美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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こちら登り梁下への屋根断熱施工の図

 

 

 

構造用合板が防風層を兼ね、登り梁部も含め高性能グラスウール施工となりますが、登り梁部分がどうしても熱橋になりがち。(HGW@320)

 

 

 

と言いつつ、こんなマシュマロ状態でミッチリ入ってたら熱橋なんて・・って感じですよねw


でもでも、なので木地の下に更にフェノールフォームを施工(フェノールフォーム@60)

   

 

これで木地の熱橋すら無くなります。

あと、丁寧にテープ張りしてありますが、この室内側に防湿シートを施工しますので、ここまでやる必要ありません。

「必要無いよ」って伝えたのですが、この方が見た目良いのでやらせて下さいと・・いゃまったく見えなくなるのでww 丁寧な大工さんでしょ(笑

 

 

 

テープは必要無いにしても、ここまでやると計算以上の性能が維持出来ます。

(梁等は熱橋計算してるので)

 

現場精度大切!^^



断熱性能が分かりやすく可視化されています。

 

 

 

この凍結溶解を繰り返す事で、外壁も傷みやすくなる訳です。

正しい断熱は外壁の寿命も伸ばすんですね。

 

と、また断熱の話だと思ったでしょ。

 

気になったのはソコでは無く(笑

 

この可視化された筋交いが宜しくないなと。

 

画像の様な片側のみの筋交いは作用する力が一定方向。

https://eyescode.bijual.com/Date/20170205/ (6年前のブログ)

 

なので黄色の筋交いは直下に柱があるので、無理なく力を伝達できますが問題は赤色の筋交い。

 

 

 

直下に柱が無いので、一回横架材で横方向に力を逃す事になります。

黄色下の梁より大きな材料が必要になりますが(画像は同サイズの様ですがw)その下の窓とか外壁防水にも良くない影響を与える事も考えられます。

 

柱の直下率は大切ですが、筋交い下の直下率はもっと大切と言うお話でした。

 

この辺が4号建物の危うさでもある訳ですが、来年からは構造審査が始まるので、こんな事例も極端に減る事でしょう。うんうん。






本日は火曜ですが昨日上げれなかったので一日遅れでツブヤキピックアップ。

 

2月12日から18日までの1週間分です。

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~

 

レッドロビン挿し木したんだけど、あいゃ2月だった(汗

 

北海道基準の高断熱住宅(UA0.46)と言うのを見たんだが・・・

 

現場に見慣れないモノが。昼休み、社員大工が端材で娘ちゃん用の踏み台作ったとか。軽いしええやん、お客様感謝祭とかやって提供するべぇかw

 

 

確かに観光客の民度は低いけど、白川郷も村としてゴミ箱位置くべき。自販機で飲物買ってもお店でお菓子買っても、捨てる所無いのでゴミ持ち歩く事に。

https://t.co/2b5s1s1zts

 

軽い木造は、まずバランス良い耐震化で吉。バランスと直下率。

 

未来の施主さんが考えたプランを持って来る。特に悪い話では無いけれど、そのプランを熟慮すれば思いは伝わる。

その上で、その思いを超える暮らしを提案する。持ち込みプランとは全く異なる景色になるかもしれないが、それが安らぎを託すべき実務者の経験と責任かと。失敗とリカバリも含めて。

 

北風強いと部屋がスースーするって感覚、家の風下で風が巻いて室内の空気引っ張ってるから。窓からの隙間風と言うより壁体内の気流も原因。内壁は断熱材も無いから煙突状態な訳で、気流止め大切。

 

税務署に電話したら受付の女性、サンドウィッチマンのコントが始まったのかと思う位「伊達か?伊達の真似なのか?」状態だったので凄く疲れた。

 

なにこれ武骨でかわいい(語彙力)

 

 

震災で問題になるのはトイレだと、着替えテントと消石灰あれば畑に穴掘って簡易トイレが出来る!と大発明した気で消石灰ボチろうとしたら、普通に凝固剤と処理袋までセットになった簡易トイレ見つけて「これで良いやん、むしろこれが良いやん」てなりました。

 

換気だの断熱だの語るなら、とりあえず最低でもC=0.5は切っとけ。まともな工務店なら、その数字を上回る現場は無い。

 

↑ うちの標準施工現場で0.5を超える事は逆に難しいww

 

リモデルの施工図は現場で書いた方が早いな。

 

とにかく安くしたい

→わかる

地震に強くしたい

→わかる

断熱が良い家にしたい

→わかる

金額は建売ベースで

→ふむ

あっちでは出来ると言われた

→根拠を

あっちとかそっちとかでも

→数字を

数字?

