美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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背の高い寝室に雪見窓



   

 

「高い」と「低い」「明るい」と「暗い」を作る事で

空間にメリハリが生まれます。

 

その窓は何のため?って意味を持たせると

ただ大きいだけの窓は必要無くなりますよ。


見たい風景と見たくない風景を分ける事も大切。



木製「断熱」玄関ドア

 

 

 

深いポーチがあるので 降雨で濡れたりしません。

 

ドアを開けて室内へ。

 

 

 

本当は奥に窓付けて視線抜きたい所だけど

(ドア開ければ正面に窓あるけど)

正面は納戸なのであえてクローズして

R壁の右側に階段を配し そこに窓付けて

上から光を落とします。

 

そこまで歩くと 空も見えて一石二鳥^^

 

アディ押忍



外壁工事前のイロハご紹介。

 

まずは壁構面として建物周りを面材で固めます。

 

 

 

規定通りに釘打ちしてあるかをチェックして合格を確認してから

合板上に外張り断熱を施工します。

 

こちらのおうちは押出法ポリスチレンフォーム

熱抵抗値R=1.4HGW55mm相当)を使い

充填断熱と合わせて 壁の熱抵抗値R=4.55に。

 

 

 

木材等使わず全面に貼る事で熱橋を無くす事になります。

 

硬質ボードの繋ぎ手部分は気密テープで防水処理を。

 

 

 

この断熱材は吸水しないとは言え 雨等に濡らさない様に

早急に透湿防水シートでラッピング。

 

 

 

もちろん透湿シートも通気の邪魔にならない様に

繋ぎ目は全て気密テープ留めを。

 

 

 

窓設置部分は 万が一窓からの漏水があっても

躯体にまで水が行かない様 先張り防水を。

 

 

 

そしてようやく窓設置です。

 

 

 

もちろん窓周りの防水テープも行いますが

「見えなくなる安心」チェック次項は少なくないですよ(笑

 

アディ押忍。



窓には意味があります。

 

こちらの「空を眺める」ための窓は

冬季の日射取得の意味もあります

 

 

 

なので下から屋根が見えない位の軒の出にしつつ

夏季の日射遮蔽が可能な軒の出ギリギリを攻めてますw

オレンジが冬季 ブルーが夏季の日射角度です。

 

 

当然1階の窓には1階用の日射遮蔽用の窓が必要ですが

雨の日にも窓開けられるよう(開けないですけどねw)深い軒を。

 

ただ あまり深いと日射取れなくなるので

透明のポリカ屋根を追加して 日射の透過を狙います。

 

こちら建築途中ですが こんな感じ。

 

 

 

地味なローテクだけど 小さな事からコツコツと(笑



こちらの扉奥に見えるのは

 

 

 

床下暖房用のFFストーブ。

床下エアコンなんてワードが市民権を得てきましたが

その灯油FFヒーターバージョン。

 


築13年にて故障っぽく エラー信号をメーカーに打診すると

「あ、もう部品無いので見に行く必要もないです」

なんと無慈悲な・・。

 

って訳で FFストーブの交換。

 

←新  旧→

 

 

 

ちょっと大きくなってるなw

 

旧ストーブが外にあるって事は

床下から撤去したって事で^^

 

 

 

この空間に新しいストーブを。

 

 

 

職方さんは床下で作業なり^^

 

こんな事もあろうかと うちの基礎は

内部立ち上がり400mm以上取っているので

床下のスクロールも容易っす。

 

もちろんメーカー推奨の離隔距離は守ってますぜ。

 

で ほどなく設置完了。

 

 

 

そうそう ↑この階段下のグリルは

階上から降りてきた冷気を床下に戻すためなのですが

 

 

 

2階も普通に暖かいので そこまでの流れが出来ませんでした(笑

なので このグリルからも暖気が出てますw

 

で 扉を閉めると普通の壁に。

 

 

 

これからも家族を暖かく見守って下さい^^

 

アディ押忍



木柵(赤松無塗装)施工中の図

 

 

 

この塀の高さって目隠しの意味も大きいけど

見たい景色を切り取る為にも有意義かと。

 

例えば 柵の上からの景色はこんな感じ

 

 

 

おうちが並んでいるのが見えますが

こっちから見えるって事は向こうからも(当たり前すか)

 

あと 柵と地面の隙間が気になる方も多いのでは。

 

その隙間は積雪・防腐対策として

いくら水切よく作っても いつも濡れてたら腐りやすいしね。

※一番痛みやすい水平天端は板金巻き

 

で この画像は昨日(12/2)の15時過ぎ頃。

 

 

 

地面見ると低い日射が伸びてきてるでしょ。

 

この日射が積雪を溶かしやすくしてくれます。

 

塀の裏の雪がいつまでも残ってても嫌でしょw

 

この隙間に芝桜やお花植えると 街並みも楽しくなるなって。

 

ちなみに 柵の下に格子見えるんだけど

 

 

 

 

これドックランとして機能する為。

 

鉄筋なので つる性植物這わしても可愛いかと。

 

ちなみにこちら

 

 

 

お客様から頂いた「リビングからの眺め」

 

切り取られた近くの山と空以外は 消えているでしょ。

 

こりゃ良いわ^^

 

物置を柵内設置したのは防犯上も良い事でしょう きっと。

 

