ショッキングな話題。
低体温症の死者 年1000人超/発症の8割が室内
ヒートショックによる死者数は年間17000人声越えなんてデータがあるけど、低体温症で亡くなる方も1000人を超えているらしい。
記事内にイギリス保健省によると、として
●暖房の行き届いていない住宅は、大きな危険があります。古くて断熱性の低い住宅は、寒さに対する防御力が大幅に低下します。
●室内温度5℃は低体温症のリスクが高まります。
~なんてサラッとあるけど、イギリスだと室温維持は「健康へのリスク」という視点で規制が行われています。
イギリスに限らず、欧州ではエネルギー効率の向上と健康被害の防止の観点から、賃貸住宅の「最低室温」に関する規制が日本よりも厳格に運用されていますので、そんな事例を挙げてみました。
■ドイツ:暖房義務と判例による基準
ドイツでは、冬期(通常10月〜4月末)に家主が暖房設備を稼働させる義務があります。具体的な数値は法律に直接記載されていませんが、多くの判例によって「最低限維持すべき温度」が確立されています。
□日中の基準: 午前6時〜午後11時の間、居室(リビングや寝室)で 20℃〜22℃ を維持できる必要があります。
□夜間の基準: 深夜帯は少し下がり、18℃程度が目安です。
もし暖房が故障し、室温が18℃を下回るような状況が続く場合、借主は「家賃の減額」を請求する権利があります。
■フランス:法的な定義
フランスでは、2023年からエネルギー効率に関する規制がさらに強化されています。
□最低温度: 家主は、すべての居室で 18℃以上 の温度を確保できる暖房設備を提供する義務があります。
□最高温度の目安: 逆に、エネルギー節約の観点から、公衆衛生法等により「平均19℃」に設定することを推奨。
2025年以降、断熱性能が極めて低い物件は、新規賃貸ができなくなるなどの厳しい「エネルギーパスポート」制度が導入されました。
■イギリス:健康安全評価システム(HHSRS)
イギリスでは、特定の温度を法律で固定するよりも「健康へのリスク」という視点で規制が行われています。
健康評価システムにより、地方自治体が住宅の危険性を評価する仕組みです。
□基準: 深刻な健康リスクを避けるため、居室の温度は 18℃〜21℃ を維持できることが望ましいとされています。
室温が恒常的に低く、結露やカビが発生している場合、自治体は家主に対して修繕命令を出すことができます。命令に従わない家主には罰金が科されることも。
~そんな感じで欧州では「室温と健康」の関係はダイレクトに結びついています。
WHOは18度以上の室温を維持する事を推奨していますが、アイズが断熱に拘る理由のひとつでもあります。
あったかく暮らしましょう^^
住宅会社がこだわった独自の基礎断熱と換気方法が原因で、引き渡しからわずか半月で壁や床にカビが発生。
半月で基礎断熱がカビだらけに【日経クロステック】
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/na/18/00269/110400008/
紹介してあった断面がコレ。
いゃカビて当たり前。
以前基礎内の湿気について書いたけど、
https://housingeyes.bijual.com/Date/20260113/
日本の夏季における外気温を考えれば100%アウトな断面。
冬季もわざわざ床下冷やしているだけ。
何故こんな断面を考えたのだろう。
うちがオープン工法や誰にでも手に入る材料で高性能を維持するのは、こんなアホな事考えなくて良いと言うリスクヘッジであり、誰でもメンテに入れる様にと言う事に尽きる。
断熱に関しては、新住協の鎌田教授が提唱した「100年変わらない断熱性能」である工法が確立されている訳で、わざわざオリジナル工法に走る必要もない。
よく「特許工法」とか「オリジナル工法」とかあるけど、それって誰でも触れる訳では無いから持続可能では無い訳で。
あと
外気を直接基礎内に入れる換気方法も高性能と言う謳い文句であるけど、あれもヤバい部類ですよ(謎
安易な独自工法に傾く事は少し考えた方がよかですばい。
アディ押忍
ノルウェー製木製断熱玄関ドア
こんな構造になってまして、断熱性能H-8ランクにて1.04W/㎡k・気密性能も最高等級であるA-4ランククリア。玄関ドアの性能にもこだわりましょう。
で、このドア外部にはキックプレート(黒いの)付けていますが、その鋼製プレートに謎がw
