昨日に引き続き 本日も「だん」18号から
母子保健・産後ケアがご専門の福島富士子さん(東京医療保険大学特任教授)のお話を紹介します。
乳幼児は「適温」で
赤ちゃんがいる家庭にとって最も怖いのは乳幼児突然死症候群(SIDS)ではないでしょうか。
予防方法はまだ確立していませんが、厚生労働省は発症リスクを下げるポイントとして
①1歳まで仰向けで寝かせる
②できるだけ母乳育児
③禁煙する~の3点を呼びかけていますが
最近ここに「温めすぎない」という項目が加わろうとしています。
実はSIDSは冬季に発症しやすい傾向にあります。家の中が寒いため、大人は布団や洋服で過剰に温めようとしますが、これによって赤ちゃんがが高体温状態になり、突然死のリスクになると考えられています。
つまり適温はとても大事。「赤ちゃんに最適な室温は〇℃です」と断定するのは難しいのですが36.7~37.3℃の体温を保てるくらいの室温が理想です。
とはいえ部屋の暑さ寒さを感覚だけで判断したり、着るものや布団で調節するのはあまりのも大変です。高断熱高気密な住まいは、冬暖かく夏涼しい環境をつくリやすいのはもちろん、エアコンによる温度調節がしやすいため、赤ちゃんにとっても、お世話をする大人にとっても助かるのではないでしようか。
冷えない家はみんな暮らしやすい
古くから「冷えは万病の元」と言われてきたように、体が冷える環境にいていいことなど1つもありません。
結露によるカビ・ダニの健康被害も、これまではお年寄りに多いとされていた脳梗搴や心筋梗塞のリスクも、住環境を改善すれば減らす事が出来ますし、それは誰にとっても何歳になっても暮らしやすい住まいです。家族が健康で幸せに過ごすために、住環境を整えるのはとても大事なことなのでした。
3日連続ご紹介 いかがでしたか^^
赤ちゃんの健康にとって「温めすぎない」って大切な事なんですね。
寒いから温める。寒くなければ温めなくても良い。
なるほど灯台下暗しでした^^
【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。