美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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充填断熱の場合 断熱層と気密層が

ひとつの壁の中に混在します。

 

その気密層を貫通する代表的なモノが

電気配線(コンセントとかスイッチとか)

 

 

 

外壁側に設置しなければ良いだけですが

そうも言ってられず(笑

 

おなじみ「気密ボックス」を介しての設置となります。

 

 

 

この気密ボックスと防湿層を連続させる事で

コンセント等を防湿層より室内側に置く訳です。

【コンセントボックスは室内側に】

http://eyescode.bijual.com/Date/20150328/

 

 

 

もちろん その貫通部は丁寧な防湿処理が必須。

 

その防湿層は上部桁まで確実に伸ばし

 

 

 

乾燥木材もしくはPBで密閉します。

 

 

 

ちなみに↑上画赤線が天井ライン。

 

上部に見える構造用合板が「水平構面」と「防風層」を兼ね

天井ラインとの間が全て断熱層となります。

 

つか 丁寧にPB伸ばしてあるでしょ^^

 

 

 

先にPB伸ばしているのは「防火仕様」にて

天井部分には もう一層の防湿層が組まれます。

 

まったく見えなくなるのに この見栄え。

 

 

 

すごく大切な事だって思います。

 

チームアイズ かっこいーぞ^^

 

アディ押忍。






 とある業界新聞に

「遮熱塗料で電気代9500円削減」の記事。

 

 

 

遮熱塗料 マユツバっぽく聞こえますが

濃淡あれど遮熱塗料には 確かに熱反射の効果はあります。

 

例えば記事にある塗料メーカーのホームページ

実例としまして

 

 

 

↑この屋根画像を見える化すると 下画像な感じ。

 

 

 

遮熱塗装の有無でMAX22度とか違いますね。

 

屋根の20度違いは大きいですよ。

 

実際 夏だけでなく弊社事例で言うと

冬季の雪解けも確実に早いのです。

 

そんなこんなで記事内によると(クリック可)

 

 

 

費用は約200万円と決して安くはありませんでしたが

この先10年15年と高い電気代を払い続ける事を・・

 

とあります。

 
なるほどなるほど





せっかくここまで読んでいただいて

「お?遮熱塗料良いかも知れんな」と思われた方

ごめんなさい。


 ここに書いてある200万円のイニシャルは正直

電気代でペイ出来ません。


でも


上記位の20度差は断熱施工で簡単にカバーできます。

 

特に天井なら 既存をバラすことなく断熱工事が可能。

 

この塗料に200万円出すなら 100万円を断熱に掛けましょう

(屋根面積が分からないので すごくアバウトな話です)

 

塗料の様に15年スパンとかで無く

丁寧に計算し施工すれば 建物が存在している期間ずーーっと

20度以上の差異(電気代も含め)の恩恵が受けられます。

 

断熱は一度シッカリ施工すれば その後お金は掛かりません。

 

メンテにお金掛からないって とっても大切な事かと。

 

結論

 

遮熱塗料は確実に効く

 

しかし

 

断熱はそれ以上に効く上に効果は半永久。

 

もう答えは出てますね。

 

ささ 断熱大魔王アイズに電話するのです(誰だそれわ)

 

アディ押忍




1200角のドレーキップ窓

 

 

 

おなじみキッペン(内倒し)

 

 

 

そしてドレーン(内開き)

 

 

 

って窓開けたのに 窓外になんかありますよね。

 

もちょっと引くと 登り台がw

 

 

 

窓外の格子を開けると

 

 

 

月見台あるやんw

 

 

 

登り台から外に出るとこんな感じ

 

 

 

こちら西向きで 西日キツイので

木製格子戸で日射遮蔽ざます(内開きなので室内から操作可能)

 

 

 

ちなみに 内側から窓閉められると

中に入れません(爆

 

でも

 

下屋の上に こんなお月見台いかがですか^^

 

 

 

4帖くらいあって 使い勝手良さそうです。

 

春は花見

 

夏は夕涼み

 

秋は紅葉と高い空

 

暮らし広がりますねぃ^^

 

あ そぅそぅいつもの繰り返し

 

「西日は窓外で垂直に切る」

 

~が基本ですからね^^

 
断熱とセットで日射操作 とっても大切♪

アディ押忍



桁の上に構造用合板で床構面を作り

その上に断熱層を作るのが「桁上断熱」

 

 

 

断熱層が合板の上下と言う相違はあれど

構造と断熱を両立した施工方法の一つと言える。

 