まずドア真ん中の外部温度が5.2度
金属製キックプレート部が4.8度でほぼ同じ温度にも関わらず・・
その室内側の温度が20度に対し
キックプレートの裏だと14.6度。
5度以上違うw
外部に付けた鉄が冷気を保って室内側に熱伝導しているのかも知れないなと。
木と鉄なら伝達熱が違っても不思議ぢゃ無いし、でもなんか腑に落ちない・・w
ちなみに外気が氷点下の時のドア表面温度は0.4度。
その時の室内側温度が15.6度。
表面温度に関わらず表と裏で大体15度くらいの差異が出ています。
アルミドアだと、外部表面温度が0度だったら、内部も0度。そりゃ玄関に0度の板がデーンとあれば、どんなに暖房しても暖まらないハズです。
そんな訳で、夏の西日とかは出来るだけ扉に当てない方が良さそうです。
キックプレートの話何処行ったww
アデイ押忍。
「断熱等級6」は楽勝レベルから、ちょっと頑張る位まで 大きな幅があります。
前にも一度書いたけど
断熱等級を可視化すると
◆断熱等級7
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◆断熱等級6
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◆断熱等級5(ZEH)
◆断熱等級4(2022年までは最高等級)
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~な感じだから、等級6は「5よりの6」と「7よりの6」で全く違う体感温度になるから気をつけるべし。
もひとつ付け加えると「数字は大切、でもパッシブデザインも同じだけ大切」
この ↓ 東大・前准教授の等級6の煽り分かりやすくて草
でも本当にこんな感じかと。
こんな話もあります【ブログ:断熱等級6の質】
https://housingeyes.bijual.com/Date/20250928/
Ua値の想定は?防湿はどの様に?通気は?換気は?なんてモノサシで比べる事は自己防衛ですね。
飛騨市は3地域、高山市は4地域ですよ。
アディ押忍
断熱等級なんて机上の計算だから・・なんてネガティブな話も聞きますが、それ本当です。
お散歩途中に気になった現場。
床断熱でも玄関等土間部分は基礎断熱しなければイケマセン。
最近ではちゃんと基礎断熱してる現場も増えた様です^^
ただ・・ユニットバスが座るだろう区画には断熱がありませんでした。
ユニットバスの場合、ちゃんと基礎断熱しないとモッタイナイですよ。
まぁそれは置いといて・・
この玄関部の施工に違和感。
最近流行りの 広めの玄関土間収納でしょう、土間が繋がる部分はちゃんと断熱施工してあります。
ただ、ここお読みの方はもうお分かりですよね。
そうです。玄関ドアが付く部分の面が連続して施工してありません。
あと、T字部分もこんな感じで内側に伸ばしておかないとコンクリートが熱橋になります。
こんな施工でも土間部分は「基礎断熱」として計算できますが性能は・・この辺が机上の計算の限界です。
こちらアイズの基礎内断熱施工例。
防蟻EPSを使っていますが、T字部分もちゃんと断熱材を伸ばしてあります。
更に「土台部分」が熱橋にならない様、土台天端まで断熱施工してから床を施工します。
木は断熱材では無いですからね。
そして、底板にも断熱を延ばすことで外部からの熱橋を小さくしていきます。
ここまでやって、初めて計算上の性能が出ます。
机上の計算は大切。
でも
現場精度はもっと大切。
現場精度はもっと大切。
大事な事なので二度言いましたよ(笑
アディ押忍。
とあるリモデル現場にて、タイマー式の床下換気扇が付いていた。
ソーラーで動くのなんかもあるけど、床下換気扇とは概要的にこんな感じ。
良くある説明文によると、床下換気扇とはファンで床下の湿った空気を強制的に排出し、外の新鮮な空気を取り入れて循環させる装置であり、湿気によるシロアリ被害やカビ・腐朽菌の繁殖を防ぎ、住宅の劣化防止や健康被害の軽減に繋がる~なんてのが謳い文句。
本当にそうだろうか。
まぁ冬季はカビとか腐朽菌の繁殖は無いので切っておけば良いのだけど、高温多湿の夏だと確かに良さそうな気がしないでもない事もない。
例えば「気温32度・湿度82%」なんて夏の日は普通にあるけど、その場合の露点温度は28.5度。
そんな時でも床下の温度(コンクリートや土)は23~25度だったりします。
はい。上記の条件で換気扇を運転するとイキナリ結露する事に。
