美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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現在等級6までしかない一次エネルギー消費量等級。

 

先日行われた国交省の審議会にて 住宅において再エネを除く省エネ率30%が「等級7」「35%が等級8」で新設される方向とのこと。

「再エネを除いて」と言うのがポイント。

メカメカなシステムでは無く 純粋に断熱性能を上げないと一時エネルギー35%OFFは無理。

 

国はGX志向型住宅(断熱等級6以上・一次エネルギー消費量等級8)レベルの性能を本格的に推進していくことになります。

 

省エネ住宅に新基準 国交省、現行「ZEH」より厳格に【日経新聞】

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA187UV0Y5A410C2000000/

 

断熱等級5でZEH性能?

最低ランクになる日は近いよ。お気を付けを。

 

アディ押忍




いつもの外張り付加断熱(画像は仮置き)

 

 

 

グラスウールを使うときはスピード勝負

 

 

 

一面施工したら すぐ透湿防水シート

 

 

 

これで一安心だけど

 

通気層の上昇気流を妨げない様 気密テープ施工

 

 

 

なぜ気密テープかと言うと やはり粘着力と耐久性


 別にそこに気密を求めてる訳では無いのでww



アディ押忍



住宅性能評価とは何か?とAIに聞いてみました。

 

住宅性能評価とは、住宅の品質や性能を客観的に評価し、その結果をわかりやすく表示する制度のことです。

日本では、主に「住宅性能表示制度」に基づいて行われます。この制度は、2000年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」によって定められたもので、住宅の購入者や利用者が安心して住まいを選べるように、住宅の性能を標準化された基準で評価する仕組みです。

 

おお 完璧だw

 

評価を受けるには数万~数十万円掛かりますが、いわゆる「安心」に繋がりますし、昨今の補助金担保としては必須次項とも言えます。

 

https://www.hyoukakyoukai.or.jp/

【一般社団法人 住宅性能評価・表示協会】

 

って訳で、そちらで最近の住宅性能が集計されていますのでご案内。

 

まずは断熱等級6が新設された令和4年の住宅性能。

https://www.hyoukakyoukai.or.jp/kokai/R04/kodate_5-1.html

 ほぼほぼ等級4と等級5が占めています。

 

まぁ補助金目当てなので等級3は有り得ないですが(笑

この頃はまだ等級4でも補助金付いてたので。

 

そして等級7が追加された令和5年度。

https://www.hyoukakyoukai.or.jp/kokai/R05/kodate_5-1.html

 等級4は影をひそめ、8割近くが等級5に。

 

 

 

何度も言いますが、等級5で吹き抜けとかリビング階段は、後悔しか生みませんので注意が必要です。

まぁ等級5でも補助金付きますけどね。

 

健康や経済的な事考えたら、最低でも等級6(6.5位かな)はクリアしたい所ですが、まだまだマイノリティですね。

 

つか等級7の希少価値よww

 

うちだと黙ってても等級7はクリアしているのでご安心を^^

 

ただ令和4年と令和5年、たった1年で住宅性能大きく変わってるでしょ。

 

つい一昨年まで最高等級だった等級4が、今年から最低基準になってるんですよ。

何のための断熱か?どのレベルを求めれば良いか?すでに起こっている未来に向けて、正しい選択を行いたいですね。

 

アディ押忍。



建築途中のお部屋

 

 

 

窓にはそれぞれ役目があります。

 

例えば正面は南側なので 日射取得用の大きなFIX

そして中庭に通じる左側は お庭と繋がれる掃き出し窓

 

 

 

日射取得と抜けを狙うだけなので 正面は開く必要が無く

FIXにすることで 窓がスッキリします。

 

窓は そこに設ける意味を考えましょう。

 

そして完成

 

 

 

家具が入るとまた良いですね^^



なかなか衝撃的なブログを紹介されました。

 

いわゆる大手ハウスメーカーさんでの家づくりブログですが

 

天井断熱について

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天井にはあるらしいけど(10KGW100mm程度?)

