美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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七回目のベルで受話器を取った君・・って歌う場所

宇多田ヒカル:Automatic

   

 

ぢゃ無いw

 

小屋裏に置いたエアコンスペース

   

 

市販の壁掛エアコン(8畳用)を一台設置しまして

 

 

 

オリジナルでチャンバー作って、おうち全体 各お部屋に冷房+換気を

 

 

 

このまま小屋裏空間も「漏れ気」で涼しくしようかと思ったのですが、湿度が安定するまでの間、結露が発生してしまいました。

 

 

 

↑上の色変った所が結露部分・・やはり(;^_^A

薄い化粧材一枚にエアコンの冷気当てるので、当たり前っちゃ当たり前なのですが、常時運転なら問題ないとは言え、早速チャンバー空間に断熱材設置。


上部を除いてハコ形に囲みます。

 

 

実際、結露はエアコンを強く稼働した際に発生し、数時間で消えるのですが、そんなのクールぢゃないので、無かった事にします・・いぇ心配かけて申し訳ありませんでした(汗

 

そして経過観察でフル稼働。

 

 

 

はい。ノープロブレム。

 

やっぱり、結露は計算通りに出ますね ←何、納得してんだよ。


って訳で、失敗例+リカバリーでした。

 

お後が宜しい様で,,orz







こちらユニットバスを据え付ける前の様子

数字がウザイですね(笑   すません,,orz

   

 

ユニットバス設置の前に(リモデルも同様です)簡単なチェックポイントを上げてみました。

 

①床下はキレイですか

②防湿シートは丁寧に留まっていますか

 基礎と土台は気密されていますか

③外部に接する防湿シートは連続していますか

④窓周りの処理は的確ですか

 窓と防湿シートは連続していますか

⑤配線や外部に貫通したパイプの防湿処理は的確ですか

⑥壁の防湿シートは丁寧に留まっていますか

⑦外部に面した天井がある場合の「断熱と防湿」は正しいですか

 断熱上部に屋根がある場合は通気取れていますか

 

~と簡単にチェックポイント、これ位はあります^^

 

・・・素人だから判んなぁーい。

 

そりゃそうでしょう。ですから工事監理者が居るのです。

 

そんな監理者さんには、施工管理技士や建築士なんて資格がありまして・・その辺も 一定レベルの線引きにはなりますね。

 

アディ押忍。




2年ほど前に新築移転した高山警察署

 

 

 

何故にこんな古臭いデザインなのかと・・

まぁ今回はそんな話では無く(笑

 

上の画像はGoogleさんより東南方向からの警察署。

 

こちらが南側で建物正面。

 

 

 

南側窓に縦スリット入ってて 完成した時は「おおっ!西日除けの縦スリットかっ!」と思ったのですが・・

 

西側回っても同じ縦スリットで・・なんだよ単なる飾りかよ(遠い目

 

 

 

実際 うちでも良くやりますが「南面窓の西側」に西日除けのスリット入れるのは、日射遮蔽の手段としては結構な免許皆伝技で(笑

https://housingeyes.bijual.com/Date/20200509/ 【アイズブログ】

 

この場合の正解としては 窓の高さが2m程度と仮定して↓ 画像赤線部分に奥行700mm程度の庇を設ければ、南と西の日差しをカットできます。

 

 

 

ちなみに黄色い四角部分はベランダとして、屋根があるみたいなので庇は無くても大丈夫。

 

こんな庇ひとつで、夏の室温とかエアコン負荷は雲泥の差になる事でしょう。

もったいないもったいない。

 

・・てか 勝手に警察署ディスって申し訳ありませんでした(汗

 

ディスりついでにもう一言 言わせて頂ければ(まだ言うんかいっ)

 

立地的に長野方面からの入り口に立つ訳で

平屋とは言わないまでも、何故3階建て位にまで高さを押さえて木造にしない(-_-;)

 

木造でも充分な強度と耐火性は維持できるのに・・

岐阜県としても県産材を推していると言うのに・・

敷地だって十分に広さあるのに・・

長野方面からの観光バスのルートなのに・・

緊急時の避難所としてだって それなりに計画すれば・・

 

良かったのに。

 

あーあ モッタイナイ。

 

 

 

なんてな









「現場発泡断熱材」何度か取り上げていますが、個人的な見解としては「大工では無く専門業者が責任施工するから、技術を持たない工務店には良い判断」としています。

 

と、思っていました。

 

思っていたのですが、害獣駆除専門店さんからのタレコミ(笑)があり 少しだけ注意喚起。

 

こちら屋根部分に発砲断熱材が吹き付けてあります。

   

 

厚み的には・・まぁその話はスルーしまして。

 

