まったく使っていないリビング横の和室。
TV置いてくつろげる空間にリモデル
障子は外さないで 椅子代わりにカウンター。
窓はトリプルガラスに変更して
窓辺も快適な居場所にする事で空間を広く使えます。
照明も見えない様に
アディ押忍
防湿層貫通部は丁寧に防湿気密(赤丸)
ボードで押さえられない防湿シートは
気密テープor乾燥木材で固定(黄色矢印)
~が室内側の施工。
室内側からは防湿目的ですが
室外側は漏水対策として処理が必要。
こちら気密テープでの防水処理の図。
換気扇パイプの貫通部は専用部材を使って。
電話線の取り入れだってモチロン
電線の取り入れもだけど
滞りない通気がレインスクリーンとしての役目も持ちます。
見えない安心。うんうん。
杉板の外壁がクールなおうち。
足場外れたので雨樋のご紹介。
(なぜ雨樋w)
こちらの現場 3種類の雨樋使ってましてw
まずは上階
雪国用の上吊りスチール芯入り樹脂雨樋。
昔は良く割れましたが(凍害)
ここ10年とかそんな事例は全く無いので御安心を。
そして下屋の庇は鋼製の丸樋。
こちら玄関前でして 丸樋を「うねっ」とした
受金物で支持しています。かわいくないすか^^
そして南側デッキ用の屋根は
上吊りの鋼製丸樋を。
竪樋は付けないで このまま横に水落としても良いんだけど
落ちる雨でも楽しもうかと「鎖チェーン」を下げようかなって。
雨樋も結構種類あって悩むんですが
やっぱ主流は一番最初の樹脂雨樋でしょうか。
そそ
GWのお休み中に雨樋の掃除(チェック)しとくと良いですよ^^
梅雨来る前に見ておきましょう。
スケルトン階段を支える
この丸印を「ササラ桁」って言います
そのササラ桁を無くして
壁から直接段板を出す場合は
先に階段を組んでおいて
一体の階段を 壁にぐぐーっと押し込んで固定します。
良い仕事し過ぎると入りませんww
で ほどなく完成。
方位と窓を意識すると
段板のリズミカルな影が作りだせますよ^^
窓周りって通気が停滞し易い箇所となります。
こちら角窓部分の庇の図
下地的には こんな感じで通気胴縁をタテとヨコ
クロスに施工していますが
窓周りはちゃんと通気が滞る事が無い様に
意識しなければイケません。
下から入れたら 上に抜く
角窓の意匠庇もちゃんと通気を妨げない様にね。
このヒト手間が躯体だけでなく
外壁の寿命にも影響してきます。
メンテ費を抑える事にも繋がる訳です。
アディ押忍。
昨日はウォシュレット交換×2件
ささっと一台交換完了にて2台目に移動。
こちら絶版機種なので代替品への交換。
で
給水栓を止めて ウォシュレット交換作業。
ん?
まさかの止水栓より前の接続部がポロっと・・
なんて呑気な話では無く、止水栓より前で外れてるんだから
給水ブシャーー!!うわわわわわーーーーー!!
って訳で大変な事になりましたとさw
これ、20年以上前の鉄管だとアルアルで
給水管には こんな感じでサビ溜まってました。
もっとアレなのが・・
いゃ その奥もかぁーーーーい!
見事に二ヶ所とも腐食で簡単に折れまして(汗
こちら、野外配管だったので
念のため外部も交換しておきました。
転ばぬ先の杖・・いゃ既に転んでるな(汗
って訳で、鉄管使った水道配管の場合
こんな接合部の確認も必要ですよってお話でした。
大事に至る前で良かったす(いゃ既に大事か・・)
とりま、ウォシュレット交換完了。キレイキレイ
2台で昼前楽勝の予定が15時過ぎまで掛かりましたとさw
ファイト!戦う君の事をぉ戦わない奴らが笑うだろーw
2×4(ツーバイフォー)工法の場合は床合板を施工したら、その上にパネル位置の墨出し(位置決め)をするので、その墨が消えない様に床合板の上に 仮防水としてシート養生を行います。
半透明の粘着養生シートなので、墨出し線も見えて床合板を雨や汚れから守る事が出来ます。
で、アイズの場合は、屋根養生までの万が一の降雨に備えて木軸でも養生します。
このシート ピーっと伸ばして
シャーっと貼ります。
エンボス加工してある粘着シートなので、その上を歩いても滑りにくいと言う防災仕様。
最上階も合板を使って水平構面を作成。
床鳴り防止のため、釘の他に接着剤を使って合板を緊結します。
で、接着剤待ちの3人衆(笑
その最上階も ピーっと伸ばして
シューって貼りますw
備えあれば憂いなし。
この日は昼から降雨が続きましたが、合板濡れずに済みました。
イカタイカタ。
~閑話休題~
お施主様に お昼ご飯頂きました。
あーんど 帰りにスイーツまで。
ご馳走様でした,,orz
ピーっと伸ばしてから頂きます(伸ばすな)
シュッとした軒天井
軒天井とは屋根の軒先天井部分、屋根の裏側の事。
杉板無塗装敷き並べ。
まぁ こんな手間かける事無いのですがw
だってカッコ良いんだもんw
アディ押忍
某公共工事の拾い画、軒天井の様子。
矢印部分のアップ、水回ってます。
ダウンライトもサビている所見ると、軒天内の結露も疑われます。
これどんな状況かと言うと、鼻隠し(縦の材料)と軒天井(横の材料)を「ツライチ」で納めて、見た目スッキリさせたいと言う意匠なのですが
強風伴った雨が降ると、雨水は巻き上げられ軒天井に回り込む事になります。
軒の出が浅いと、そのまま外壁まで伝います。
今回の現場みたく、木で軒天井作っておくと雨水が木に浸透して、木の抽出成分が浮き出てくる事に。
対策イロハとしては、「鼻隠しと軒天井をツライチにしない」事です。
木材で鼻隠しを作る場合は20~30mm下げておくと安心です。
併せて、軒先に「通気口」を開けて通気を促進する事も大切。
もちろん排出先までの経路は条件ですがw
あと、水切り板金まわしておくのも手。
オープンジョイントなので、コーキングにも頼らず経年にも安心ですね。
そんなこんなの、軒天井収まり。
小さな数字でも耐久年数が大きく異なると言うお話でした。
カッコイイは耐久性に裏付けられなければ、数年でカッコワルイになっちゃうですよ^^
軒天井、気にして見てみますか(笑
漆喰と木材の隙間で通気取ってありますか?
なんてマニアな質問頂きましたw
まぁ同業者からの質問なので見る事違いますね^^
でもコレ大切な事なのでオープンに共有しちゃいます。
この取り合い部分には通気取ってません。
てかこれ中途半端に面を合わせたりすると
木材の灰汁が漆喰を汚す事にも繋がりかねます。
ではどうやってるの?ですが
漆喰と木材の通気層は水切りから(一番下)共有しているんですね。
で その取り合いに何か見えます。
木材の方が外に出る様にした上で、板金で水切ってる訳です。
通気はその内側。
青い線部分、拡大するとこんな感じの板金水切り。
木材の灰汁が出たとしても、漆喰下地の内側に回したり、漆喰仕上げより外に落ちる様にしてる訳ですね。
こんなローテクがいつまでも続く美しさと躯体の耐久性にも繋がると言う事です。
お ねだん以上アイズw
【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。