美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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太陽光パネルの設置向きや角度について

ご質問受ける事も多いのですが

実はそんなにシビアに考えなくても良いですよってお話。

 

積雪地だったりすると 西側より東側の方が

確実に雪解けが少ないので 東より西

そしてやっぱり西より南向きの方が日射量は多いですが・・

 

ちょうど良い資料を頂いたので こちらで共有。

 

先日岐阜森林文化アカデミーの

辻教授のセミナーを受けたのですが

その時使われた資料より。

 

 

 

ぜんぶ絵でわかるシリーズ・エコハウスの著者先生です。

 

 

 

↓こちら分かりやすいのが 方位的に下が南側で

その日射取得量を図解してあります。

 

確かに良く言われる「南側30度が」日射量多く効率良いですが

仮に45度振れても 98%は取得しています。

 

 

 

100%98% ほぼ誤差ですよねw

ちなみに高山市・飛騨市はA3区域になります。

 

それを念頭に真西に向けても 86%とあまり遜色ない数字。

 

逆に夏季の西日は長くなりますが

その西日に対して効率が良くなるので

西屋根設置はお昼以降のエアコン消費には得策と言えます。

 

あと 屋根の角度

 

よく4寸勾配がベスト!なんてネット記事を見かけますが

 

1寸から10寸の通常の屋根角度だと

(10寸勾配ってのは45度でトンガリ屋根と言われます)

どんな角度でも95%以上の効率になるので

方位より全然考える必要はありません。



 

まとめると

 

太陽光パネル設置は 南30度の屋根が効率良いけど

多少方位が振ったり勾配が変わっても大差ない。~となります。

 

まぁ北に設置するのはどうかと思いますがw

その土地の条件や暮らし方で 南に拘る必要無いって事ですね。

 

ダイレクトゲインの日射取得もそうですが

やはりケースバイケースと言えます。

 

おかしなネット情報に踊らされないでね(笑

 

アディ押忍




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