ち上げて補正する事は可能な訳で。
ここ飛騨でも震源地によっては液状化の可能性がある地域もあります。
地震保険、能登地震での経過報告を見守りたいと思います。
一年の中で日本人の死亡が最も多いのが1月です。
2022年に国内で死亡した日本人は156万人余り、高齢化が進むこの国では2040年には170万人に達する見込みとされます。
死因別には「がん」がトップで38万6千人と全体の24%を占め、ついで「心疾患」が14%・「老衰」が11%と続いています。
ここまでお読みいただき「ははーん、1月に死者が多い原因はヒートショックだな」と思われた方、半分正解で半分間違い(謎
ヒートショックと言う温度差よりも、常時の「低体温」が正常な体の機能を阻害します。
最近は夏季の熱中症が騒がれる様になりましたが、実は「低温」の方が体へのインパクトは大きいのです。
医学雑誌ランセットに掲載された論文によると、日本を含む13カ国を対象に気温が死亡数に与える影響分析から、不適切な気温管理が死亡原因の8%を占めている事が分かりました。
そして日本では「低温」が死因原因の9.8%に対し、熱中症など高温による死亡は0.3%に過ぎません。
低温の影響は高温の30倍以上になるのです。
実はこわい!家の中の「低体温症」【NHK】
https://www3.nhk.or.jp/news/special/suigai/articles/19271/
WHOでは室温18℃以上を推奨しています。
ちなみに 上記NHKの動画によると
岐阜のリビング平均気温は15.2度とか。
こう見ると やはり北海道の室内は暮らしやすそうです。
暮らしやすいと言うより、命のリスクが小さいと言う事でしょうか。
日本人の死因の約一割が「低い室内温度」です。
ちなみに国土の大部分が冷帯であるスウェーデンでは、低温起因の死因は3.6%との事。
違いは建物の断熱基準だとすぐ分かりますね。
暖かくしたければ暖房入れれば良いだけですが、燃料代の高騰もあり中々・・
だったら逃げていく熱を減らす事が得策。
新築なら簡単ですが、既築住宅には断熱改修と言う手があります。
まずは何処から熱が逃げるのか?コスパ高い改修は何処か?10件あれば10件なりの手法が生れます。
まずは暖かい家に安く住まえる様、ポエムでは無い対策が必要でしょう。
もう30年とか断熱!断熱!言ってますのでw お気軽にお問合せ下さい^^
「冷えは万病の元」
昔の人の経験則なのでしょうね。
悲しき雪国の民 除雪機2台持ち(笑
軽い雪と重くて深い雪と使い分けていますが
小さい方が使い勝手良いので 左側のが主戦力って感じ。
その小さい方、先日の大雪で稼働しピットインすると違和感。
あかん
クローラー切れかけやん(涙
以前反対側は切れたので(号泣)こっち側の交換分も買ってあるのですが・・放っといたらこのザマでw
ただ、寒くて交換したくない(ヲィ
って訳で脳内会議を行い、応急処置として「繋いでみよう」とファイナルアンサー。
番線で繋ごうかと思ったんだけど、結局「結束バンド」で行こうと。
拡大すると、こんな感じ。
寿命が分かりやすい様、一本だけ山の上で縛ってみました。
で
その後1時間くらい稼働してみた(ドキドキ)んだけど、特に問題無く。と言うより切れた部分も広がって無く調子こりゃ良いぞと^^
もう一台のにもヒビ入って来たの見つけたので、春になったら結束バンド作戦決行しようかなと(笑
応急処置のつくりだったんだけど、耐候性ある結束バンド使えばかなり延命できるかもなお話でした。
クローラー交換めんどーだもんねw
こちら、うちで使ってるモデリングソフトのスタディ画像。
コの字では無く中庭プランなのですが、なんかオシャレな感じでお好きな方も多いのでは^^
ただ、正味お勧めしませんw
こちら南側を見ているパース画なのですが
