旧平田記念館が雑貨店に生まれ変わってまして
あの子とかも居ましたがw
ここで今昔物語。
玄関の上にある これなーんだ?
ちっ ちっ ちっ ちっ ちっ ちっ
はい。跳ね上げの玄関扉でした。
引違戸だと開口の半分しか使えないですが
こーやって上げてしまうと開口全部が出入口として使えますね。
昔の商屋さんなんかには良く見られた開口です。
え?扉下ろしたら出入りできないって?
この扉には背の低い引き戸が付いてて そこからの出入りが可能。
店閉めてる時とか夜間は この引き戸が出入口に。
これ防犯の意味もあって
この低い引き戸を潜る時は無防備になりやすく
侵入者が刀を持ってても邪魔で振り回せないので 家人が撃退しやすくなるって寸法。
時代劇なんかで見た覚えあるかと思います。有効な防犯ですね。
そんなこんなで 玄関の今昔物語でした。
今は防犯だけでなく 熱の移動も無くさなきゃですぞ。
アディ押忍
東京都杉並区で起こった住宅倒壊事故。
腐食やシロアリ被害等の物理的要因に、トラック等の振動が重なり・・なんて思ったのですが、家ってより擁壁の崩落ですね。
ネットに画像ありましたのでご覧ください。
ってか、ホントに膨らんでて、クラックと言うか割れたりもしています。水抜き穴も詰まってる感じで、かなり水分含んでいたんだと思われます。
反対側はパックリ来てて草の根も見えます(汗
こちら道路幅2m程度で重機も入れなさそうだし、反対側も住宅地(ほぼ再建築不可状態)で重機無理そうだし、治すのは無理としても解体にもかなりのコストが掛かりそう。
と思ったら、解体予定で業者も決まってたらしいですが、都会の真ん中で怖い事です。
水道や下水等のインフラにしても、新しいものを作るだけでは無く、メンテナンスにコストや視点をおかないと不味いなと。
驚きましたが、人的被害が出なくて良かったですよね。
視点が良いなと思った記事ご紹介
美容師のTajiさんは53歳の時、母屋の隣、駐車場だったスペースに自分だけが住む小さな家を建てました。それは、シングルマザーとして無我夢中で働き、ずっと誰かのために生きてきたTajiさんが、「おしゃれに暮らしたい」「自分にとって居心地のいい空間を作りたい」と願って実行に移したこと。
「自分の思い通りに過ごせる家がほしかった」…。50代で叶えた「自分ファースト」の住まい
つか 本出してみえましたw
『53歳からのシンプルモダンな暮らし』より
アリよりのアリ^^
ボツ案ご紹介^^
こんな感じの二間続きの和室、持て余している方も多いのでは。
御夫婦の寝室を2階から下ろし、お二人用のリビングに変更してお庭と繋がるなんてのも良い手かと。
仕切りはあえて低く設えたアクリル戸に。
居間と食卓が一緒で「くつろぐ所が別に欲しい」なんてご要望に如何でしょう。
おうち楽しも^^
ラフイメージ
からの完成
キャットウォークの為に梁増やしてますが・・そこそこ想定通りでしょw
明るさは暗さがあって初めて際立つ。
良くわかる画像かと。
特に夏は暗い方が涼しく感じます。
そして中間領域。
内で無く外で無く(外だけどw)
こんな空間も落ち着きますね。
雨の日なんかお庭眺めるのに丁度良い。
まぁ お寺さんですが(笑
先日 萩原通ったついでに禅昌寺さんに寄らせて貰ってパチリ。
うん シュッとしてる。
そして美しい。
素敵な時間を有難うございました。
アリなんぢゃない^^
アディ押忍
昨日は福岡行ってたんですけどね、一度見て見たかったのかこちら。
森の中に建物がみえるでしょ。
これ森では無くアクロス福岡と言う複合施設で「建物に地域の生態系を植樹してある」んです。
1995年竣工なので、築30年。
建築当初はこちら
(画像はアクロス福岡ホームページより)
植物が育ち鳥や虫が新たな命を連れてきて・・で最初の画像です^^
こちら、大好きな造園家であるプランタゴ・田瀬理夫さん監修で、詳しくは「新建築」にインタビューが載ってます。
https://shinkenchiku.online/column/4512/
「町に森を創る」なんてコンセプトで、建物を森にするなんて素敵すぎ。
ちなみにこちら博多天神の真ん中で、建物の反対側はこんな感じ。
ガッツリ都会でしょ(笑
その植栽は建物内からも優しく見えて
実は外部は町に開放してあって、建物の一番上まで回遊できます。
公園では無く建物ですよw
そんなこんなで目と思想の保養をさせて頂きました。
改めて 凄いですよね。
まさに経年美化。
私たちも自分勝手な計画では無く、町や通りに「潤いをおすそ分け」出来ると良いですね。
アディ押忍。
【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。