屋根部分には断熱が無いと。

 

カタログに天井断熱の記載あるけど

屋根断熱は記載無いので これで良いらしく。

~~~~~~

 

 ~~~~~~~



そっか 記載無いなら(笑

いー訳ないだろ。

 ~~~~~~~

 

 
~~~~~~~~




答え「断熱材は入っていません」


これ 昔の話かと思えば 2025330日の話。

一昨日ぢゃんw

 

そう言えば10年ほど前(たかだか10年よ)

勾配天井の屋根下地は合板で無く30mmの杉板使ってるから 

「断熱材以上に暖かい」と言う作り手側の主張を聞いた事あります。

 
いゃあの・・

むかしのログビルダーには そんな事言う人多かったのですが

少しでも計算できれば そんなオカルト・・。

 

とりあえず令和7年の大手HMでも こんな事あるって

なかなかな話だったので共有しときますね。

 

くわばらくわばら



昨日の黄砂は酷かったですね・・

空も光も真っ黄色(汗

 

外出控えましょうなんてアナウンスもある位でしたが

家の中に居ても鼻グジュグジュな方も多かったのでは。

 

1時間に0.5回の換気が義務付けられているので当たり前ですが

フィルターで室内への流入は大幅カットしているハズ。

 

第三種換気の場合でも 弊社は外壁通気層から給気しているので

重い花粉や黄砂は通気層を登って来れません。

イコール フィルターまで辿り着かないと言う安全策^^

 

第一種の場合は 黄砂の次の日は特に

掃除機でのフィルター掃除がおススメです。

詰まったら給気に負担掛かりますからね。

 

詰まっちゃうと 窓やドアなど色んな所から

給気を引くことになり それこそ非効率。

 

そう 換気には建物の気密性も大きなファクター。

 

うちスカスカだから 換気なんて大丈夫

なんて声も聞くことありますが(笑

 

どんな古い家でも トイレやキッチンの換気扇回すでしょ。

 

例えばキッチンの換気扇

強運転で500M3以上 弱運転でも200M3位の排気能力があります。

 

LDKが16帖だったとして 天井高2.4mで気積が63.5M3あるので キッチンの換気扇を強で回すと 1時間に約8回全部の空気が入れ替わる事に。

弱運転でも約3回は入れ替わります。

 

排気するって事は給気が必要ですよね。

でも花粉が嫌だから窓開けないもーん!・・それでも良いですw

 

そうです。いつも言ってる「気流」はどこに発生するでしょう?

 

 

 

換気扇回すだけで。外壁だけでない断熱材すら入っていない

内壁からも空気を吸う事になります。

 

花粉は重いとは言え 給気と共に何の抵抗もない隙間から

キッチンの換気扇に向かって運ばれることに・・

 

室内に運び込まれた花粉は 換気扇まで辿り着かず

自重で床や家具に落ちていきます。

 

すいません・・驚かしている訳では無いのですが(汗

 

そんなわけで アイズ的にはキッチンフードの近くに

こんな丸印の給気口を付けたりしてます。

 

 

 

【ブログ:レンジフードの排気:冬季編】

https://housingeyes.bijual.com/Date/20201017/

 

この給気も通気層より引いています。
地味な努力ですが 花粉や黄砂抑制に効果があるかと。

 

そんなこんなで建物の気密と室内の花粉。

無関係では無いのです。

 

まぁ建物気密はC=0.5あれば それ以下である必要は大きくないですが

留意しなくても気密性能が出せる現場精度って大切だと考えます。

 

しかしまぁ 黄砂と花粉 せっかく良い季節になってきたのに

もったいないですよねぃ。

 

とりあえずマスクや行動など 自己防衛が必要ですね。

 

アディ押忍。


壁の防湿工事

室内の湿度が壁内に移動しない為の施工です。

   

 

