美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10

以前「全館除湿」のお話しましたが

https://housingeyes.bijual.com/Date/20240629/

家の性能に左右されませんか?とのご質問。

 

冷房については多少性能が悪くてもソコソコ効きます。

熱中症になるより全然良いですので

是非チャレンジをとお勧めしたい所です。

 

ですが電気代などは 確かに性能に左右されます。

 

たとえば気密性能。

 

こちら冬の低気密イメージですが

 

 

 

暖気は冷気側に流れ 湿度も高い方から低い方に流れます。

なので夏場は冷房入れる事により 外より低温になり

外気である高温多湿を室内側に引っ張る事になります。


あと冷気は床下に潜り込もうとしますが 小屋裏にたまった熱気は放射熱伝導として室内側に伝わる事に。

天井の断熱性能が低いと その熱移動も顕著に表れます。

夏場も「断熱」と「気密」が効きます。

もちろん、窓からのダイレクトな熱伝導を抑えるためのパッシブデザイン(スダレ等での日射遮蔽も含め)もとても重要。

 

って訳で 根拠ある住宅性能って大切ですよってお話でした。

 

でもまあ 我慢より冷房ですよ。

 

殺人的なんて形容される最近の外気温~ちゃんと冷房&除湿しましょうね。

午前中 山の中に居ましたが木陰だって暑いものは暑い!のです(笑






おっ

地上波でも まともな事言い出したwと思ったのですが

 

羽鳥慎一モーニングショー(2年前のTwitterより)

https://x.com/morningshow_tv/status/1532250062754967552

 

未だ冷房は28度設定!とか

こまめな入り切りで省エネ!とか目にしますw

 

夏の室温は湿度で管理しましょう(口酸っぱい)

 

でも こんな事ありますよね。

 

 

 

これをなんとかする為に温度下げたり風量を上げると

なぜかもっと湿度が上がる・・なんて経験もあるのでは。

 

これいわゆる「サーモオフ」と言う現象が起こりやすく

簡単に言うと 設定温度になったので風だけ送って

省エネ運転!私えらいでしょ(エアコン談)と言う事なのですが

  

これまで結露によって除湿していた水分を

そのまま室内に戻しているだけと言うマッチポンプな訳で。

 

 

 

なので エアコン運転は自動運転では無く

 

①温度設定は22度等低く設定(サーモオフしない様)

 ※なんならもっと低くても可

②風量は最弱で(微風等の一番弱い風量)

 

あと 空気の流れを意識してエアコン上部に暖かい空気が流れる様

風向きを下向きにする事も吉(設置条件によります)

 

 

 

こんな使い方でお部屋の湿度環境は大きく変わります。

 

「温度より湿度」体感できると思いますよ^^

 

もちろんケースバイケースではありますので

ダクト配管してる場合は?とか エアコン位置が・・

なんて疑問あれば どうぞお問合せ下さいませ。

 

快適に健康に暮らしましょ。

 

そうそう

 

 

 

これもなかなか浸透しませんね^^

 

アディ押忍。



梅雨時とか 蒸し暑いのに

何か体が冷えている様な感覚ありませんか。

 

人間は湿度が高すぎる所にいると発汗ができず

余計な水分を外に出せなくなります。

 

その余計な水分が「冷え」となり

血液の循環が滞って代謝が悪くなったり

「むくみ」の原因になったりします。

 

いつも眠い 疲れやすい やる気がでない等々

夏の不調のほとんどは「睡眠の質低下」や

「冷え」が原因といわれています。

 

こちら 昨日Xに上げたら1.2万バズったポスト。

 

除湿用エアコン

 

 

 

2階ホールに除湿用(冷房)エアコンを設置して

微弱風で常時運転する事での全館除湿を目的としています。

 

 

 

もちろん絶対湿度での湿度管理を前提として(笑

こちら ブロックが外れた区画や脱衣室など

局所的に乾燥空気を送りたい場合の為にダクトも併用していますよ。

 



除湿器は確かに優秀ですが 除湿範囲が限られます。

その点エアコンなら6畳タイプくらいで家全体の冷房&除湿が可能。

※手法はこの限りではありません。

 

エアコンの使い方(設定方法)は幾多にわたりますが

ご相談はお気軽に^^

 

快適に健康に梅雨や夏を乗り切りましょう。

 

我慢はハイパフォーマンスの対義語ですよ^^

 

