美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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画像は二階床で、一階は駐車場

 

なので階層間にALC敷いて、その下は気密層+断熱層でHGW300mm

 

 

 

階層間にエアコンの暖気を入れ床下暖房。

 

ALC(発泡コンクリート)が蓄熱層になってくれます。

 

ふっふっふっ(^^






今日は朝から冷えますね。

 

寒さが苦手って人も多いかと思いますが

それって人間として当たり前なんです。

 

こちら皮膚の断面(クリック可)

 

 

 

寒さを感じる機関と暑さを感じる機関では

圧倒的に「冷覚」の方が皮膚表面に近く

「痛覚」同等に敏感だと言えます。

 

冷えは万病の元

 

人間の身体は「冷覚」に敏感に出来ています。

 

あったかい家って現代人にとっては贅沢では無く必然なんですね。




壁の防湿が終わり、天井断熱の施工

   

 

この天井工事の前に大切なのは

壁の防湿シートが上部桁まで伸びて

乾燥木材もしくは気密テープで留められているかの確認。

 

 

 

黄色い矢印を確認してからの天井断熱となります。

 

その後「緑のライン」の様に、壁防湿と天井防湿を連続させてから天井下地へと進むわけです。

 

大切なのは現場の施工精度。

 

アディ押忍。




久しぶりに天井断熱の現場

 

 

 

壁には120mmの充填断熱施工中

 

天井断熱の場合「防湿」には注意が必要ですよ。

 

まず床から桁(上の横架材)までピッチリと防湿シートの施工が重要。

上端はテープもしくは乾燥木材で留め 壁内の気流が起こらない様に。

 

 

 

画像 黄色い線が天井ラインで ①の防湿シートが施工されてから、②天井用の防湿シートは気密テープで壁と留めて天井へと伸ばします。そこより上が天井断熱の空間です。

 

ちなみに

 

晴れ間を狙って外部の付加断熱も行い(横桟の厚みに断熱材が施工されます)その後はソッコーで透湿防水シートを施工。

 

 

 

シートは大判タイプなので繋ぎ目は最小限+気密テープ留め。

 

 

 

何れも後からは見えないけど 断熱・耐久性能には重要な工程です。

 

見えない安心。確かな技術 ←コピー悪いなw






西日や朝日は窓の外側で垂直に切りましょう。

はい。いつもの西日対策です。

 

こちらの西窓(木製樹脂クラッドトリプルガラス窓)

これまではスダレを下げて貰ってましたが

 

 

 

今回シェードへの変更を行いました。

 

 

 

こちらのシェードで日射熱86%カット・紫外線92%カットとなります。

 

 

 

スダレも風情があって宜しいのですが、多少なりとも隙間から陽が刺しますしね。

 

西日や朝日は窓の外側で垂直に切りましょう。

そんなこんなのシェード設置でした。

 

そうそう

 

窓下に薔薇が育ってますが・・あまりにトゲトゲが痛いので(笑

 

 

 

シェード守る為にも ステンレスで壁から遠ざけてみました^^






先日行われた「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース」

 

再エネに関しては相変わらずポエムが過ぎるけど「住宅の省エネ基準」について東京大学大学院 前准教授の発表は凄く腑に落ちた。

 

住み手にとって分かりやすいのが ↓ この一枚(クリック可)

 

 

 

簡単に見ると上の横軸が基準で、現在日本の最高等級が「等級4」

 

そこを基準とした場合(居室での個別空調を行い最低室温を8℃)

横軸G2レベルだと24時間全館空調入れても同じエネルギー消費。

最低室温13℃にしても暖房エネルギーは50%ダウン。

 
逆に言うと このレベルに達しない性能だと吹き抜けはもちろん、全館空調なんて増エネになるだけでとてもとても・・と言う事です。

で、このG2レベルが外皮平均熱貫流率(UA値)で言うと

高山市近辺でUA0.34となります。

 

もっと断熱性能を上げると更にエネルギーを使わず快適に暮らせます。

 

ここでピンと来た方、ここ良く読んでますね(笑

 

アイズ温熱環境最低レベルは UA0.3w以下としています。

イマサラながら最低でもG2楽勝クリアなんですね。

 

なんとなくで性能決めてる訳では無いのです(笑

 

更に縦軸BEIについて、弊社的には太陽光パネルを設置しないでも0.6以下が標準となっています。

 

お財布に優しく環境にも健康にも優しいと言う事です(笑

 

BEIについては また深く掘り下げるとして

難しい事考えなくても、まずは数字で確認する事で家づくりに対して結構なリスクヘッジが可能だと分かります。

 

