美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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Sii2024年度補助金パンフレットより

 

外張り断熱がおすすめ!

内張り断熱がおすすめ!

 

 

 

ってどっちやねんw

 

こちら既存住宅への外張り断熱で

1~4地域(飛騨市・高山市)にて

最大400万円の補助金事業となりますが

 

あくまで「外張り・内張り」が対象。

 

ご存じ外張りと充填の違いはこちら

 

 

 

画像は発泡プラスチック断熱材連絡会より

 

内張りとは外張りの逆で 既存躯体(柱)の内側への付加って事。

 

外張りの場合は既存外壁を外さないと出来ないので

補助金も大きくなってますが・・この考え方には注意が必要。

 

そうです。既存躯体の管理されない「気流」が問題。

 

 

 

いくら高性能な断熱材を外張りしても

外壁や内壁が外気に繋がっていたら 断熱は効きません。

 

頭隠して尻隠さず状態。

 

断熱や耐震は数字を担保に 正しい施工が必要なのです。

 

高性能な断熱材だから高断熱です!

制振装置付けているから高耐震です!

 

・・では無いんですよね(笑

 

そそ

 

そろそろ外壁を・・なんてお考えの方みえたらご一報ください。

 

外壁外して外張り断熱して補助金もらいましょ。

もちろん気流止めもセットですけどね^^

 

ただ年内完成がリミットなので ご検討ご相談はお早めに。





YKKが木製窓を販売することに。

https://www.ykkap.co.jp/consumer/products/window/apw651

 

頑張ってますねYKK

 

と思いつつ断面見たらコレ

 

 

 

うーん・・アルミクラッドというより(汗

 

ちなみにUNILUX(ドイツ製)の木製アルミクラッドがこちら。

 

 

 

あくまでアルミは木材の保護な事が分かります。

 

並べてみると違いが見えますが

 

 

 

YKKのは木製と言いつつ 躯体との接点はほぼアルミ。

 

欧米との窓設置の違いは何度も書いてるので耳タコかもだけどw

https://eyescode.bijual.com/Date/20160830/

 

国内窓は50mm以上の外張り断熱下地に設けちゃアカンw

 

って訳で YKKさんの木製窓

 

せっかくなんだけどアイズ的には無しかなぁ。残念




断熱なんてソコソコで良い

あんまり拘るとコスパ悪い

 

今でも良く聞くネガティブな情報ですが(笑

 

ホントのトコどうなの?って訳で資料をひとつ。

 

環境共創イニチアシブがZEHに住んでいる方に

↓アンケートを取っています。

 

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業調査発表2023

https://sii.or.jp/zeh/conference_2023.html

 リンク先にPDF資料あります。

聴取サンプルとして4,277軒が対象なので

量的には信頼できるかと^^

 

ちなみに聴取サンプルの住宅性能がこんな感じ。

 

 

 

ボリューム大きいのは(赤丸)Ua0.40.54ランク

温暖地域で断熱等級5をクリアした位のレベルですね。

 

謎に高山市(4地域)が鹿児島と一緒だけどww

 

 

 

まぁ等級5なんてその程度のレベルですよ(汗

 

ちなみに弊社だと0.3以下をお約束していますが

MAXでも0.28切っているので 表だと一番上のランク。

 

で アンケートによると

 

Ua値が小さくなるほど「浴室・洗面所が寒くない」

「部屋ごとの温度差が小さく過ごしやすい」といった

冬季の過ごしやすさや省エネ効果に関する項目の

回答割合が高くなる傾向にあったとの事で

 

下の表で見ると一目瞭然(クリック可)

 

 

 

Ua値が0.4以下になると「トイレが寒くない」等が

Ua0.40.54の層27.2%から いきなり67.6%と

極端に上がっています。

 

このアンケート見ると やはりUa値:0.4を切っておくと

省エネだけで無く快適が体感できている事に。

 

寒冷地だともう少し性能欲しいすけどね。

 

そして 上の表は冬季がメインだけど

夏季も断熱性能が高い程ベネフィットを感じていて

特にUa0.4以下だと「以前住んでいた家より涼しくて暮らしやすい」

「快適な住まいが実現」と言う回答割合が9割越えとの事。

 

やっぱ夏も断熱(もちろん日射遮蔽は大切だけど)大切。

目安で言うと断熱等級6以上って感じでしょうか。

私の感想では無いですよ。

実際に暮らしている方からのアンケートです(笑

 

ネガティブ情報って何処から来てるんでしょうねw

 

そんなこんなで「断熱は身とお財布を守る」と言うお話でした。

 

アディ押忍




沖縄が梅雨入りしたとか。

 

そろそろ梅雨対策考えたい所ですね。

エアコンフィルター掃除やっときましょ。

 