HGW140mmをクロスし敷き並べ 

その上に防風層を兼ねた袋入りGW24K品)を設置 ※天井360mm

 

 

 

これで床構面の上に断熱層+防風層の出来上がり。

 

 

 

さっき電気配線の事で小屋裏登ったんだけど

まぁ見事にファンキーに暑いわ(爆

 

※車載計外気温39度


痩せる前に倒れるww



と言いつつ 階下は見事に涼しい。


片流れ屋根の通気が効いているんだなと。


電気屋さん いつも有難うございます^^



2024年1月以降に建築確認を受けた新築住宅が

「住宅ローン減税を受けるには」

省エネ基準への適合が必須となります。

【国交省資料:クリック可】 

 

 

※省エネ基準を満たさない新築住宅は

住宅ローン減税を受けられません。

 

2022年3月の税制改正で決定され

その施行時期が近づいて来ましたので再稿です。

 

 

 

 

まぁ省エネ基準なんて言っても

等級4程度の「それ基準ぢゃねーだろ・笑」

~なレベルなので こちらお読みの方は御安心を^^

 

これを持って

「急がないと余計なお金掛かりますよ!」

なんて営業マン居たら・・良いフィルターにはなりそうですw




とある敷地にてケーススタディ。

 

ベタ塗りが敷地 上が北で 東に接道。

 

 

 

斜線部が隣家にて 南の一部と北が抜けています。

 

北が抜けていると言っても 景観は特に良い訳ではありません。

 

最初に行った 日射検討にて車庫は東南の角がベストかと。

 

そこでPLANA

 

 

 

そしてPLANB

 

 

 

PLANA」と「B」では「A」の方が 南面を大きく取れます。

 

床面積も 四角をヒトマスとして「A」の方が3マス分コンパクトにまとめられました。

 

なので「A」の方がコスト的にも有利に見えますが・・温熱環境も含め考察が必要です。

 

温熱環境と言えば 外皮面積(外壁や屋根)が小さい方が 確実に放熱が少なくなる事は簡単にイメージ出来ると思います。

 

そこで「A」の外皮を マスを一面として数えてみると40面

 

 

 

「B」の外壁は36面で「B」の方が約1割少なくなります。

 

 

 

面積が大きいのに外皮が小さくなると言う現象です。

 

同じ断熱性能なら確実に「B」の方が1割も放熱面積が小さくなるので「有利」ですよね。

 

 

 

あわせてコスト。

1面作るのにザックリ10万円としたら「B」の方が40万円安く出来る事に。

 

平面ひとつで コストや温熱環境が大きく左右される事が分かります。

 

ザックリ こちらの案件だと南が少し狭くなりますが 2階リビングや抜き抜けからの日射取得を加味し「BPLANの方に軍配が上がりそうです。

 

そんなこんなの敷地考察。

 

抜け・日射・庭・風・防犯・雪・スタイル等々 視野に入れる事は多岐に渡ります。

 

ひとつとして同じ敷地はありません。

 

その敷地と暮らしにピッタリの 素敵な物語を共有しましょう^^






梅雨らしくジメジメして来ましたね。

 

外部の絶対湿度も 15g/㎡超えてくると もう窓開け換気も厳しい状態に・・。

 

洗濯もん乾かん!ジメジメして不快!なんて日が続く事に。

 

洗濯物には除湿器の恩恵ですが(乾太くん入れてる家には無縁ですよねw)除湿器も脱衣室近辺のみで、家全体には効きません。そりゃ仕方ない。

 

で、エアコン除湿の出番ですが今くらいの2024度なんて気温だと、除湿入れると肌寒く・・。

 

実際、正しくパッシブデザインされた冷房負荷の低い高断熱な住宅だと、この時期は室温そのものが上がらずエアコン除湿の稼働が悪くなります。

 

そんなこんなのエアコン除湿に裏技を。

 

除湿に関しては除湿器よりエアコンの方が倍以上除湿性能高いですので、家一軒まるごと除湿が可能。

 

でも室温が低いと稼働しない。

 

って訳で 床下暖房入れてみましょう。

こちら数件のおうちにはお勧めして、実績もあるので御安心をw

 

 

 

アイズ仕様で床下暖房・最上階冷房入れているおうちですと、両方同時に運転する事で除湿の効率を上げる事が出来ます。

 

2階 冷房 25 最小風量(ドライ可)

1階 暖房 25 風量自動

 

↑ 暖房使って冷房の効率を上げると言うマッチポンプではありますが、これ位の温度設定で冷暖房ともに効率の良い運転が出来るので、除湿器+αの電気代で家中除湿が可能になります。

