「床断熱」か「基礎断熱」か論争も未だありますが 床断熱の場合は特に「断熱」は強化した方が宜しいかと。
この断熱強化は夏の為でもあります。
断熱や日射遮蔽の弱い家ほど冷房を強くかける事は容易に想像できるでしょう。
そうなると天井付近はそこそこ温度あるのに 足元には重く冷たい冷気が溜まっていく事に。
それが不快なので扇風機で空気をかき混ぜたりすると思いますが どうしても床温度は低くなってきます。
床断熱の場合は 床下にジメジメ湿った外気を通すわけなので 特に熱伝導率が高い貼り物のフローリングの裏面や 薄い断熱材だと表面に結露し カビを育てやすくなります。
そのカビがフローリングのサネ部分から床上に上がってきて 始めて「ん?!?」となる事も多い訳で。
ちなみに基礎断熱でも外気を床下に取り込むタイプの換気システムも 同様の問題を抱えていると言えるでしょう。
この辺でも夏はエアコンが無いと暮らしていけない位の気候になりました。
そんなリスクもあることを覚えておきましょう。
正しい知識と断熱は正義(笑
こちら7月1日AM6時台に見かけた屋根。
7月なのに霜??
なんてコレ 単純に結露なんですね。
って訳で7月1日の実況天気(便利な世の中ですな)
6時台の気温が21.1度で湿度が89%・・気温低いから良いモノの、結構な高湿度です。
そして露点温度が19.2度。
19.2度以下だと 氷水入れたコップが濡れるような結露が発生する事に。
って訳でこちら 黒い部分が20度以上で白い部分が19.2度以下な事が分かります。
縦のラインが登り梁なんですね。
そして白い部分が断熱材かと。「屋根断熱」だと判断できます。
断熱部分以外は 屋根が暖まっている事と言う事に。
軒先やケラバも白いので 室内からの熱が伝わって無いですね。
ちなみに その登り梁構造を室内から見るとこんな感じ。
この木材部分が外と繋がっていて熱が屋根に移動していると言う事に。
うちだと ↓ 梁も断熱材でスッポリ囲っちゃったり
屋根合板上にも断熱材を施工して熱橋を無くすんだけど
更に屋根は二重屋根で通気層を作るので 外部との熱交換は無いに等しく。
理屈や露点計算分かってると何をどうすれば良いか おのずと正解が見えてくるかなって。
アディ押忍。
以前ここでもご紹介した新ZEH基準 どうも2027年から施行されそう。
https://housingeyes.bijual.com/Date/20250614/
これまでの基準では標準の住宅が使うエネルギー総量と比較し、20%のエネルギー消費削減を求めていたが、新基準では35%削減になる。さらに国土交通省が定める断熱性能は「等級5」から「等級6」に引き上げる。
https://mainichi.jp/articles/20250627/k00/00m/020/236000c 【毎日新聞】
ただ 蓄電池を必須条件にするのは なんちゅーかほんちゅーか変な影が見えて宜しく無いなと。
補助金がどれくらい付くかによるけど エネルギー収支的には眉唾だな。
あと ↓記事にある
冷暖房費の削減につながる外壁の断熱材の厚さは従来の105ミリから205ミリにすることが必要になる。
これもちょっと短絡的過ぎ。
これ前面に出すと 今でもそうな様に壁の断面ばかりがセールスされ「全体の熱損失」と言う本質が薄れる。
まぁ 飛騨地域における最適解は 今アイズで提案しているプロトタイプで間違いないので その辺はご安心を(笑
まずは すぐそこの未来は確実に変わっている事だけ認識しましょう。
「断熱等級5だからZEH性能で高断熱」なんてセールスはいきなりカビ生えますよ(困
「空気がこもってる気がして、なんか頭が痛くなるときがあるんだよね」
え、高性能な家なのに、なんで?
気になって、大工さんや建築士に話を聞いてみた。
・・なんて記事があったので読んでみた
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/2a7df78967bc0ff2e63a6c1e013d9650e1f32424
高気密高断熱の落とし穴
① 換気を止めたら一気に空気がよどむ
⇒高気密関係ない。低気密だと換気効かない
② 暖かすぎて“乾燥しすぎ”になることも
⇒湿度は低い方に流れる。低断熱でも同じ
③ 見えない場所に湿気 → カビやダニの温床に?