乾燥させるどころか、電気使ってわざわざ水分を供給しています(汗
自然換気であれば空気の動きはある程度緩やかだけど、機械換気だと湿った外気を大量かつ強制的に床下へ送り込むわけで、床下が冷えている限り送り込まれた湿気が次々と水滴に変わり、床下の湿潤状態は悪化するばかり。
結果: 差分の 5g/㎥ が結露として発生し続ける。
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なので
床下換気扇を使用する場合は、タイマーでは無く湿度センサー、もしくは自分で温湿度測ってスイッチ入り切りが宜しいかと。
もしくは外気温が下がり、湿度が低下する夜間時間帯に限定して使用するのも手。
外気温30度で湿度70%以下ならギリ結露しないくらいかな。
でも個人的には
床下はコンクリートで止めず土のままにして、土に結露した水分は浸透させるのが自然かとも思ってたりして。
ただし、その場合はこまめな床下シロアリチェックがセットで必要になりますけどね。
そんなこんなの床下換気扇。
これに限らずだけど、良さそうな宣伝広告を鵜吞みにしないで、少し考えてみるってのも大切な自己防衛のひとつかと。
そうそう「夏型結露」の一例として、一階でエアコン付ける→冷気は床に溜まる→床温度の低下→床下の結露と言う、土間では無く躯体での結露も考えられるので注意は必要ですよ。
ビフォー
樹脂製トリプルガラス窓に交換アフター
外窓の交換には外装と内装の更新も加わります。
木の外壁かわいいでしょ^^
内装ビフォー
内装アフター
見た目だけでなく性能も一緒に更新しましょ^^
屋根による事故誘因の可視化として、よく「ツララ」を上げますが、その前段階として「氷塊」があります。
英語圏だと「アイスダム」って言うんですね。
この図が分かりやすいっす。
これ他人ごとでは無く、屋根材が例えば瓦とか、鋼板葺きでも勾配が緩い場合なんかは、このアイスダムで溜まった水が室内に漏水してくる事も十二分にあります。
最近だと気候変動で氷点下の日の次の日、普通に雨が降るなんて事ありますが、雪の下で氷塊がダムになり雨水が室内に・・突然の雨漏れ事故の一因です。
では、雪止めをつけなければ雪と一緒に落ちる?
良い視点ですが、急勾配でも無ければ溶けた水分は軒先に向かう前に凍ります(涙
解決策としては「断熱+気密+通気」がベストでマスト。
上図は【ブログ:断熱だけではダメ】で使った絵ですが
https://housingeyes.bijual.com/Date/20251224/
物事には全て原因があります。
「アイスダム」は見た目の問題ではなく、家の寿命を縮める重大な構造問題です。
デザインや間取りだけでなく「冬の屋根の上で何が起きるか」をしっかり考慮する事も重大な自己防衛ですよ^^
健康に快適に「余計な出費無く」楽しく暮らしましょう^^
アディ押忍
12月25日 I wish you a merry Christmas.
どうも、ハウジングアイズ岡田です(今更w)
さて、以前トリプルガラスの熱取得について書きましたが
https://housingeyes.bijual.com/Date/20251118/
【ブログ:日射温度で見るガラスの違い】
本日は遮蔽ガラスの熱反射について。
ケーススタディとして、東南に角窓設置してると、冬季にはこんな光景が見られます。
太陽角度が浅いので南ガラスを透過した日射が、東ガラスに反射しています。
さて、これ光だけでなく熱も透過しているので、ちょいと測ってみませう。
まずは外気温2度「無暖房」にて、日射が当たっていない床の温度が23.4度。
そして ↓ さすが日射取得クリアガラス。
太陽光だけで床の温度が34度になっています。
影の部分との差10度!外気と比べても なかなかな数字です。
そして遮蔽ガラスに反射した部分は・・・
反射光でも27.8度あります。
遮蔽ガラスは熱を遮っていると言うより、反射してるってイメージが分かるでしょうか。
なので、この作用は外部にも起こりますのでカラーガラスを使う際は、近隣環境も読み込むべきかと。うんうん。
外部と言えば、ガラス6枚透過した光はこんな感じ。
透過率的には半分切ってますね(笑
そんなこんなで「ガラスの種類による作用の違い」でした。
アディ押忍。
【 ハウジングアイズ 】では、飛騨高山にてパッシブな高断熱思想を用いて、恒久的な省エネ快適住宅を御提案しております。