 

外気温にもよりますが、平常運転が続けば200~400w消費で除湿器と優劣無い電力消費となりそうです。

 

2階エアコン設置冷房ダクト仕様のおうちですと、冷房温度を少し上げた方が良いかも知れません(送風感が出るので)

 

そんなこんなのエアコン除湿の裏技(そこまででも無い)

 

どうぞお試しくださいませませ^^


内窓設置で簡単窓性能強化♪

なんて

イメージでは「高性能の窓=冬」って感じですよね。

 

でもですね 窓の性能強化は夏にも効くんです。

 

こちら東大の前教授セミナーの一部。

 

 

 

壁とか床の弱点は冬の弱点になりますが

窓や天井の弱点は夏・冬の弱点になる言う画像です。

 

もちろん 夏に快適に暮らすには「日射遮蔽」に

代表される日射熱の操作が一番大切なのですが

やはり窓性能が高い方が確実に体感が良くなります。

 

参考までに

 

今年 天井+内窓設置工事をさせて頂いたお客様より

頂いたお便りがこちら。この間真夏みたいな日が続いたでしょ^^

 

~~~~~~~~~~~~

 

断熱効果抜群です。

昨日の暑さでも一階の温度と変わりなく、夏も期待できそうです。

エアコン使ってもかなり節約になりますね。

 

~~~~~~~~~~~~~

 

断熱がこんなに凄い効果ある事にびっくりしてます。

快適です!!!

 

~~~~~~~~~~~~~

 

貰ってうれしい体験談です^^

こまかな数字は置いといて(笑
体験するって やっぱ分かりやすいすね^^

 

夏にも効く窓性能のお話でした。





木製ベランダについて書いたら

https://housingeyes.bijual.com/Date/20230512/

木製って腐りません?とのご質問を頂きました。

 

ヒトコトで言うと「条件付きながら腐りません

 

ヒトコト過ぎるかw

 

イメージして頂くとお寺さんとか神社の境内

外なのに木なのに何十年もそのままだと思います。

 

まず木材が腐るとは 木材を形成するセルロース等の成分が

腐朽菌(ふきゅうきん)によって分解される事を指します。

 

ただ 腐朽菌は生物なので 水と空気がなければ死んでしまいます。

 

木材に含まれる水分は 細胞間などに水滴として存在する「自由水」と

細胞壁の繊維などと化学的に結合した「結合水」とに分けられますが

腐朽菌が生命維持のために利用できるのは自由水だけです。

 

木材に水分を供給し続けると 細胞壁の繊維が結合水を受け入れる

限界に到達し 細胞間(細胞腔)に自由水として流れ出します。

 

細胞壁が結合水で満たされている状態を繊維飽和点と呼び

その際の含水率は約28パーセントです。

 

水分が供給されなければ含水率が繊維飽和点を下回りますので

腐朽菌は生きていけないと言う訳です。

 

朽菌による腐朽活動は 木材が繊維飽和点を上回る含水率となる状態

要するに 自由水が存在して菌が水分として摂取できる状態が

およそ16週間以上続いて ようやく生まれる事が分かっています。

 

16週間だと112日。

 

112日常に濡れていて初めて腐朽活動が始まる訳です。

 

実際 雨漏りなんかで濡れたとしても

乾いてしまえば全く問題無いと言えます。

 

だから「濡れたら乾かす」と言う基本で

冒頭の神社仏閣の境内が腐らない説明になると思います。

 

なので

 

住宅周りの木材リスクは降雨や雨漏れで無く

結露の方が大きいのです。

 

112日・・地味に結露を繰り返していると・・。

 

窓周りとか内壁周り・・私が断熱気密や通気に拘るのは

木材の腐食防止の意味もあるのです。

 

そんなこんなで 木製バルコニーは

「雨に当たり難く 乾きやすい」構造にする事で

腐らないと言えるのです^^

 

安心してください。

 



乾きますよww

 

アディ押忍。





いくら樹脂窓が性能高いと言っても

どうしても弱点は「枠」になります。

 

なので FIXや窓可動に差し支えない所では

こんな感じで枠を消す+断熱補強を行います(クリック可)

 

 

 

現場ではこんな感じ

 

 

 

防湿処理を行った窓枠をさらにふかします。

 

この上に仕上げ下地のPBを貼る訳ですが

その前に断熱強化。↓これが上図の詳細。

 

 

 

これで窓枠は消えてスッキリして

更に断熱も強化されると言う一石二鳥にw

 

コダワリなかなかでしょ(笑

 

アディ押忍





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