こんな感じに光が入るのは真夏一カ月の1.5時間くらいでしょう。
冬季にいたっては、この角度で立っている場所まで陽か伸びてくる事が30分あるかないか(汗
日射が欲しいのは冬季なんすよ。
この中庭に面した窓の熱収支(熱取得と熱損失)はマイナスでしかありません。
もし、こんなプランがご希望の方は、立地も加味して細かいシミュレーションが必要です。
コートハウスでも丁寧に考察すれば多少なりとも優位に持ち込めます(立地に寄りますが)
そんな目でインスタ等の事例とか見てると、カッコイイけど・・なんか素敵だけど・・まぁお金つかって冷暖房するから全然良いよ!って方以外は、イメージだけでチャレンジしない方が良いですよ^^
あくまで新築プランの話ですが、熱収支に見るコートハウスでした。
コートハウス:建物や塀に囲まれた中庭を持つ住宅のこと。
家って人が住んで無いと痛むのよね。
良く聞く話でしょ。
それホントの事なんです。
参考までに これ氷点下12度の朝の車。
ガッシガシです。
でも氷点下2桁でも太陽が当たっている部分は氷が解けています。
太陽ってスゴイね。
ちなみにこの水滴は外部では無く車内。
前日雪降ってたので、靴等についた雪が暖房で解けて、それが結露としてフロントガラスに凍り付いていたという経緯です。
フロントガラスの氷も実は車内。
陰で太陽が当たらず、凍ったままなんですね。
さて本題の「人が住んでいないと家は傷む」のは車の例と同じで、この融解と氷結の繰り返しが原因。
別荘なんかで締め切った家でも室内に水分があるので、そこに太陽が当たる事で水蒸気化した水分が夜間冷やされ氷結する。そして太陽が昇ると共に溶け出す。それを冬季間ほぼ毎日繰り返す訳です。
そりゃクロスでも何でも悪くなりますよね。
なので使わない家は、太陽の光が入らない様にカーテンしておくとか、たまに換気してあげる事が必要なのです。
うちでも数件、使ってない家の管理を頼まれていますが、月イチの窓開け換気は必須事項をしていますよ。
住んでても住んで無くても、家の換気は大切ってお話でした。
本日は月曜日ですので ツブヤキピックアップ。
1月15日から21日までの1週間分です。
一月の飛騨に雨・・有難いっちゃ有難いですが(;^_^A
木造軸組の良い所は「自由な間取り」にあると言う主張。そりゃツーバイと見ればかなり自由だけど、そこに耐震等級とか可変性とか縛りを加えると当たり前に不自由になるぞ。
4号=自由では無く、架構の安定を確認しない=自由。つまりそーゆー事です。
元も子もない話をすると、軸組の仕様規定が弱すぎるので、もし少しでも簡単に安心したければ、自社では無く認定プレカット工場にフルパネル発注しているツーバイ会社を探すと良いよ。アホな図面は工場が受け付けない訳で、そこセーフティネットになる。
↑なんちゅー業界やねん。
1000円のチープカシオ、100均で仕入れた電池の交換完了。
去年新調したGENIEのシャフトドライブが調子悪いとの事で点検に行ったんだけど判らず米国メーカーに聞くと、どーもシャフトに塗ってるグリスが固すぎて低温だと不調を起こすらしい。もちょっとユニバーサルに作れよw
阪神大震災1週間後に現地に入った。報道の上を行く事は確か...でも諦めないで能登。
マイナス12度でも朝日が当たる所は霜が解けている。ちなみにガラス下の方で凍っているのは車内でしたw 太陽は偉大。
ショートカットのつもりで峠越えが除雪無しの通行止め。めざまし占い最下位のせいだ(違
築25年のトイレ交換・ビフォー
なんか最近色褪せが気になって・・
25年も経つしトイレ替えたいなと。
そんなこんなで交換させて頂きました。
交換途中(いらんすか・笑)
出来ればタンクレスでって事で
はい 完了。
25年も経つと機能すっごい増えてます(笑