⇒断熱気密が悪いとカビリスクが増加する
そもそも温度差無視の理論は意味なし
⇒当たり前
えー総評すると「閲覧数稼ぎのコタツ記事」
考えさせられる前に 一度おいでよエキスパートさん。
この自称専門家と小一時間コンコンと語りたいなと。
現在のZEH基準は「断熱等級5」が基準。
何度も言っている通り「断熱等級5」では省エネにも快適にも繋がらない。
~と言う正論では無く業界を見ていた基準が大きく舵を切りそう。
資源エネルギー庁が「ZEH・ZEH-M定義の見直し」としてパブコメ出しました。
https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/download?seqNo=0000293532
はい。いきなり「断熱等級5」が消えましたw
国はそんな方向に向かっています。
ちなみに新しいZEH基準が2つ生まれそうです。
◆GX ZEH+
以下の①~④のすべてに適合した住宅
① 住宅性能表示制度における断熱等性能等級6の基準を満たす
② 再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から
35%以上の一次エネルギー 消費量削減
③ 再生可能エネルギーを導入(容量不問)
④ 再生可能エネルギー等を加えて、基準一次エネルギー消費量か
115%以上の一次エネルギー消費量削減
◆GX ZEH
以下の①~④のすべてに適合した住宅
① 住宅性能表示制度における断熱等性能等級6の基準を満たす
② 再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から
35%以上の一次エネルギー 消費量削減
③ 再生可能エネルギーを導入(容量不問)
④ 再生可能エネルギー等を加えて、基準一次エネルギー消費量から
100%以上 115%未満の一次エネルギー消費量削減
現在160万円の補助金が付いているGX志向型住宅が ④の再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率が100%以上なので 115%以上削減する事でZEH+になると・・うーん 蓄電池云々も言ってきそうだけど・・なんか急にメカに振った所にイヤらしい感じが見え隠れ(笑
とりあえずw
国の方針はここ2年で明確に変わってきています。
このロードマップも前倒しになるかもね(謎
建てるなり時代遅れの性能にならない様 自己防衛は必要ですぞ。
もちろん性能値で言ってる訳では無く 快適性や持続可能性においてです。
アディ押忍。
南の日当たり期待できないけど 西に抜けがある土地ならそちらに開きます。
もちろん 夏季の西日対策は必須ですが。
さて先日「断熱ちゃんとしてれば日当たり関係ない」的な話を聞いたので それちょっと違うよ?と以前のエントリを再校。
https://housingeyes.bijual.com/Date/20240322/ 【ブログ:太陽のチカラ】
太陽からは請求書届きません。
パッシブデザインとは 建物をとりまく自然や環境がもっているエネルギーをうまく活用し 快適な生活環境や室内気候をつくろうとする設計の考え方・設計手法の事。
立ってるものは親でも使え・・いゃ例えが違うなw
初めての職人さん
「これ・・何ですか?」
仕上げた絵がコレ。
【ブログ:レンジフードの給気」
https://housingeyes.bijual.com/Date/20201017/
外壁に接してないので90度曲がりが2ヵ所あるけど
グイグイ給気してくれます。
この場合 冬季の配管結露が発生するので
ダクトの断熱は必須ですけどね。
アディ押忍
以前はQ値で建物考えていたのですが
ようやくUa値でも実感わくようになってきた私です(笑
Q値とは
◆建物から逃げる熱量を延べ床面積で割った数字
Ua値とは、外皮平均熱貫流率
◆建物から逃げる熱量を外皮面積で割った数字
双方とも数字が小さい方がエネルギー損失が小さくなりますが
Q値は床面積で割る分 家の形や大きさに比例せず
Ua値の方が実質的な外皮面積で割る分 実態に即した数字と言えます。
それ踏まえて Ua値の方が優れているか?と言うと
Ua値には換気による損失が入っていないので そこがネック。
あとC値(相当隙間面積)も入っていない辺も実態とは異なるかと。
C値って 簡単にイメージすると
例えば分厚いセーター着ての「あったかーい」と
同じセーターの上にウインドブレーカー着ての「あったかーい」は
室内では同じでも 寒風吹き付ける外に出たら
間違いなく前者は寒く 後者の方が「あったかーい」事は
イメージ出来るかと思います。
スカスカの住宅だと断熱が効かないんですね。
なので Ua値だけ良くてもスカスカだと
全然快適では無いなんて事もある訳です。
最低でも C=0.5はクリアしたい所です。
うちだと全然頑張らなくても0.2切りますけどね(笑
そんなこんなのQ値とUa値。
断熱性能は数字で判断できますが
なんだかんだ「現場の施工精度」が担保なんだよってお話でした。
アディ押忍
画像は辛酸なめ子さんのコラムより
登山なめちゃイカンw
リクシルのユニットバス最上位機種に
「あたたか極上バスルーム」なるオプションが。
ふむふむ。全く分からんw
詳細を探してみると ほほぅ。
やっぱり分からんww
って訳で も少し探すと・・詳細案内見っけ。
いゃおい・・なめとんのか。
気を取り直しまして・・
とりあえず4地域(高山市)で断熱等級6をクリアできると
仮定した熱抵抗値が下記(カッコ内は弊社標準値)
◆天井 4.07 (10.52)
◆壁 5.2 (5.8)
◆床 3.1 (4.2)
~ザックリこんな感じ。
で このユニットバスの数値としては
(つか樹脂発泡シートって何やねん・・)
(なので発砲スチレンとして熱伝導率0.03wで計算)
◆天井 GW10mmにて 【0.26】
◆壁 発泡スチレン12mmにて 【0.4】
◆床 発泡スチレン4mmにて 【0.0012】
熱抵抗値は数字が大きいほど断熱力が良いと言う数字。
等級6レベルと比べてみましょうか
◆天井 4.07≧0.26
◆壁 5.2≧0.4
◆床 3.1≧0.0012
桁が違うやないかぁーーーい(爆
つーか激しく気のせいレベル。
高断熱浴槽だからあったかいですよ♪に騙されないでw
あとこれに「窓」と言う熱損失の塊も忘れないでくださいね。
って訳で ユニットバス回りは丁寧に
断熱+気流止めしましょう。
https://housingeyes.bijual.com/Date/20231012/
↑室内側の壁に袋入りロックウール設置していますが
これあくまで防音用で 外壁側は断熱気密ガッツリ施工済です。
リフォームでも同じことですよ。
アディ押忍。
今週末は お客様のご厚意にておうち見学会を行います。
今年から始まる「GX志向型住宅」対応仕様です。
ご参加および概要は↓こちら【ハウジングアイズ】
https://www.housingeyes.com/variously/study2505/
高い性能はもちろん アルミのドアとか
ヌック的な小上がりとか 抜けとか
愉しい演出や パッシブなデザインをお確かめ頂けます。
面倒な営業活動は行いませんので
どうぞごゆっくりお過ごしください。
https://kosodate-green.mlit.go.jp/newhouse-shoene/
アディ押忍
【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。