さてジメジメ除湿には除湿器と言うのは一般的ですが

家全体を除湿するにはエアコンの方が有利です。

 

ただ・・ちゃんと断熱して丁寧に日射遮蔽していると

この時期 外がそこそこ暑くても室内はヒンヤリしています。

 

そこでエアコン除湿を・・寒い・・ってなりがち(;^_^A

 

除湿の寒さ対策として「再熱除湿」機能の付いた

エアコンを使うのも一案。

 

「再熱除湿」機能とは 言葉通り「再び」「熱する」除湿機能。

 

いったん冷やして除湿した空気をエアコン内部で

暖め直してから送風するのが再熱除湿。

 

 

 画像はHITACHIより

 

再熱除湿は弱冷房除湿に比べて除湿量が大きい点もメリットですが

ヒーターで空気を暖め直すので 電気代が高くなりがち。

 

そしてイニシャルコストも少しお高め。

 

なので裏技ご教授(そんな大したことでは無いけどw)

 

弊社のおうちには床下暖房を併用している方が多いですが

例えば・・

2階の除湿用エアコンを冷房25度設定最小風量で運転して

1階のエアコンを暖房24度設定で自動運転。

 

一階で暖まった空気が2階の除湿冷気を相殺してくれます。

 

まさにマッチポンプw

 

電気代的には大型除湿器と変わりませんが

なんせ家一棟分の除湿が可能になります。

 

そして再熱除湿エアコンともほぼ同じコストで運転できます。

暖房はヒートポンプなので^^

 

そして除湿用に安いエアコンが使えるメリットも大きいかと。

 

床下暖房でFFヒーター導入している方も

最小温度での運転で同じ事が出来ますよ。

 

真夏は冷房兼で除湿すれば良いですが

梅雨時の肌寒い時期には こんな裏技もあります^^

 

ここでもシッカリしたとした気密性能と断熱性能があれば

安価に除湿計画立てられますね。

 

おためしあれ^^



先日「X」にて

 

どー見ても10mm位しか無いポリスチレンフォームの基礎内断熱見たんだけど、あれ特注なんだろうか。すげーな大手HM

 

なんて呟いたらプチ燃えたんですがw

 

しかし、ホント目を疑う感じで3度見したんだけど

やっぱり10mm位しか無く・・うーん。

 

基礎断熱とは床では無く 基礎を断熱する手法で

断熱材は基礎コンクリートの外側に設置するか

内側に設置するかで性能値も変って来ます。

 

こちら アイズの基礎「内」断熱の様子。

 

 

 

土台部分もミッチリ施工します。

ちなみに120mm

https://housingeyes.bijual.com/Date/20220924/

 

話は戻って最初の現場・・・。

 

その断熱材は「ポリスチレンフォーム」だったのですが

最薄製品が25mmなので特注か?特注なのか??(笑

 

実際そんな事はどーでも良いのですがw

 

何が悪いかって その断熱性能。

 

単純に計算してみましょうか。

 

こちら4地域(高山市)にて求められるUA値から

玄関や浴室等基礎部分に求められる性能が下記。

 

断熱等級7の場合:土間への熱抵抗値=3.57(㎡・K/w

断熱等級6の場合:土間への熱抵抗値=3.57(㎡・K/w

断熱等級5の場合:土間への熱抵抗値=1.7(㎡・K/w

 

熱抵抗値は数字が大きい方が断熱性能高いと言う数字。

 

67ではあえて同じ数字にしていますが

何度も言いますが「等級5」クラスは吹き抜けや

全館空調は止めた方が良いレベル。

ZEHランクなんて言葉に踊らされてまイケません。

 

それを踏まえまして・・

 

基礎断熱が10mmだった場合:熱抵抗値=0.45(㎡・K/w

基礎断熱が25mmだった場合:熱抵抗値=0.9(㎡・K/w

 

はい。「等級5」にすら全く届きません。

 

あえて言うと無意味なレベル・・。

 

参考までに うちの現場だと:熱抵抗値=3.58(㎡・K/w

 

はい。「等級7」もクリアしていますね。

 

これ数字だけを追っている訳で無く

バランスよく熱損失を抑えていく事が大切で。

 

水貯めるつもりのバケツに穴開けたら不味いでしょって話です。

 

断熱や構造はバランスが大切です。

 

特に断熱は 何処かの部位に特出した性能があったとしても

弱い所が体感に直結します。

 

室温が高くても床の温度が低ければ

それが体感温度になって寒い的な。

 

根拠ある数字を担保しましょう。

まずは そこが第一歩です。

 

ではでは。



開口部には全て意味があります。

こちら吹き抜けの窓は冬季の日射取得用。


   

 

意味のある窓

 

意味のある抜け


アディ押忍




 某大手ハウスメーカーさんの現場。

丁寧に断熱工事してます!って御自身で

WEBに上げられていたので無問題でしょうwと拝借。

 

 

 

令和6年にアルミ窓ってのはご愛敬としても

たぶん この黄色い線が天井ラインになるのかと。

 

となると そこが天井の断熱ラインって事になりますね。

 

続きまして こちらの現場

 

全館空調だそうです。

 

 

 

なにやら圧損大きそうなパイピングですがww

 

言いたいのはソコでは無く

 

断熱ライン覚えていますが?