肌寒い梅雨時には こんな裏技もアリでw

https://housingeyes.bijual.com/Date/20230615/

 

アディ押忍


昨日に引き続き 本日も「だん」18号から

 

 

母子保健・産後ケアがご専門の福島富士子さん(東京医療保険大学特任教授)のお話を紹介します。

 

乳幼児は「適温」で

 

赤ちゃんがいる家庭にとって最も怖いのは乳幼児突然死症候群(SIDS)ではないでしょうか。

 

予防方法はまだ確立していませんが、厚生労働省は発症リスクを下げるポイントとして
①1歳まで仰向けで寝かせる
②できるだけ母乳育児
③禁煙する~の3点を呼びかけていますが
最近ここに「温めすぎない」という項目が加わろうとしています。

 

実はSIDSは冬季に発症しやすい傾向にあります。家の中が寒いため、大人は布団や洋服で過剰に温めようとしますが、これによって赤ちゃんがが高体温状態になり、突然死のリスクになると考えられています。

 

つまり適温はとても大事。「赤ちゃんに最適な室温は〇℃です」と断定するのは難しいのですが36.7~37.3℃の体温を保てるくらいの室温が理想です。

 

とはいえ部屋の暑さ寒さを感覚だけで判断したり、着るものや布団で調節するのはあまりのも大変です。高断熱高気密な住まいは、冬暖かく夏涼しい環境をつくリやすいのはもちろん、エアコンによる温度調節がしやすいため、赤ちゃんにとっても、お世話をする大人にとっても助かるのではないでしようか。

 

冷えない家はみんな暮らしやすい

 

古くから「冷えは万病の元」と言われてきたように、体が冷える環境にいていいことなど1つもありません。

 

結露によるカビ・ダニの健康被害も、これまではお年寄りに多いとされていた脳梗搴や心筋梗塞のリスクも、住環境を改善すれば減らす事が出来ますし、それは誰にとっても何歳になっても暮らしやすい住まいです。家族が健康で幸せに過ごすために、住環境を整えるのはとても大事なことなのでした。

 

 

 

3日連続ご紹介 いかがでしたか^^

 

赤ちゃんの健康にとって「温めすぎない」って大切な事なんですね。

寒いから温める。寒くなければ温めなくても良い。

なるほど灯台下暗しでした^^



昨日に引き続き 本日も「だん」18号から

 

 

 

母子保健・産後ケアがご専門の福島富士子さん(東京医療保険大学特任教授)のお話を紹介します。

 

「朝起きない、休みがち・・子供の低体温をどう防ぐ?

 

冷えと言えば子どの低体温症も気になるところです。ある調査によると小中高生の約3割は平熱が36以下しかありません。

 

人間は起床後に体温が上がり、食事や身体活動を経て就寝に向けて体温が下がるリズムになっています。

 

けれども低体温の子供は、朝体温が上がらないためにスッキリと目覚めることが出来ず、体温リズムが後ろへずれ込んで、体温が下がらないために夜眠れない「遅寝遅起き」の悪循環み陥っています。

 

住環境と子どもの健康の相関も少しつ明らかになっています。

 

幼稚園と自宅の足元の温熱環境と病欠との関係に着目した調査では、幼稚園も自宅もまあまあ暖かい子どもの病欠確率を1とした場合、幼稚園か自宅のどちらかが寒い子どもの病欠確率は1.6倍、どちらも寒い子どもは2.6倍にのぼりました

 

日本では出産したお母さんがわずか4日で退院すると言いましたが、赤ちゃんも同じ。体温調節が難しい新生児を自宅に迎えて初めての沐浴や着替えをするわけですから、室内は寒くても暑くてもいけません。子どもの健康的な体温リズムを整える意味でも、生後1000日までは低体温症の予防が不可欠です。

 

 

 

明日は【乳幼児突然死症候群(SIDS)に続きます。

 

生後1000日と言うと約3歳・・三つ子の魂100までなんてコトワザありましたね(汗



今回は「だん」の最新号から

 

 

 

母子保健・産後ケアがご専門の福島富士子さん(東京医療保険大学特任教授)のお話を紹介します。

 

これは女性のみならず、男性にこそ読んで欲しいとテキスト起こしてみました。

長いですので3日にわたってシリーズ化しますね^^

 

この「だん」18号、手に取って読みたいという方にはプレゼント致しますので、お気軽にお問い合わせください^^

 