そんなこんなの目隠し案件。

 

目隠し板は無塗装なので 2年もすればシルバーグレイに落ち着いて

もっと景観に馴染むと思いますよ^^

 

アディ押忍。





 漏れない事 入れない事 乾燥させる事

それがいちばん大事(KAN

 

数年前に再塗装したのですが・・と言う外壁

 

 

 

あぁ・・

 

それより こっちが気に成りまして(汗

 

 

 

位置関係的にはこんな感じ。

 

 

 

屋根~壁の取り合いから入った水が

外壁の内側から基礎まで流れています。

 

メンテとしては再塗装では無く 根本からの是正が必要です。

 

ドキドキしながら外壁を捲ると・・あぁやっぱり(汗

 

 

 

防水紙より内側の躯体まで水が回っています。

 

そもそも屋根が外壁の途中で止まる場合は

外壁内部に水が回らない様 二重三重の防水が必要

 

例えばこれ読んで↓

https://housingeyes.bijual.com/Date/20220225/

 

そして最悪でも 躯体に水が回らない様に

防水紙をレインスクリーンとして機能させ

さらに通気層で乾燥を促進する事が大切です。

 

ただ 今回一番懸念されたのが・・

 

 

 

あぁ やっぱり(涙

 

 

 

ただ一つだけ良かったのは この被害は限定的で

一部のスタッドと合板の交換だけで是正可能で

横架材までは浸食が広がっていなかったのが救い。

 

早めにご相談請けて良かったです(不幸中の幸いで)

 

 

 

その後しっかり防蟻防除して 躯体再生しました。

 

そして上記リンク先の様な防水工事を行い

通気もちゃんと促進してから外壁工事。

 

基礎の変な汚れ ちょっと気にしてみてください。

こんな事の可視化かもしれません。

 

冬支度の前に一度家の周り歩いてみましょう。

 

そして何か気になったら 早めの相談ですよ^^

 

アディ押忍




通販便利ですね。

でも再配達とか業者さんも大変なので

宅配ボックス設置のお問合せも増えてきました。

 

そこで建築工事での宅配ボックスご紹介。

 

お庭通って玄関まで来てもらうのも申し訳ないわね・・との事で。

 

 

 

カーポートに併設してる おうちデザインに併せた物置。

 

 

 

これを宅配ボックスにしましょって事で。

 

扉を付けて

 

 

 

開けると物置の中に繋がります。

 

 

 

門扉開けて裏に回ると 通常の物置の扉。

 

 

 

この扉を開けると物が受け取れます。

 

なかなか良いアイデアでしょ^^

 

ご近所の目もあるし心配な盗難のハードルもグッと上がるかと。

 

 

 

そんなこんなの宅配ボックスでした。

 

物置に扉付けただけなんすけどねww

 

アディ押忍。



20年とか経つと ちょっとイメチェンしたくなりますね。

 

そんな おうちの玄関ドア。

 

 

 

米国製の断熱スチールドアですが イメチェン以前に

経年でガラス部分に水が入っています(涙

 

 

 

そんな経緯にて「ドアって取替可能ですか」とのオファー。

 

はい。

 

その辺が米国製 メーカーや年代が異なっても

サイズ関連は共通なので ドアのみの交換が可能です。

 

って訳で早速交換作業に。

 

まずはドアを外し受け側の細工を。

 

 

 

サインの影が可愛いですね^^

 

入れ替えるドアは樹脂製トリプルガラスドア。

既存に合わせてドアパーツを加工します。

 

 

 

樹脂ドアとは言え よく見ると木目模様入ってますよね。

 

 

 

これウッドグレイン加工って言って

専用塗料と使う事で 本物の木の様に見えます。

 

今回はホワイトドアがご希望だったので

先に白色で塗りつぶしています。

 

で ほどなく完成。

 

 

 

玄関ドアひとつでファザードの印象変わるんですよね。

 

ただ 普通に馴染んでて気づく人が居るかどうかわ謎ですが(笑

 

 

 

って訳で玄関ドアの交換でした。

 

そそ

 

見た目だけで無く断熱気密性能も上がってますよ。

 

アディ押忍。




アイズお馴染み 杉板ボードバテン仕上げ。

 

 

 

こちらは塗料では無く「ウッドロング」と言う

天然ハーブ保護剤で仕上げています。

 

こちらタームマシーンみたいな効力もあって

塗るなり5年超えの色合いが手に入ります。

 

さて 今回はそのお話では無く「張り方」の違い。

 

同じボードバテンでも↓こんな感じでラップさせているより

 

 

 

平面で仕上げると 打ち継ぎ部分での対策が必要かと。

 

弊社では↓こんな感じでテーパー加工して繋ぐことで

吸水(漏水)対策としています。

 


先にカットしておいた板材を継いでいくわけですね。

もちろん押し縁部分も同様。

 


安全安心な漏水対策と言えるでしょう。

 

更に通気層を連続する事により

滞り無いウェザースクリーン層として躯体を守る事に。

 

 

 

そそ

通気層と言えば 横胴縁でも

上昇気流を妨げない通気層は必須ですよ。

 

 

似たような仕上げでも二重三重の安全対策って

会社の考え方で結構違うもんす^^

 

アディ押忍。



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