そうです。このダクト、断熱層の上に走ってます。

 

外に配管してあると一緒ですよ。

 

こんな断熱ダクト 単なる冷房期の結露防止なので

断熱性能なんてゼロに等しいのにです。

 

空調ダクトは断熱層より室内側に。

換気ダクトだって断熱層より室内側に。

 

キホンです。

 

大手なのに無邪気に こんな画像上げて大丈夫なん?

 

この手の間違い 結構多いんですよ。

困ったもんです(いゃお客さんのお金なんだから困ってる場合では無いですが)

 

アディ押忍



断熱材を入れたら防湿シート(気密)工事に移行しますが

その前にチェックポイントいくつか。

 

窓周りの先張り気密工事はもちろんですか

 

 

 

ちなみに矢印は 仕上げ後に設ける

カーテンポール用の下地合板とかスリーブ周りの補強合板。

 

スリーブ(先開けの貫通部)と言えば

断熱材入れる前に 丸印の様にコーキング処理を。

   

 

配線貫通部も同様に処理します。

 

コンセントは防湿層より室内側に設置しますが

https://eyescode.bijual.com/Date/20150328/

 

 

断熱施工前には こちらもコーキング処理。

 

 

 

ここまで進めて ようやく防湿工事に取り掛かれます。

 

 

 

この辺は快適性と共に 建物の寿命にも関わって来ます。

 

大切な部分ですよ。

 

お ねだん以上 アイズ^^



道が光ってる?なぁぜなぁぜ?w

 

 

種明かしの前に

南側以外の窓は熱収支としてマイナスになる事が多いので

サイズは小さく・ガラスは日射遮蔽型がキホン。

 

 

 

それが出来ない場合や 更なるアイテムとして

アウターシェードやスダレ・可動式格子等々にて

ガラスの外部で日射遮蔽を考えます。

 

で こちらの2階窓は西側に設いています。

 

 

 

いー感じで光ってますが(笑

こちらトリプル仕様の日射遮蔽ガラス。


察しましたね。

 

光の反射は「入射角度=反射角度」

 

 

 

太陽の角度が高い時は家の近くに反射するので良いですが

西日なんかの日射角度が低い場合は

家より離れたトコまで反射光が届きます。

 

こちらのケーススタディではこんな感じで

家から6m位離れたところまで反射してます。

 

 

 

反射先が最初の画像。

 

 

 

はい。遮蔽ガラスに反射した太陽光でした。

 
この方向は法面+土留めのみなので特に問題ありません^^


これかなり昔から言ってますが

想定した範囲内に隣地の開口なんかがある場合は注意が必要。

 

夏の暑い日に この光浴びながらキッチン立ったら・・

関係ちょっとヤバい事になるかも知れませんww

 

もちろん回避方法はいくつかあります^^

 

この辺まで近隣読み込んでプラン出来ると良いかなって。

 

高性能ガラスにも こんな落とし穴が(;^_^A

(いゃ落とし穴って程の事も無いけど・笑)

 

アディ押忍




ロフト?

 

ノンノンw この床は冷房用エアコン置き場に。

 

この上に小さい壁掛けエアコン置いて

冷気を吹き抜けから階下に落とします。

 

除湿コントロールってイメージが大きいでしょうか。

 

ただ オープンなプランならこれでイケるけど

区画がズレた寝室や脱衣室へは個別ダクトで冷気を引いてます。

 

その他エアコンを専用チャンバーに沈めて

そこからダクトで全室に給気なんて手もありますが

安価な量販エアコン使った全館冷房(全館除湿)だと

この手法が一番コスパ良いかなと。

 

専用部品使わないで 色々な事やってますよぅw

 

特許工法!とか専用部材使っちゃうと

壊れた時の費用怖いでしょ(笑

 

だから その辺で手に入る部材だけを組み合わせて

出来るだけ安価に可変性ある様にシステムを組んでいく訳です。

 

まぁ もちろん失敗と言うリスクもある訳ですが(汗

お陰様で かなーり胸を張ってご提供できています。

 

メンテナンスって維持費 忘れちゃダメですよ^^




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