 

ホルモンと上手に付き合って冷えない環境を整える

 

女性の生涯は、自身の女性ホルモンといかに上手く付き合うかがテーマと言っても過言ではありません。

 

女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があリ、月経、妊娠、出産、更年期、閉経といったライフステージにともなって分泌量のバランスが大きく変わり、心身に大きな影響を及ぼします

 

これら女性ホルモンは女性らしい体や美肌、妊娠・出産しやすい状態をつくるのに欠かせない一方で、例えば、月経前症候群(PMS)や月経不順、子宮内膜症、子宮筋腫、産後うつ、乳がん、卵巣がん、更年期障害、骨粗しよう症といった女性特有の不調・疾患と深い関係があります。

 

女性ホルモンの変化はすさまじいものです。毎月の生理時のホルモン変化がマンションの20階程度とすると、出産時にはエベレストの頂上から一気に平地に下降するほどの勢いで女性ホルモンが減少すると言われています。

 

分娩で女性ホルモンがほぼゼロになったお母さんの自律神経や免疫、メンタルはボロボロで、元に戻るまでに2週間から1カ月かかるとされます。

 

この不安定な時期のお母さんの心身の負担を軽減するため、中国・韓国・台湾では専門施設での「産後ケア」が当たり前に行われています。

 

一方日本では、出産後4日程度での退院・帰宅を余儀なくされ、5日目からはこれまでと同じ日常と赤ちゃんのお世話が始まります。

 

出産、月経、更年期でホルモンのバランスが乱れた女性にとって、寒さ・冷えは一番の大敵。寒さや冷えによって循環・免疫が滞ると、前述のような不調や疾患に繋がりやすくなるからです。筋肉量が少ない女性の体に寒さはダイクトに響くため、家の中に寒いところをつくらないこと、床面を温める事はとても大事です。

 

女性特有の不調を感じた場合、多くの人は産婦人科にかかってピル・漢方・ホルモン療法にる改善をみるでしよう。もちろんその方法を否定しませんが、女性の生涯の健康を考えるなら、薬による対治療療法では無く、意識せずとも冷え・低体温の防止につながる「住まいの温熱環境」に目を向けてほしいのです。

 

明日は「朝起きない、休みがち・・子供の低体温をどう防ぐ?」に続きます。

 

カーポートとかテラスの屋根材に使う

ポリカーポネートには「熱線遮断」タイプがあります。

 

 

 

予想される体感温度?そない変わらない様な??

 

その辺の根拠である 数字的な事がどこ探しても無いので

どれくらい違うんだろう?と・・って訳でヒサビに実験くん!w

 

まずは直射日光があたる場所に こんな感じで実物を設置して

   


透過した光の温度を測ってみませう。

 

 

 

約1時間後・・

 

まずは下に置いたタイル部分(直射日光)の温度を。

ふむふむ53度。

 

 

 

これ真夏だと70度とか簡単に行きますからね。

コンクリートやタイルテラスの照り返しには注意しましょう。

 

では早速 通常のポリカ(ブラウン)部分。

 

 

 

46度。直射日光と比べると7度くらいカットしてますね。

 

そしてお待ちかね 熱線遮断のブルー色。

 

 

 

48度。

 

ん?48度?

 

気を取り直して 熱線遮断のクリアマット色。

 

 

 

49度・・ってか49.8度。

 

通常のポリカが46度で 熱線遮断ポリカが49度。

 

余計熱通しとるやんけw

 

結論。

 

熱線遮断は気のせい。

 

なんて

 

もっと距離取ったり 真夏になると違うかもしれませんが

この辺が数字載ってない理由なのかも(笑

 

とりあえず 今のところは

 

熱線遮断は気のせい。

 

って事でww

 

真夏にもっかいやってみよう^^







最近新築した知人から「高断熱は夏暑い」と助言頂いたとの事。

 

何をもって「高断熱」なのかは置いといてw

その助言 半分正解で半分間違い。

 

体感は建物デザインとか思想で大きく異なります。

 

例えばスーモなんかにも良くある こんな感じの軒ゼロシンプル住宅

 

 

 

あぁ玄関横がリビングで 正面向かってテレビ置いて上は吹き向けかな。

ソファ横に目隠しで囲まれたプライベートなお庭。たぶんそんな感じ。

 

ただ そこに方位入れて太陽光を考察すると

 

 