耐震や断熱はイメージではく数字で比べましょう。

 

そしてその数字を担保するのが「現場の施工精度」です。

 

事件は机の上で起こっているんぢゃ無い!現場で起こっているんだ!W

 

アディ押忍

 

 

BEIとは( Building Energy-efficiency Indexの略)

「基準一次エネルギー消費量」に対する「設計一次エネルギー消費量」の割合でBEIの値が小さいほど、省エネルギーだと言えます。

例えば 基準を1として0.85をクリアすればbelsでは5スターの最高級基準となりますが、また面倒なワードが出てきたので、また後日(笑






今日も暑いですね。

 

さてこんな暑い日は簡単な体験学習をしてみましょう。

 

「夏の暑さ、外部からの熱の7割は窓から入ってきます」

なんて何度も書いてますし言ってますので耳タコかと思いますw

 

せっかくなので その検証をしてみましょう。

 

まずエアコン入れて部屋を冷やしてください。

 

冷えてきたなぁと感じたら 陽の当たっていない窓の近くに行きます。

「陽の当たっていない」がポイントです。

 

窓の近くはジンワリと外の暑さを感じると思います。

 

それが窓から入ってくる熱と言う事です。

 

 

アルミ枠なんてテキメンですが

陽が当たってたらその比ではありません(怖

 

窓の高性能って夏にも効くんですね。

 

逆に冬はそこから熱が逃げていきます。

 

こわいですねこわいですねこわいですね。

あんまり怖かったんで3回言いましたよ(笑





こちら木質繊維断熱材@120mm

 

 

 

チップ化した木材を繊維化して成形してあります。

弊社標準の高性能グラスウールと比べ、熱伝導率は同じ0.038W/mKですが、密度が55Kgと重く熱容量も大きいため 夏季の熱伝導遅延や吸音効果において優位に立つと言えます。

 

 

 

このお部屋にはピアノを置く為、吸音を重視し壁と天井にチョイスしました。

画像は壁防湿シート施工済(天井は防湿未施工・厚み400mm設置)

 

 

 

あ、ちなみに見切れている壁 一部だけ構造用合板が張ってありますが、こちらは外部の構造用合板と併せ「壁倍率5」強度の壁となっていますよ。

要はバランスです。
もう、ナントカ工法だから強いってセールス辞めませんか(笑

 

 

 

ちなみに内壁周りにも木質断熱材を設置しますが、内壁周りで大切なのは「壁体内の気流止」画像は乾燥木材で丁寧に止めて、更にその上にも断熱材が設置してる事が分かります。

 

 

 

壁の向こうに見えるのは、隣の部屋の天井にある高性能グラスウール(厚み400mm

 

この後、天井と壁は防湿シートで丁寧にバリアされます。

気密と断熱と気流止めはセットで考えましょう。

 

そんなこんなで、高密度な木質断熱材で静かな部屋が出来上がります。

 

素材を生かすも殺すも正しい知識と施工精度ですよ^^






木の外壁が可愛い^^ 南向きの窓にて

赤線=7月・黄線=1月の日射角度

 

 

 

これ位の軒があれば 7月には掃き出し窓に日射は当たりません。

それでも 日射熱が欲しい冬季には室内まで光が届きます。

 

アディ押忍。




何度も取り上げていますが今の時期、霜が降りるとこんな可視化が出来ます(汗

今回のサンプルは こちら令和の新築物件(北側)

樹脂窓が採用されていまして、高断熱ってフレーズのおうちかと思います。

 

 

 

仕上げは通気層の上に、断熱材が裏打ちしてある金属サイディングだと思うのですが、見事に空気の流れが可視化されています。

 

黒い部分は霜が付いていて、白っぽくなっている所は、室内からの暖気によって霜が乾いている状態です。

断熱性能が目に見える訳です。

画像、左の壁に霜が付いているのは、そこは室内では無くて外気に接している空間だから。

右下の窓がお風呂だと思いますが、気流止まってない事も分かります。

 

窓の周り、建物北側から熱が逃げている事が良く見えますね。

 

横線で霜が消えているのは通気胴縁で、通気胴縁あるのに桁が見えているのも感慨深い所です。


屋根近くが霜残っているのは多少なりとも「天井断熱」が効いているのだと思います。

 

でも、これ繰り返すと外壁の劣化も早くなる事は容易に推測できますね。


ちなみに近くに建ってたアイズの家も確認しましたが、全然乾いていませんでしたww その画像上げると、この家も特定されそうなので止めておきます^^

しかし断熱の可視化・・怖いですね怖いですね怖いですね。

あまりに怖いので3回言いましたよ(汗

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