美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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こちら、うちで使ってるモデリングソフトのスタディ画像。

  

 

コの字では無く中庭プランなのですが、なんかオシャレな感じでお好きな方も多いのでは^^

 

ただ、正味お勧めしませんw

 

こちら南側を見ているパース画なのですが

 

 

 

こんな感じに光が入るのは真夏一カ月の1.5時間くらいでしょう。

 

冬季にいたっては、この角度で立っている場所まで陽か伸びてくる事が30分あるかないか(汗

 

日射が欲しいのは冬季なんすよ。

 

この中庭に面した窓の熱収支(熱取得と熱損失)はマイナスでしかありません。

 

もし、こんなプランがご希望の方は、立地も加味して細かいシミュレーションが必要です。

 

コートハウスでも丁寧に考察すれば多少なりとも優位に持ち込めます(立地に寄りますが)

 

そんな目でインスタ等の事例とか見てると、カッコイイけど・・なんか素敵だけど・・まぁお金つかって冷暖房するから全然良いよ!って方以外は、イメージだけでチャレンジしない方が良いですよ^^

 

あくまで新築プランの話ですが、熱収支に見るコートハウスでした。

 

コートハウス:建物や塀に囲まれた中庭を持つ住宅のこと。




私が断熱と施工精度に拘る理由がコレ

 

 

 

こちら関東圏にて大手メーカーさんの「断熱等級5」のおうちとか。

 

2階リビング以前に 新築がコレぢゃ悲しいやん(涙

床暖房の前に断熱です。気流止めです。断熱計画です。

 

かたや築40年越えの家をリノベしたクライアントから

こんなLINE頂く事もあり(つか今朝だけど)

   

 

 

これって凄く大きくて大切な壁だと思うのです。

 

来年おうちを考える方は 最低でも等級6はクリアしときましょうと。

 

あと

 

何度も言いますが 大切なのは「数字」と「施工精度」です。

 

氷点下の中 裸足の生活って健康的でしょ^^

   

 

アディ押忍

こちら天井高さ1400mm以下の空間。

 

 

 

近くにメジャーあったら ちょっと高さ出して見てください。

結構シックリ来る高さですよ^^

 

で 上の画像に設いている窓。

 

防火窓だったりしまして

 

 

 

こちらトリプルガラスですが

あまり褒めたモノでも無い「網無し」ガラスが選べます。

 

ただ スペーサーはアルミ・・

赤がガラスで それの間に位置する黄色の部分。

 

 

 

弊社通常は樹脂スペーサーが標準になります。



防火窓はアルミになると。正味バカ高い窓なのに性能落ちまくると言う(汗

 

熱伝導率で言うと アルミは樹脂の約1000倍熱を伝えやすく・・。

 

まぁ 言わずもなが

 

 

 

トリプルガラスが結露しないなんて言いませんが

どうしても多少なりとも表面温度は下がってしまいます。

 

まぁ アルミの網入りガラスよりは良いか・・と(笑

 

※ちなみに結露は温度差ってより湿度の方が大きなファクターですけどね。





窓の取付位置について

https://housingeyes.bijual.com/Date/20231208/

窓は重いぞって書きましたが

 

例えば こんな↓トリプルガラスのFIXガラス

 

 

 

5人で運んでますが

これで軽く100Kg超え(笑

 

 

 

向こうの枠に取り付ける訳ですが

やっぱ取付位置って大切な気がするでしょw


断熱と構造はセットで考えなきゃイケません。


そうそう 窓設置の断面計画について

https://eyescode.bijual.com/Date/20160830/

 

7年前に書いてたのが↑こちら。

図解で分かりやすいかも。




何度も言ってますが 窓が高性能化してくると

窓そのものの重量も増してきます。

 

建物性能を上げるには 充填断熱+付加断熱などは

必須となりますが 窓の重量には要注意。

 

SNSなんかでたまに見かけますが

100mmの付加断熱!」とか画像載せるのは良いとして

窓が躯体では無く 付加断熱の下地に設いていたりします。

 

ガラス3重とかの窓 重いですよ。

1700mmの掃き出し窓でも 100Kgとかになります。

 

そんな重量物を躯体では無く 断熱下地に置くなんて

怖くて出来ないのは私だけでしょうかw

 

弊社で100mmの付加断熱をする場合は

窓は躯体に設けるので こんな感じに窓は奥まって見える事に。

 

 

 

そんなこんなの窓の位置

気を付けるべきテクニックをご紹介しましょう。

 

まず こちらのおうちは50mmの付加断熱なので

その分の下地が組んであります。

 

 

 

窓は躯体に乗ってますので 既に奥まってますが

防水目的として 板金で水切り作っています。

 

 

 

窓台もレベル付けて こんな感じ。

 

 

 

付加断熱を施工したら そっこう透湿防水シートを丁寧にテープ留め。

 

この状態でも 結構窓枠が出ている事が分かります。

 

 

 

この断熱下地の上にもう一層 断熱レンガパネルを施工する為です。

 

このレンガパネルは80mmとかあるので その分見越しての窓枠に。

 

 

 

煉瓦パネルを施工すると 窓枠が出てるだけで

窓そのものが奥まっている事が分かりますね。



 

ここまで手を掛けて初めて経年変化に耐えられるディテールと言えます。

 

窓位置の考え方 この辺も会社によって大きく異なる事でしょう^^

 

最後にヒトコト。

 

窓は重いぞ(笑




勝手口が寒いとのオファー。

いわゆるアルミ+樹脂複合ドアですが

土間もあって そりゃやっぱそうですよね・・。

 

 

 

キッチンに繋がっているので何とかしたいとの事。

 