壁を先に上まで伸ばしていますが

矢印の桁部分は乾燥木材(こちらは合板)で留めます。

 

この上に水平構面としての構造合板がありますが

その間が断熱層に。

 

 

 

でも丸印の梁が熱橋になりがちですよね。

なので桁上断熱として 合板上にも断熱施工を行います。

 

梁がスッポリ断熱材に囲まれることで熱橋になる事を防ぐ訳です。

 

その上で天井の石膏ボードを施工しますが

 

 

 

もちろん その前に天井用の防湿層を作成し

壁の防湿と連続させておきます。

 

 

 

これで壁と天井は確実に切り離され

管理できない気流を発生させない事が可能に。

 

無駄なく出来るだけコストを掛けず

変わらない性能と 最大限の恩恵を暮らしに^^

 

アディ押忍



今月の情報誌BLEESの一コマ

   

 

階段下のルーバーは床下エアコンですか?ってご質問頂きました。

 

あざす。

 

このルーバー戸

 

 

 

上は引き出しになってまして

 

 

 

ルーバー戸開けると エアコンです。

   

 

床下ってより 床上ちょこっとエアコンww

 

ドレンとか諸々考えて しばらく前から こんな位置に。

 

で 囲いをセットして 床下にブーストを。

 

 

 

 

あったかぃんだからぁ

 

 

 

古いなw

 

アディ押忍。



札幌市の高断熱・高気密住宅の普及啓発について

https://www.city.sapporo.jp/toshi/jutaku/10shien/zisedai/hukyuukeihatu.html

 

 

 

札幌市は、独自の住宅性能基準である「札幌版次世代住宅基準」を定めており、この基準を満たす住宅として、札幌市が認定したものを「札幌版次世代住宅」と言います。 

https://www.city.sapporo.jp/toshi/jutaku/10shien/zisedai/zisedai.html

 

その基準がこちら

 

 

 

なかなかな数字^^

 

ちなみに赤字は補助金額。

もちろん等級5には補助金なし(うんうん)

 

札幌は2地域なので プラチナ等級だと断熱等級7超えにw

 

これ4地域の高山市に当てはめると

 

 

 

プラチナがUA=0.21

ゴールドがUA=0.23

シルバーがUA=0.34 ~と言う事に。

 

弊社平均値だと だいたいゴールドはクリアしてる感じ。

 

壁付加断熱を増やせはプラチナも視野に。

 

これが最近のトレンドです。

いまさら断熱等級5(ZEHレベル)の新築建ててる場合ぢゃ無いですよ。

 

今度うちで向かうフルリノベの家でも(築40年超え)UA=0.23です(笑

 

 

                                ↑ by  国土交通省 



アディ押忍




こちら雪模様でガラスカラーの「差」が良くわかる画像。

 

 

 

こちら「トリプルガラス」にて南側は日射取得用に透明無色のガラスで

東側は日射遮蔽用のブロンズガラス。

 

ちなみにAPWだと ガラスカラーはこの3タイプ

 

 

 

色によって微妙に性能が異なります。

単純に言うと色が付いていた方が日射遮蔽率が上がる訳で。

 

なので南側でもわざと色付きにする事もありますが

基本は 南以外は日射遮蔽ガラスが基本。

 

で 最初の画像

 

 

 

なぜブロンズガラスなのに青色に見えるかと言えば

 

 

ブロンズカラーは赤黄色を反射して

青系の色を室内に入れるからなんですね。

 

なので 外から見るとこんな感じに反射して

室内はほぼ見えなくなります。

 

 

 

最初の画像は外が白いのでハッキリと差が分かりますが

知ってて見ると 違いが・・

 

 

 

外が暗くてもなんとなくわかるでしょ。

 

ちなみに上画像は防湿+ボード施工前の画像です。

天井でうねってるのは全熱交換の換気ダクトっす。

 

ガラスカラーでも窓性能や明るさ変わるよってお話でした。

 

アディ押忍。

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