隙間なく吹き付けてあるハズの屋根裏にコウモリが居るらしく・・

   

 

これだけ糞があると、屋根裏に暮らしていますね・・。

 

探してみたら やっぱり普通に居たそうです。ありゃりゃ。

   

 

弊社施工ではありませんが、工務店さん曰く「隙間なく断熱施工しているからコウモリなんか入る訳が無い」との事で・・まぁ言い分は分かります。

 

侵入経路、たぶんアソコ近辺だろうなぁとは思いますが、この断熱材、断熱と気密が一緒にとれるハズなんですけどね(汗

 
もちろん全てがそうだとは言っていませんよ^^

実際、こんな事もあったと言うだけの話です。

過信禁物!油断大敵!地震雷火事親父!あ、最近の親父は優しいすか(笑





画像は室内側ボードを貼った図。

こんな一枚でも4か所は確認すべき案件があります。

   

 

まず①

室内側のボードが桁(梁)に固定してあり、尚且つ防湿シートが留められているか。※気流止め

 

そして②

耐力壁換算の場合は特に 正しい釘打ち本数かどうか。

 

更に③

窓周りの防湿(気密)シートは連続しているか(ちなみにこの窓は樹脂製トリプルガラス)

 

最後に④

躯体貫通部は正しく気密処理されているか。

 

~となりますが、②番以外はこの工程に進む前にチェックされていなければイケません。

 

例えば④番の躯体貫通部の気密

↓ボード貼る前に 正しく防湿シートと連続しているか

   

 

そして外部も丁寧に防水してあるか

 

 

 

画像の様に「横胴縁」の場合は しっかりと通気経路が確保されているかどうか。

http://eyescode.bijual.com/Date/20100223/ 【10年前のブログ」

 

実際、サイディングメーカーの推奨では 通気や漏水対策は難しいと思われるので、弊社標準仕様として通気経路を増やしています^^

 

大切な手間です。

 

仕上がってからは見る事が出来ない工事途中のアレコレ

 

現場見学は随時受け付けていますよ^^





「お風呂の床が乾かなくて」なんてお話をよく聞きます。

 

建物をお引渡しする時には、お伝えするのですが

「実はお風呂の窓開け換気って殆ど効きません」

 

住宅の気密と換気には大きな相関性があり、正しく換気する為には一定以上の気密性が担保される事が必要な事は、何度もお伝えしているので耳タコでしょうけど(笑

ユニットバス(在来も含む)はその性格により、一定以上の気密性がある事は何となく分かると思います。

 

湿気は上に溜まりやすくなりますが、窓を開けてもその窓より上の空気は停滞する事になり、風や温度差が無い限り殆ど動かないと言う状況になっています。

 

結果、ほとんど空気が動かない床は、次の日になっても乾いていないと言う事に。

 

ではどうすれば良いか。

 

まず、季節関わらず 窓を開ける事を止めてください。

 

そして折戸(ドア)を閉めてください。


それから換気扇をON!です

 

折戸(引き戸共)にはドア下に「通気スリット」が入っているハズです。

 

窓とドアを閉める事で、換気扇への空気は 強制的にドア下のスリットから供給される事になります。

 

 

 

↑ こんな感じで、脱衣室から吸われた空気は ドアスリットにより「キュっと縮められて」スピードを持って床を舐める様に 下からから上に動く事に成ります。

 

嘘だと思ったら密閉したバス内で、換気扇回したままスリットに手を当ててくださいw 空気の流れを感じるハズです。

 

この流動空気が、下から効率良くバス内を巡り排出されます。

 

空気が動く事で床の乾燥が即される訳です。

 

さぁ今夜やってみましょう。1時間くらいで床が乾くと思いますよ。

イコールお掃除の手間も減ると^^

 

 

お風呂のフタは閉めておいてくださいね(笑

 

あと、今度はスリット部にホコリが溜まる事になりますから、そちらはこまめに清掃してくださいませ^^

 

お風呂掃除を手軽にする為の合言葉「風呂の窓は開けるな」ですよw





最上階の断熱には「屋根断熱」と「天井断熱」がありますが、こんな感じで小屋裏を使用する場合は「屋根断熱」一択となります。

ちなみに矢印は軒天井+壁からの通気を通すための隙間なので、外部からの光が見えます。

 

 

 

屋根断熱とはその名の通り、屋根部分に断熱を施工する手法で、垂木(屋根の斜め部分)の間に断熱材を充填し、それでも足りない厚みを垂木下に付加していきます。

 

↓の画像で言う所の矢印間が断熱空間(通気層含む)

 

 

 

こちらは垂木が186mm高なので、その間に断熱材を150mm充填し、その隙間分を屋根側に36mmの通気層とします

もちろん屋根断熱を行う前には、壁の断熱気密は的確に終わらせておきますよ。

※ピンクのシートは先張りした防湿(気密)シート。

 