これ高断熱のドアに入れ替える事も可能ですが

今回の内窓補助金は ドアは対象外で

やたら補助率が小さくなります。

 

なので 入口に「断熱カーテン」を下げました。

 

 

 

布地が三重構造になってて

起毛布が空気層を保つと言うカーテンです。

 

以前紹介した事あるなぁと探せば

2011年すか・・12年も前だった(笑

http://eyescode.bijual.com/Date/20111124/

 

これで勝手口からの冷気は抑える事が出来ます。

 

コストもドア入替より断然安く。

 

冬季以外は外しておけば良いですしね。

 

こんなのも部屋の温度を保つための一手になりますよ

ってお話でした。

寒い玄関を暖かく

古く見える玄関を新しく

 

本日はそんなお話。

 

昔は良かったんだけど玄関ドアを更新して

せっかくなら暖かくしたい~とのオファー。

 

そんなご要望にはYKKの「ドアリモ」と言う手もあります。

   

 

何故早く出来るかと言うと

既存枠を壊さないでカバーする工法だからなんですね(クリック可)

   

 

で 今回のクランケがこちら

   

 

いわゆるアルミ玄関ドアですね。

 

こちらの断熱性能を上げる訳です。

 

↓下の図で言う 右から左への変更(クリック可)

 

 

 

 

で・・ホントに1日で終わりました(笑

 

 

 

比べて見るとこんな感じ。

 

 

 
おお なんかカッコイーぞ(笑

玄関土間の温度低下も少なくなったとの事。

 

あとスマートキーとかもチョイスしたので

スマホで施錠開閉が可能になりました。

 

この手のドア 新築では殆ど使わないけど

リフォームなら負担も少なくて良いかと思います。

 

玄関ドア更新のお話でした。

 

アディ押忍。



アルミは樹脂より

熱が1,000倍以上伝えやすい。

 

外の温度を内に入れる入口

内の温度を外に捨てる出口

 

冬は寒く夏は暑い原因の一端。

 

ちなみに日本では2割の樹脂製窓

欧州他では6割以上の復旧率(クリック可)

 

 

 

ちなみにアルミ樹脂の複合サッシ

一応3W/mk程度の性能と言われているけど(クリック可)

 

 

 

体感 100W/mkは下らない印象。

ガラス云々の前に 単純に冬冷たい。

 

なので 既存住宅の断熱改修には

樹脂製の内窓設置がマストかと。

 

【内窓設置補助金】始まったら また案内しますね。





良い記事がありました。

 

長い目で見てコスパのいい住居とは?

「本当にいい家」を見極める5つのヒント

https://x.gd/8z8q0

 

まぁこの記事「Sponsored by 住宅金融支援機構」なので

最終的にフラット35の宣伝になってますがw

 

やはり大切なのは 目に見えない部分

 
~~以下転載~~~~~

インスタグラムやYouTubeから有用な情報が得られるようになった反面、今の流行に合わせすぎるきらいがあります。

 タイルの品番やキッチン、外観デザインなど目に見える部分へのこだわりが強くなりがちです。

 しかし、本当に大切なのは、家の耐久性や構造といった目に見えない部分。ここをおろそかにすると、暮らしにくい「デザイナーズ・スカスカ住宅」や夏は暑く冬は寒い、そして光熱費が莫大にかかる「やせ我慢住宅」になってしまいます。


~~~転載終わり~~~~~


・・デザイナーズスカスカ住宅ww

 

いわゆる断熱の重要性ですが 忘れがちなのが日射遮蔽。

 

冬季は日射を取り込み それ以外の季節は

庇やシェード・遮熱タイプのガラス等々

方位と近隣を読み込んだパッシブデザインが必要です。


 

UA値だけに拘って性能上げても

西面にバカでかい開口あったら 梅雨前から暑くて住めません。

 

方位と開口。

 

まずコスパ良い住まいを考えたら

真っ先に取り組まなければならないかと。

 

その上で 近隣環境を読み込み暮らしに豊かさを取り込む。

 

優先順位は「快適に」「コスパ良く」が先でしょう。

 

コスパとか言うと太陽光パネルとか

イニシャルコストをイメージすると思いますが

ちょっと違うかなって思ってます^^





こちらアルミ+樹脂の大開口窓

 

 

 

こんな感じに折れて開くので

大きな開口が作れます。

 

 

 

性能的には今年夏までだったら

熱還流率2.33wなので「最高等級4です!」と言えましたが

 

等級7まで制定された今だと 単に★3つ(クリック可)

 

 

 

それより・・隙間が多すぎて正直寒い。

 

と言う訳で 窓の入れ替えです。

 

まずは デッキを外して(窓外せないので)

 

 

 

外壁仕上げをカットして 窓枠を外します。

 

そしてその開口に トリプルガラス樹脂窓を。

 

 

 

こちら熱還流率 0.87wなので

上の表でいう所の一番上のランク

6つの1.1wが最高ですが 0.87Wなのでバッチリでしょ。

 

これ例えば10年前から見越して

その性能をチョイスしておけば 今でも通用する訳です。

 

すでに未来は始まってますよ。

正しい性能をチョイスしましょう。

 

さてこちら気密性能を上げる為に FIX+ドアとしていますが

 

 

 

枠が無い分 大開口でしょ^^

 

外部の水仕舞いをして完了ですが

こちらLDKの窓全部に「内窓」を設置したので

設置した夜は「隙間風が無くなったなぁ」との感想だったのに

次の日の朝「あ・・部屋が冷えてない」と実感したとの事。

 

まずは窓を固める事。あったかい冬への近道ですよ^^

 

大切なお金 かしこく使いましょう。


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