ちなみにペデスタルシンクと水栓は輸入。
水栓いまだ交換無しで現役です。
で
たまに ご相談受けるのが「クッションフロアの寿命」
こちら床と腰壁をクッションフロアとして一度も交換無し。
実は便器って年々サイズ小さくなっているんですね。
↑分かりますか 便器周りの線、それが前の便器跡です。
便器周りにはコーキングとかしないので
どうしても掃除できない部分が出来てしまいます。
逆に言うと 見た目これ位しか経年変化が無い訳で。
ただ やはり表面等は新品と比べると劣化は否めないので
このタイミングで張替えを視野に入れるのも良いかと。
こちら しばらく掃除してみて
あまり変化が無い様なら更新しようかなって事で。
もひとつちなみに
腰上の輸入クロス(紙)は全然元気でした^^
アディ押忍。
経済的な架構とは
ブログ:そのベタ基礎大丈夫?←で使った画像
https://housingeyes.bijual.com/Date/20201001/
無理な架構は基礎にも影響を与える訳で、常に同じ「ベタ基礎」なんて有り得ないですよって話ですが。
これはもちろん木構造にも言えます。
Aに対してBみたいな架構だと
確実に梁は大きくなります(緑部分の横架材)
コストは掛かるわ構造的にも宜しく無いわで良いトコ無しです。
こんな無駄を無くしていく事が経済的な架構に繋がります。
国交省調べだとコロナ過前と比べ133%超えの建築コスト上昇があるとの事で、無駄なコスト使ってる場合ではありません。
もちろん真四角のズルムケハウスを作れって事では無いですよ^^
同じ大きさなら、同じ性能なら、やっぱ無駄が無いが有難いですよね。
ではでは。
築年数(耐震基準の差)でも家の崩れ方に違いが出ます。
痛ましいですが こちら。
画像は「2024年1月13日 朝日デジタルより」
向かって左は2階が真っ直ぐ下に落ち
右の家は2階がそのままの形で1階が折れています。
これで分かるのが当時の基準法の違い。
右の家の丸部分が新しい柱なので、もしかしたら車庫か何かにする為に柱を追加したのかも知れませんが。
~にしても、傾いた方向に対して壁が無さ過ぎます。
どんなに強い柱でも耐力壁が無ければ倒れます。
ただ、柱脚(柱の足元)が残ってますね。
何かしら基礎との緊結があった事を示しています。
なので築年数的にはこんな感じかと(クリック可)
柱脚柱頭の金物が義務つけられたのが、同じ新耐震基準でも「阪神淡路大震災」以降。もしかしたらそれ以降にリモデルしたかもしれませんが、柱脚が残っている所を見ると1995年以降の建物かと思われます。
そして壁量のバランスが求められる現行の耐震基準だと、この前面の開口は有り得ませんので、2000年よりは前の建物とも言えます。
ただ・・これが4号建物の闇として、本来計算されているハズの壁量が「実は検討すらされていなかった」と言う恐ろしい事も有り得ますので一概には言えませんが(汗
そして左の家、2階が真下に落ちたと言う事は地震時、一階の柱が抜けまくった結果で自重に耐えられず2階が落ちたと言う現象なので「旧耐震基準」に間違いないかと思います。
ただ、新耐震と言いつつ43年も前の基準ですが・・同じ新耐震の中でも「引き抜き」の考え方が違うと言うお話でした。
その上で耐力壁はバランスよく設置する事が必要です。
これは現行耐震基準でも同じ事ですよ。
良く言う事ですが「古民家」なんて素敵なイメージですが、耐震まで古民家だと笑うに笑えません。
古民家の改修は引き抜き(N値計算)までセットで考えましょう。
もちろん断熱も古民家性能だと、住むに堪えませんよ。
耐震や断熱はイメージでは無く、根拠ある数字と施工精度が重要です。
アディ押忍。
【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。