美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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シロアリと言えば春~初夏に

大量の羽根を見つけて発見する事が多いのですが。

 

ただ 白アリは別に春にだけ活動してる訳では無く

一年中動いている訳で 秋だって当たり前に・・。

 

普通は見つからないのですが

今回 リモデルの現調にて畳を上げてみた所

 

 

 

畳下にまさかの蟻道(汗

 

↓この拡大画像には3匹しか映って無いですが

畳上げた時はウジャウジャ列を成していましたよ(涙

 

 

 

畳と裏板の間に居たのですがこの例は結構レアなので

もしかしたらラッキーだったのかも。

 


また その場所以外でも裏板に浸食してて

もちろん畳の中にも生息していました。


 



実際 床板だけに居る事は稀なのですが

板めくったら・・やっぱり

 

 

 

うぅ

 


困ったもんだわね・・。

 

 

 

そんなこんなで 床下・地面全ての防除工事が必要になりますが

これ位で見つけられてラッキーと言わざるを得ません。

 

今回はリモデル現調で見つけましたが

 

畳のお部屋がある方は 年イチ程度で

畳上げて床板チェックすると良いですね。

 

藁畳なんかだと特に 乾燥の意味もありますし。

 

昔は「畳干し風景」なんて良く見かけましたが

やっぱ理にかなっているんですね。

 

アディ押忍。





外壁貫通部は丁寧な処理が必要。

 

室内側は防湿シート等にて認識あるかと思いますが

室外側は如何でしょう。

 

室外側は一時防水部とは言え

「漏水」「強風」と言うリスクが存在します。

 

そんな目で 外壁仕上げ前の外回りを見ると

 

こんな感じで外壁を貫通している部位は結構あります。

 

 

 

↑こちら 電線の導入部ですが貫通部は

貫通部は防水シートに コーキング処理+気密テープ処理。

 

万が一の漏水時にも安心です。

 

あと、加熱器(IH等)への給気部分とか。

 

 

 

丁寧にテープ処理してありますね^^

 

あと

 

横胴縁にも適切な通気経路が必要ですよ。

 

 

 

上昇気流を妨げない通気経路と

気流を妨げないシート処理。

 

キホンのイロハ 大切ですよ^^





母屋を出さず垂木だけでスッキリ魅せるの図

 

 

 

垂木とは ↓ この赤く塗った材で

黄色い材が垂木を支える母屋

 

 

 
普通は 母屋の断面が見えますが 

それを見せなくする事でシャープな印象にする事が可能。


そこ踏まえての軒先

 

 

 

垂木は90mm厚みとして

その厚み分をまるっと通気層に。

 

機能的にも視覚的にも 薄くてスッキリした屋根ラインが完成。

 

 

 

あえて母屋出す事もあるけど

スッキリ納めたい時には こんな施工も。

 

うんうん。





エコキュートのタンクを室内に置くと

放熱を防げるって事で ちょいちょい見かけますが

夏季の事考えると あまりおススメではありません。

 

放熱対策なら外部置きで二方~三方を壁で囲うとか

https://housingeyes.bijual.com/Date/20221221/

扉で仕舞っちゃったりする方が得策かと。

 

そんなこんなで ネットで見かけたタンク室内置きの図。

 

 

 

耐震対策として「突っ張り棒」で止めてみたそうです。

 

力点・作用点を考えると タンク奥に設置してあるので

設置場所としては正しいす ( ̄▽ ̄;

 

ただですね

 

天井は石膏ボード+クロス仕上げ。

 

運動エネルギーとは質量(慣性の大きさ)と速さの2乗に比例します。

このタンク約400Kgの質量が大きな地震に揺られたらどうでしょう。

 

・・間違いなく天井ぶち抜いて倒れますね(汗

 

まぁ床も補強してあるでしょうし 対策済みかとは思いますが

そうなると突っ張り棒の耐震は意味が無いし(笑

 

ちなみに エコキュートの設置には的確なアンカーセットが必要です。

 

こちら370Lのタンク

 

 

 

前カバーを外すとこんな感じ。

 

 

 

赤丸部分をアップすると 金物+ボルトで

土間コンクリートと緊結してある事が分かります。

 

 

 

見にくいので反対側も

 

 

 

アンカー緊結が確認出来ますね。

 

コレ見えないですけど とっても大切な事で

(見ようと思えば確認出来る) 

それに合わせて エコキュートタンクを固定している

土間コンクリートが沈まない様対策してある事も大切。

 

そっても地味な事ですが(笑

災害時には この意味が効いてくると思います。

 

実際 こんな重いモノが倒れたら

二次災害大きくなりますもんね。

 

転ばぬ先の杖です。

 

建物周りの機械関連 エアコンの室外機も含め

一度チェックしてみるのも防災対策の一環ですよ。

 

アディ押忍。




作っておいたコレを

   

 

こう

 

 

 

この天端に「水切り板金」を回して窓台完成。

 

アディ押忍





アルミガレージに木製収納庫をドッキング

 

 

 

あらやだ かわいいわ^^

 

って普通の倉庫に見えるでしょ。

 

実は敷地形状に併せた小さなガレージ(9㎡以下)

 

 

 

押し壁って特殊な工法で作りました。

 

裏の目隠し木柵とも相まって 素敵でしょ^^

 

 

 

両引戸で大開口の車庫になりますよ。

 

バイクのメンテは この屋根下まで出して来れば簡単です。

 

