美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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こちら「寒くて・・」とお悩みだった玄関

 

 

 

木製断熱ドアに変更

 

 

 

断熱性能1.28W ・ 気密性A-4等級 ・ 耐風圧S-4等級

 

北風が強いと家の中全部に玄関の風が回る・・との事で玄関を風除室に。

 

 

 

開けっ放しにしてもらうと「抜け感」が気持ち良いっす。

 

 

 

奥の引き戸を閉めるとこんな感じですが 風除室の扉を閉めておくと、玄関ドアの開け閉めによる外気関係なく、水回りへの移動も可能に。

 

 

 

まぁスケルトンフルリノベなので快適なのは間違い無いですがw

 

 

 

玄関土間も断熱してあるので「寒い玄関」からはオサラバですよ^^

 

見た目だけでなく性能も更新しませう。




高台で北風が直接「玄関」に ぶつかる立地だったので

 

 

 

玄関は風除室と位置づけました。

 

 

 

性能以前に「立地条件を読む事」大切

 

アディ押忍


窓周りの装飾

 

窓横の板はウィンドキャッチにもなります。

 

腕木に併せた塗装でスッキリ。

 

 

 

新築?

 

いゃいゃ リモデル案件でした。

 

ビフォーはこちら

 

 

 

アルミシングルガラスから樹脂トリプルガラスへ。

 

躯体も断熱等級(無断熱)から等級7へ。

 

お金は大切に使いましょう


アディ押忍



トリプルガラスにも種類があります。

簡単に言うと「日射遮蔽型」と「日射取得型」の2類。

そしてカラー的には4種類。

 

 

 

ガラスカラーや種類によって、その性能は異なりますが、使い方としてはザックリこんな感じ。

 

 

 

ただ、数字で見てもどれくらいか分かりにくいですよね。

 

って訳で、アイズ事務所の窓にて測ってみませうの巻。

 

東南の角窓の種類はこんな感じ。

 

 

 

方角によって遮蔽型と取得型を分けて使っています。

 

この画像は11月2日の10AM

角度的に東南に太陽が位置していますので、両方の窓から日射を受けています。

 

で 日射取得側の南窓を通した床温度はこちら。

 

 

 

日射遮蔽型の窓を通した床温度がこちら。

 

 

 

ほら、同じトリプルガラスでも結構違うもんでしょ^^

 

 

 

なので、熱反射を加味してあえてカラーガラスを南側に使う事もありますが、こーゆー事実を元に窓を配置していくのです。

ちなみに、このクリアガラスが出たのは去年です。
もひとつちなみに日本一早くこのクリアガラス採用したの、ハウジングアイズらしいですw


さておき、窓の性能大切。

 

その窓は何の為にある?大切な視点ですよ。

 

  あと、未測定だったプーさんの温度はこんな感じ。





知らんがな(汗



アディ押忍。




スケルトンリノベの場合、充填断熱はキホン新築と変わりません。

 

まずは丁寧に壁内に断熱材を充填し

 

 

 

その後、防湿(気密)を行います。

もちろん防湿フィルムは、床と梁部分に テープもしくは乾燥木材で止結し、壁内に管理できない気流を作らない事を前提とします。



 

で 丸印

 

上はエアコン用スリーブ

 

 

 

防湿フィルムとは丁寧にテーピングします。

 

そしてコンセント

 

 

 

こちら10年前のブログですが

https://eyescode.bijual.com/Date/20150328/

 

コンセントボックスは防湿層より室内側に設置します。

 

見えなくなる安心。

 

この辺はUA値計算には全く乗って来ませんが、居心地や耐久性には直結しますよ^^

 

アディ押忍




外部との出入りをドアに限定すれば、残りの開口はFIX(はめ殺し)の方が窓枠もスッキリ納められます。

 

 

 
断熱と窓辺

豊かさは窓の外、開口部ちゃんと考えましょ^^

窓辺を心地よくすると暮らしは広がります。

 

そんな考え方は海外でも一般化されていて、こちらは美しい窓辺の作り方として紹介してあった寸法図。

 

 

 

外から見ても 感じよい窓辺ですね。

 

 

 

ただ・・こちら鉄筋コンクリート造にて、椅子部分だけでなく出窓4方向が外気に接していて、簡単に外気温=構造温度になってしまい、この絵の様な暮らしは年に1週間あるかどうか(笑

