美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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本日メンテに入らせて頂いたクライアント様邸

そっかぁクリスマスだもんなぁ。

 

 

 

ん?何か置いてある

 

 

 

かっ・・かわえぇ^^

 

 

 

5歳になられたそうで^^

たしか、おうち出来て1年目過ぎた頃 生まれたんだったかな。

おぢちゃん何故か嬉しいw







仕上がってからは見る事が出来ない建築途中。

例えばこんな一コマでも何点か大切なポイントがあります。

 

 

 

断熱材は綺麗に入っているか?は当たり前として。

 

黄色:防湿シートは欠損無く桁まで伸びているか

 気密テープや乾燥木材で止まっているか※注1

 

■赤色:窓の性能は正しいか 

 最近では窓性能がシールに記載されています※注2

 

■青色:コンセントやスイッチの防湿は的確か※注3

 

■紫色:防湿は窓周りを連続しているか

 窓周りに発泡ウレタン等の処理はあるか

 

窓周りを拡大するとこんな感じ

 

 

 

防湿シートが窓周りの発砲ウレタンや窓と連続している事(矢印)

画像は気密テープで連続している事が目視出来ますね。

 

完成してからは見る事が出来ない快適への担保。

 

完成してからは見る事が出来ない快適への担保。

 

大切な事なので2度言いましたよ(笑


アディ押忍

 

※注1.管理出来ない気流を止めろ

http://eyescode.bijual.com/Date/20151125/

 

※注2.窓の性能
https://housingeyes.bijual.com/Date/20201018/

 

※注3.コンセントボックスは室内側に

http://eyescode.bijual.com/Date/20150328/






50インチ用に造ったTV

 

 

 

建具付ける前に来たのは 60インチ

 


でかっ(爆



ウッドデッキの屋根下には、暗渠パイプ通して砕石(砂利)で仕上げておくと水捌け良くって、雨水の跳ね返りなんかも防げますよ。

 

 

 

断面はこんな感じ。

  

 

水捌け悪い感じの土地なんかは、家の周りグルっと回すと、家の周りいつもカラっと^^

http://eyescode.bijual.com/Date/20160902/
【以前のブログ:暗渠工事】

 

アディ押忍





今はもう完成してるけど、毎日のお散歩コース途中に建築されていたおうち。

妙なトリミングとベタは場所が分からない様に^^

 

 

 

とっても気になったのが筋交いで・・ちちんぷいぷいw

 

 

 

間柱や筋交いが透けてみますね。

断熱終わって外壁出来るまで変わらなかったので、今もこのままかと思いますが。

 

上図に線入れるとこんな感じ(黄色が柱と横架材・赤が筋交い)

 

 

 

はい。数が少ない以前に、全部同じ方向です。

この場合、赤方向からの力には強いですが、青方向からの外力には無力。

 

実は両タスキ(×型)に入っているのかと、近くで見たのですがやはり片筋交いでして・・

 

これ、本数以前に どー考えてもオカシイので推察すると・・

 

たぶん、図面は↓青方向の筋交いになっていたのではと。

 

 

 

大工が方向に気付かず、監督も気付かず、設計者は・・営業さん?(汗

 

実はコレ、ありがちなミスです(あってはイケないのですが)

 

↓こちら以前、建て替えさせて頂いたおうちの解体前

http://eyescode.bijual.com/Date/20170205/

 

 

「現場監理は大切」と言うお話でした。

 

 

てか、本当にあった怖い話やん






本日は月曜日なのでいつもの呟きピックアップ。

 

11月23日~29日までの1週間分です。

 

11月も最終日・・さて張り切って走り抜けましょー(勢

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

光を取り込むデザイン。熱を操作する技術。風はプランで作れる。

 

健康や経済の事を考えて住宅の「外皮性能」を高める事は重要。それに加えて 窓の外の景色を切り取る事も大切。切り取る景色が無い場合は、作ってしまう事も技術。

 

意志のある孤立。嫌いぢゃ無いコンセプト

 

もっと深くクライアントに寄り添わねば。指針は自分では無くクライアントとその家族。

 

やっぱ飛騨は綺麗だな。

  

 

GoToの是非を県知事に任せるのは良い手法かと。なんでもかんでも国のせいに出来なくなる。

 

火災保険で台風とか雪害の補修賄えるんだけど、同じ保険会社でも微妙に対応違うのが謎だった。最近知ったんだけれど代理店によって違うみたい。実は保険会社と代理店の間に相互関係があって、あまり保険使うと保険会社からのポイントが減るらしい=実入りが減る。なんだかなぁ。




腑に落ちる記事だったのでご紹介

 

日本人がやりがちな「寿命を削る」2つの悪習慣

https://toyokeizai.net/articles/-/381481

 

この中にある生活習慣病による死亡率を見ると、喫煙がトップなのは分かるとは言え、高血糖やアルコールを抑え「運動不足」が上位。

 

これから寒い時期が続き、運動不足も顕著に現れてくるかと思いますが・・ 

WHOが室温18度以上を推奨しているのは、直接的に運動不足の解消があります。




室温2度上げると、運動量が30%増えるとの報告もある位、室温を運動量の関係性は深いと言えるでしょう。

 

寒くて布団から出れない・・寒くてコタツから出れない・・トイレ行くのも我慢しよう・・ご経験無いですか?