 

軒の無い建物に当たる太陽光は ほぼ一日中窓を透過しています。

 

このケーススタディ思い出してください(太陽光のチカラ)

https://housingeyes.bijual.com/Date/20240322/

 

このリビングに通常の複層ガラスが設いていたら・・

ガラス面だけで5Kw以上の熱が室内に供給されている事に。

 

Kwと言うと 弊社建物だと40坪超えの建物を全館暖房出来る力。

 

そんな暖房能力が真夏に窓から供給されたら・・

バカ暑いでしょ 普通ww

 

建物の断熱力を上げる=室内の熱を逃がさない=室外の熱を入れない

なので 外から熱だけ供給されたら「そりゃ熱くなるでしょ」と。

 

そんなこんなで

 

最初の「高断熱は夏暑いは 半分間違いで半分正解」となります。

 

壁や屋根の断熱を上げる事で 外部からの熱の侵入を防ぐ事は可能。

だけど わざわざ窓から熱を入れてたら本末転倒。

 

裸で揚げ物料理してるのと変わりませんww

 

高価な建材や機器類にお金使うのも一興ですが

まずは正しいパッシブデザイン!

(最近安っぽくて あまり使いたくない単語だけどw)

 

UA値以前に 周辺環境考察が重要と言うお話でした。

 

同じお金使うなら 快適で低燃費な方が良いすよね

(少なくとも私はそう思う)

 

アディ押忍




こちら国土交通省が出している

断熱仕様基準のガイドマップ。

 

 

 

来年からの断熱義務化は個別計算だけで無く

仕様基準でも受け付けるのかな?

 

その省エネ基準の断熱材仕様

屋根や天井は壁と比較して

2倍の熱抵抗値(R)が必要なのは何故でしょう(クリック可)

 

 

 

答えは 屋根や天井は 壁より外部環境の影響を受けやすいから。

 

 

 

なので 単純に屋根や天井断熱は

「壁の倍」と覚えておきましょう。

 

もちろん このガイドラインの数字は

等級4をクリアすることが前提なので

これで安心!なんてことは全くなくww

 

何度も書きますがZEHレベルでも

吹き抜けやリビング階段はNGなので(笑

 

話は戻って 屋根や天井の断熱。

 

実は同じ面積でも 2階建てから平屋にすると

屋根面積が増えるのでUA値が良くなります。

 

そう、熱損失面積である外皮が増えるのに

計算上UA値は良くなると言う逆転現象が生まれるのです。

 

もし「平屋の方が高性能!」なんてセールス見たら

このカラクリ思い出してください(笑

 

まぁ ちゃんとパッシブなデザインを行って

担保ある数字と高い施工精度があれば問題ないですけどね。 

 

そんなこんなで「天井断熱は壁の倍」と言うお話でした。



南からの採光が望めず それでも西が開けている

なんて場合には躊躇なく西に抜ける様開きます。

 

そんな場合にはちょっとした設えが必要。

 

例えば そんな西向きの窓。

いー感じで光が降り注ぎ 冬には重宝しそうです。

 

 

 

【西日は窓外で垂直に切る】が基本なので

外部に設えた遮蔽装置を動かすと 光が操作できます。

 

 

 

全部閉めると・・ほら光の線が止まってるでしょ^^

 

 

 

ちなみにこの遮蔽装置はルーバーになってますので

陽気良いけど 窓開けると暑いなんて時は

通風装置になります。よかよか。

 


外から見るとこんな感じ

 

 

 

閉めると窓が消えます。

 

 

 

戸袋作って水平ライン強調するのも手ですが

実用だけならメンテもしやすいしコレでも良いかなと。

 

これ木製なので 鋼製と比べて輻射熱も軽減できますよ。

 

輻射熱や揮発熱考えると植物(グリーンウォール)が良いのですが

じっさい問題として窓を覆うまで すっごい時間かかるので

本当に影が欲しい真夏に間に合わない事もあったりするので(笑

 

アディ押忍



カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
2 4
6 10 11 12
15 17
20 22 23
27 28 29 30
プロフィール
HN:
Eye's@オカダ
性別:
非公開
自己紹介:
アイコン、くっ てしてますがw

【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。
ふぉろーみぃ
@cool_toy からのツイート
ブログ内検索
以前の環境共生計画
2009年8月~2020年4月までの一言
その前の環境共生計画
2007年~2009年の一言