 

 

 

冷気だけでは無く、太陽光も季節関係なく降り注ぎ・・まぁ褒めたもんでは無いですね。

 



出窓は簡単に作ってしまうと百害あって一利なし(言い過ぎ)なのですが、そんな窓辺も居場所に出来ると暮らし広がります。

 

なので、窓椅子は室内に引っ込めて計画しべし。

 

こんな感じ。

 

 

 

同じスペースでも庇を作る事で直射日光を操作し、外皮面積を減らす事によって外気の影響を最小限に減らすことが出来ます。

そして窓や断熱の強化によって、窓辺の居心地よさは更に上がるでしょう。

更に窓椅子の下は収納にも^^

 

色んな所に快適な居場所があると、面積以上に広く暮らせますよ。

 

そんなこんなの「居心地よい窓辺の作り方」窓の外に揺れる木漏れ日、愉しんでみませんか。

 

アディ押忍

このツイート、誤解の無いように解説を^^

 

まず、単純に等級7を目指しとけって話なんだけど、その数字が目的になると本末転倒。

 

 

 

私が求める性能とは「最低室温が15度以下にならない事(出来れば18度以上)」であり、その担保のひとつがUa値だったりC値だったりする訳で。

 

目的は数字では無く、快適で健康な暮らし。

そのための技術であり数字。

 

数字だけ良くしようと思えば、単純に窓を小さくする(無くす)だけでも結構稼げる。

でも昼間っから電気点けて料理するようなキッチン嫌でしょ。

 

数字は大切

でも同じか、それ以上に敷地を読み込んだパッシブデザインも大切。

 

ちなみにモノサシとしては、UA値よりも換気や隙間相当面積を加味したQ値の方が、実態に即しているかなって思ってます。

 

まぁそんなこんなで、あくまで指標の一つとして「ここ1年の平均Ua値とC値を教えてください」「窓は必要ですか」なんて質問は、ご依頼先選定のイロハにはなるかなって。

 

目的と手段を見失わない様に(^^

断熱性能や気密性能を高めるほど室内温度は安定し

湿度管理も容易になり扱いやすい住まいになります。

 

冷暖房設備は小さく済み 内装や外装も痛みにくくなります

建物の正しい断熱化こそ長期的な安定と快適さに繋がる訳で。

 

性能を抑えて機械や暮らし方で何とかしようとするほど

むしろ管理するのに人を選ぶ家になりがちに。

 

ただ そのメリットは光熱費節約や快適性だけでは無く。

 

寒暖ストレスがないと 子供の健康やる気にも直結し風邪も引きにくく

アレルギーなども起こりにくくなります。

 

 

 

年をとっても動く量が減らない。むしろ増える。

暮らす空間が快適なだけで人間は活動的になる事は実証済。

 

これは光熱費よりメリット大きい。

 

デメリット的には「コストがかかる」事が上げれられるけど

見た感じや感じた感じ メリットはでデメリットを凌駕するかと。


アディ押忍




経済産業省は、これまでのZEH/ZEH-Mを発展させた「GX ZEH/GX ZEH-M」 を新たに定義したことを公表しました。

 

https://www.meti.go.jp/press/2025/09/20250926002/20250926002.html

 

なんちゃってだったZEHは姿を消す事になりましたがw


なぜ「GX ZEH」が生まれたのか? 

現在、国は「2030年までにZEH基準水準の省エネ性能を確保する」「2050年にストック平均でZEH基準水準を確保する」という目標を掲げています。

そこで、これからはより高い省エネ性能と自家消費エネルギー拡大が求められ、次世代の住宅性能基準を明確化する必要が背景にあります。 

技術水準として端的に言うと、断熱等級6以上とする(ここが新しい)一時エネルギー消費等級8以上とする(ここも新しい)太陽光パネルに加えて、蓄電池、HEMSが必須(だから蓄電池わ・・(-_-;))

 
断熱等級5でZEH性能←と言うマヤカシがようやく消えた訳ですが、
この時期に出てきたということは、これを基準に補正予算で補助金が出てくると言う事でしょう。

あっと言う間に消費されたGX補助金の代わりが、これになってくる感じでは無いかと。

 

とりあえず「断熱等級なんて意味無いし」などと言う良く分からん逃げは効かなくなってきたという事です。

 

かしこく経済的に健康に暮らしましょ^^



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【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。
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