いーなー 欲しいなー(笑





先程クライアントのお母様より「基礎進んでました♪」って画像送って頂きました。

私の代わりに現場監理して頂き誠に有難うございます(笑


さて 頂いたのは地中梁部分の帯筋(フープ筋)画像

ちなみに お施主様からの画像なので何の意図も操作も無いですよw

   

 

こんな一枚の画像でもチェック要項は4つはありますw 



たとえばコレ「コンクリート被り厚」

 

 

 

 鉄筋の経年劣化を防ぐ為、外気や土から鉄筋までの距離を4~6cm確保する事が求められますが、画像マル印のスペーサーブロックが置かれ 最低6cm以上の「コンクリート被り厚」が確認出来ます。

  

そして帯筋。




主筋を拘束するように囲んでいく事で、剪断力に対する抵抗を持たせる事を負担してます。

そのフック(曲げ)は適当か?あとその角度は135度あるか?なんかがチェック対象。

  

お次は定着。

定着とは鉄筋の重ね長さ。300mm以上とされますが、この現場では鉄筋の径×40倍としていますので、16Dの鉄筋に対し640mm必要(厳密にはコンクリート呼び強度30Nなので480mmでOK)

 

 

 

最後は分かりやすく防湿シートの破れ確認。

 

 

 

雨上がりなので土が付いてますが特に問題ありませんw

これらはベース配筋を組む場合も最後までチェック対象となります^^

 

そんなこんなの鉄筋画像一枚からの四方山話(笑

 

落ち込む事もあるけれど

今日も現場は元気です(謎笑

 

いつも有難うございます^^

 

実家にハネアリが!とのご連絡。

 

見に行きますねってドキドキしながら行くと2階に案内され

「えっ 2階のお部屋?」

 

ちょっと分かり辛いですがヤマトシロアリでした・・(涙

 

 

 

心配だったのでプロにも見て貰った所

 

 

 

頭部と腹部にクビレ1箇所はシロアリの特徴です!

とお墨付きまで頂き(号泣

 

クライアント様は「2階に出るなんて家中に巣が!?」

なんて心配されましたが それは問題ありません。

 

キホン ヤマトシロアリやイエシロアリは

湿った土の中や腐った木の中に巣を作り

そこから水分を供給しながら 木の中を食い進みます。

 

家の中は単なる通り道と言った感じで 巣から水分を運んで進む訳で

逆説的に言えば 巣に水分が無ければ そのコロニーは死に絶えます。

 

なので良く「お隣さんでシロアリが飛んだ」から

うちに飛んでこないか心配 とのお話を聞く事ありますが

それは ほぼ問題無いと言えます。

 

極々まれに 土の中からお隣さんに伸びる事もあるらしいですが

それは本当にレアなケースの様です。

 

それより 家の近くに腐った木材を置いておかない等の

注意をしておいた方が良いでしょう。

 

 

 

うねうねしたの見ます?

 

 

 

いやー(涙

 

防除工事入ります。


はぁ・・今年シロアリ案件 無いと思ってたのになぁ(;一_一)






久しぶりにダウンライトのお話。

 

ダウンライトってキホン天井断熱には使わないんだけど

理由はこんな感じ。

 

 

 

高気密ダウンライトなんてあって

それだとブローイングやマット敷き断熱部分に使える

と言われてるんだけど・・まぁ言われてるだけ(笑

 

 

 

青が気密層で赤が熱と水分(湿気)の移動。

 

まったく気密の意味を成さない訳です。

 

って訳で 基本ダウンライトは使わないんだけど

天井からの光が欲しい場合 シーリングライトなんて

見た目アウトな器具使いたく無くw

 

なので 断熱+防湿層の下に

もう一層ダウンライト+配線のスクロールスペースを作ります。

 

 

 

それによって先に気密さえシッカリ行っていれば

あとはダウンライトを何処にでも持って行けます。

 

ちょっとしたヒトテマですが 性能維持には断然寄与する事に。

 

ちなみにこの天井構成的には 上から

 

>構造用合板(水平構面+防風層)

>断熱材

>防湿層(気密シート)

>スクロールスペース

>天井下地

 

~となっています。

 

構造と断熱気密が両立してますね^^

 

ちなみにこちら 家具位置がまだ決まっていなかった為

壁も防湿層の内側に配線スクロールスペース作ってます。



 

これで壁部も防湿気密関係無く ブラケットライトの移動が可能。

 

ころばぬ先の杖

 

そんなこんなで「天井断熱+ダウンライト」の手法その1でした。

 

アディ押忍。

 

天窓の内側ガラスが割れました(涙

 

 

 

とクライアントさんより・・複層ガラスの内側のガラスです。

 

これ「熱割れ」と言って

外側のガラスと内側のガラスの熱膨張の違いから

負担が掛かって・・と言うカラクリなのですが

20年とかですと経年劣化とも言えます(うぅ

 

あと新しくても内側にフィルムとか貼っていると

それがそのまま原因になる事多いですので要注意!

 

よく遮熱シートで夏涼しく♪なんて広告見ますが

あれわざわざ熱割れを誘引しているだけですので(汗

 

で、割れてしまったらガラス交換が必要になりますが

一度火災保険会社に↓

 

ガラスが割れたんですけど「熱割れ」は保険対象ですか?

 

と問い合わせてください。

 

熱割れをカバーしている保険会社も多いです。

 

そりゃもう不可抗力ですから カバーしてもらわないと悲しいすよね。

 

そんなこんなで複層ガラスの熱割れ

火災保険でカバー出来るかもしれない事覚えておいてくださいね。

 

まぁ交換頼まれれば こちらからお聞きしますけどね^^

 

ではでは アディ押忍。





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