垂木間に150mm断熱材を充填し、更に↓黄色ラインの天井まで200mmを充填する事て、併せて350mm断熱。室内側に付加したの200mm分は木材の熱橋(垂木分)がゼロになります。

 

 

 

断熱は数字を担保として、施工精度がモノを言います。

 

建築現場 いつでもご案内しますよ^^



例えば「カリフォルニアスタイルのおうち」

 

 

 

↓今月のブレスに入れたスポット案内URLがこちら

http://housingeyes.com/variously/study2004/index.htm

 

カーテンや装飾品など何もない素のハウジングアイズ どうぞご覧ください。

 

ついでに シレっと・・

 

このデザインでUA値0.18W/㎡・k

積雪2m乗せての耐震等級2


なんて書いてますが これ結構な数字なんですよ(笑

 

例えば断熱性能 アイズ基準は「UA値=0.3W以下」としていますが

このUA値(UA値は数字が小さい程断熱性能が高い)で言えば

 

飛騨高山地域は3地域にて「高断熱住宅」として補助金対象になるのが ↓ この表の「断熱等級4」となります※クリックで大きくなります

 

 

 

0.56Wで補助金対象なんです(汗

 

最近 国内では自主的な最高基準として使われるHART20でのG2クラスでも0.28W。弊社最低基準は0.3ですが、そちら簡易計算での数字なので、詳細計算すれば軽く0.28を下回ります。

 

ちなみに1地域ってのが北海道で、この中では一番強い基準ですが「性能等級4」を満たそうと思えば0.46wでOKとなります。

 

個人的に性能等級4なんてのは最低基準以下だと考えていますが(実際アイズ基準よりユルユル)そんな数字を満足させれば「北海道基準クリア!」なんて曖昧なセールスもウソでは無くなるのです。怖いですね。

 

断熱や耐震はイメージで無く、数字で語りましょう。

そしてその数字を担保するのが現場の施工精度です。

 

大切な資金 丁寧に正しく使いましょう^^




南側に背の高い建物があり、将来的に建て替えがあったとしても用途地域的に10m越えの建物が可能な地域故、最初から南の日射は捨てて 西側からの日射取得を狙ったおうち。

 

 

 

確かに 冬季は遅くまで日射取得出来て暖かいのですが、5月過ぎると厳しいモノがあります。

そこでUVカットのタープにて1・2階共に日射遮蔽。

 

 

 

白いタープなので室内も暗くなりませんし、窓からはバルコニー分の距離があるので通風も良好。 
クライアント様曰く「あると無いとでは雲泥の差です(驚)」との事^^


 
一階は長いモノをチョイスし、屋根に出来るようにしました。


 

 

ちゃんとキレイに影が窓を覆ってるでしょ。

夏の暑い昼間、この下でプール遊び、楽しそうですよね^^

 

デッキ上の物は外部物置が未設置にて申し訳ありません・・早急に手配いたします(汗

 先日の「南向き窓の西日対策」

https://housingeyes.bijual.com/Date/20200509/

 

西や東に向いた窓には、素直に外部での日射遮蔽を行います。

 

例えば東向きの窓。この画像で言う右側の面です。

 

 

 

眺望が宜しかたのと、デッキで遊びたかったので大きな開口としましたが(もちろんトリプルガラス)このままでは朝日が室内に直撃して、夏季の室温上昇に寄与してしまいます(汗

 

そこでこちらには建築工事では無く、UVカットのタープ設置をお願いしています。ちなみに下図はイメージで 絵ですからねww

 

 

 

風で揺れる日陰も出来て、室内から見る雰囲気も良い事でしょう。

 

そして西側。極力窓は無くしていますが、こちら2階の一本だけ。

一階は縦格子で隠していますが、一階は落葉樹の植栽による木陰も期待できる為、問題は小さくなります。

 

 

2階の窓、ちょっと見辛いですが、アイズお馴染みの可動格子を設けています。

↓ ルーバー戸にて通風可能です。

 

 

 

室内から見ると

 

 

 

ドレーキップ窓なので内開きにて、外部に設けた格子戸の操作が可能。

 

 

 

ルーバー格子戸を閉めるとこんな感じ。

 

 

 

暗く見えますが、実際はそこそこ明るいっす。心霊写真みたいな影は私です(笑

 

そんなこんなの 東と西の日射操作でした。

 

あ そうそう。

前回も夏季の西日は「回り込む」と書きましたが、西日は北側まで回り込みます。

なので北面にも袖壁(袖板)を設けてますよ。

 

 

 

地味ですが大切な視点かと思っています。

 

 

 

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