まずは室温を上げる事を意識しましょう。

 

簡単なのは断熱強化なのですが、そこにも効率とコストと言う優先順位があります。

 

お電話お気軽に ← テレビショッピングのノリで(笑



クラウディブルーをモチーフにしつつ 爽やかトイレ



ビフォーはこちら




あったか快適リフォーム^^



今日は朝から「昨日のアレどうでした?」って御質問を。

 

昨日のアレ??・・どーも日本TVバラエティ番組「ボンビーガール」の中「森お嬢様のおうち作り」コーナーの事らしく。

 

いぁ・・ワタシ森泉ウォッチャーぢゃ無いんですけど(笑

 

と言いつつ昨日は風呂上りに何となく見てしまったので、そこでの違和感を←ウォッチャーや無いかぁーい!

 

まず、昨日はユニットバスの設置編との事。

 

うん 水卜ちゃん可愛いw(画像はクリック可です)

   

 

この空間にユニットバスを入れる訳ですが、躯体がツーバイフォーとの事で、先行で石膏ボードが貼ってあります。

 

と、その前に・・

   

 

断熱材の入れ方悪いです。

   

 

袋入りの断熱材、スタッドの横でタッカー留めしてあります。

更にCD管も無造作にぶら下がってます。

 

こちら断熱材の入れ方ひとつで、性能が変わりますよ。

http://eyescode.bijual.com/Date/20150821/【以前のブログ】

 

それより、チラッと映ったコレ。

 

 

 

先行で貼ってある石膏ボードが上枠まで伸びていません。

 

 

 

これね・・三重苦。

 

まずは【耐震】

ツーバイフォーは外周部に構造用合板(3.0倍)内周部に石膏ボード(1.5倍)を併せて、壁倍率4.5倍で計算します。

 

それは、上枠までボードが伸びて初めて成り立つ計算式なのですが・・

 

図解するとこんな感じ

   

 

赤がボードで上枠まで伸びていて、黄色部分(外周部)は既定の釘やビスを100mmピッチで打ち、緑色部分(内周部)は200ピッチで打つと言うルールが存在します。

 

すなわち、この現場はツーバイフォー工法として成り立っていません。

 

そしてもうひとつは【防災】

ツーバイフォーが省令準耐火構造として認められるのは、上枠をファイヤーストップ材として、炎の広がりを押さえられるからに他なりません。(画像はツーバイフォー協会より)

 

 

 

なので上枠まで石膏ボードが伸びていなければ、ファイヤーストップとしての機能を満たさないと言う訳です。

火事なんて、そうそうある事ではありませんが、防火区画と言う考え方は必要だと思います。

 

そして三重苦 最後は【断熱】

 

もうお分かりですね。

断熱材の入れ方云々の前に、防湿シートが無い云々の前に、壁上部が解放されているので「壁体内気流」が止められません。

 

「どれだけ安く家建てられる?」は別に良いですが

 

基本性能が伴わない家なんぞ、どれだけ安くても要らんわい!

 

あ・・すいません。取り乱してしまいました(笑

 

お笑いツッコミましょうのコーナーなので、笑って許してw

 

 

つか、TVでやるなら専門家の監修くらい付けろよ・・あ、プロが付いてたか(汗

 

うーん ( ̄▽ ̄;)A




 ハウスメーカーより工務店の方が技術的に劣る。なんて話を聞いた事あります。

これ、半分正解で半分間違い。

 

たしかにハウスメーカーは全国一律の性能を守らなければなりませんから、一定以上の性能担保は確実にあると思います。片や工務店は裾野が広く、一人親方の大工さんからパワービルダーまで、会社の大きさや技術力は千差万別。

 

逆に言うとハウスメーカーはその特質上、一定以上のトップランナー的な性能を誇示する事は難しいと言え(画一的な性能を保持しないと訴訟問題だから)小さくても尖がった工務店の技術力には到底追い付かないとも言えます。

 

と、思ってました。

 

もちろん以前はハウスメーカーの施工も結構ひどい事もあったのですが、最近はやはり上記の理由から、ナンチャッテな工務店よりは全然安心できるレベルです。

 

と、思ってました。

 

・・含みを持たせるなと(笑

 

こちら ↓ 某SNSでフォローしてもらってる一般の方のポスト。 

断熱施工、こんなんで良いのでしょうか的な画像・・。

 

 

 

良い訳ありません。

アイズブログご覧の方には、説明する必要も無いですよね。

 

しかもこれ、TVCMなんかもやってる誰しも知ってるハウスメーカーの現場らしく。

 

でもさすが、防湿シートを貼らなければイケない事は知っている様で、一応貼ってありますが・・窓周り・コンセント回り・壁下・壁上の施工など、ただ貼ってみただけ状態で。

 

 

 

これ、現場監督も大工も「なぜ断熱が必要なのか?なぜ防湿が必要なのか?」と言う根本的な事をご存知無いかと思われます。

 

はい。このおうち、間違いなく腐ります(汗

 

何度も言いますが、有名なハウスメーカーの家です。

別画像では「制震ダンパー」も使ってありましたので、きっと現場の外には「高気密高断熱」に加え「高耐震」の現場シートが掛かっている事でしょう。

 

こんな施工してて大丈夫なん?とは素直な感想なのですが、悲しいかなこれが令和2年の現実です。

 

ハウスメーカーvs工務店・なんとか工法vs在来工法・なんちゃら断熱材vsグラスウール的なザックリした括りは全く意味を持たない事がお分かりいただけるでしょうか。

 

現場に求められる施工精度、イメージだけでは無く知識として持っておくだけで、かなりのリスクヘッジになると考えます。そんなこんなは少し話をすれば判断できそうな気がしますが、これは何故必要?って辺から押さえていくと、おのずと答えは出るかも知れませんね。

しかしまぁ 久しぶりに強烈な画像見たなぁ(汗




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