→耐震等級とかUa値とか

高断熱で地震に強い

→数字は

なんとか工法で最強

 

→あざす 日々精進

 

近道しようと山道入ったら除雪して無くて通行止め。






焼杉の縦張りスタートしましたが・・

どこ触っても炭が付くので現場作業は不評ですww

 

でもでも 外壁素材関係無く通気は大切(赤矢印)

 

 

 

こちら通気胴縁をクロスして施工する事により

確実に連続した通気層が確保されています。

 

もちろん最下部も

 

 

 

いつものメッシュを使う事で、通気を防虫を両立

(コウモリとかネズミの侵入防止にも)

 

 

 

その素材を屋根部にも使い

  

 

 

外壁下地と外部からの通気を滞りなく棟まで送ります。

 

通気層は漏水対策にもなるので、丁寧に構築しましょう。

 

つか


焼杉クールで かわいぃw






Ua値とは「外皮平均熱貫流率」の事。

 

・屋根(天井)から損失する熱量

・壁から損失する熱量

・床から損失する熱量

・開口から損失する熱量

・基礎の立上り から損失する熱量

 

上記の建物から逃げる熱量を外皮面積で割った数字がUa値。

 

なので、同じ断熱性能なら外皮面積が大きい方が数字的に有利になります(笑

あと、手っ取り早く「窓を無くす」事も数字的に有利に。

(実際、方位によっては有利にはなるのですがw)

 

でも、そんな数字にばかり拘って、豊かな外部環境を拒絶するのはナンセンスですね。

 

個人的には必要なUa値はしっかりクリアしつつ、広がりや繋がりは大切にしたいなと。

 

外皮面積と言えば凸凹した形の方が面積は増えるので数字的には有利になるとは言え、実質損失としては面積大きくなる分、冷暖房効果が不利になる事は容易に想像できますよね。

 

例えば家の「角」

 

こちら家の「角部」を上から見た図ですが、場所によって外皮面積の負担率が変わりますよって図です。

   

 

例えば、普通の平面で内壁10mmの負担する外皮は10mmですね。

入隅部(角)はどうでしょう?

角から両側に5mmずつの内壁10mmが負担する外皮は458mmとなりますw

 

平面部と比べると45倍ですね。
(付加断熱無しの最小寸法でも250mmで25倍)

そう、凸凹した家は自身の影の他に、計算には現れない損失が大きいと言う事です。

木部の熱橋云々以前の話ですね^^

 

単純に四角い家と凸凹した家を比べて見ましょう。

 

上下共に12マスで同じ面積。

 

 

 

でも、外皮は(緑〇)四角い家が14面に対し、凸凹の家は20面。イキナリ1.4倍w

併せて、出隅部は(紫□)は四角い家が4ヶ所に対し、凸凹した家は7か所。

 

さて、どっちが熱損失が小さいでしょう。

 

間違いなく単純な四角い家でしょ。

でも同じ断熱性能なら凸凹した家の方がUa値は良くなるのです(笑

 

そんなこんなのUa値。

 

この辺のカラクリ知ってるのと知らないのでは、プランは雲泥の差になるでしょうけど、私がUa値に拘るのは、あくまで数字では無く「暮らしやすさ」への指針としているからです。

 

Ua値が数字合戦になっては本末転倒と言えます。

 

と言いつつ、弊社はUa=0.3以下をお約束していますけどね(笑

 

断熱等級で言う所の6・7ランクです。

 

それ以上に「愉しい暮らし」への空間構成を重視したいモノですが、それは確固たる数字があって初めて求める事が出来ると考えます。

 

空間の広がりの為にと、細い窓線を求めてアルミの大開口サッシとか、本末転倒以外の何者でも無いでしょうw


そんな視点で見るUa値なんて数字も面白いでしょ^^


アディ押忍


「トイレが水浸しで・・」とのお電話。

 

焦ってみえたので業者手配の前に確認に行きますねって事で現地へ。

 

すると丸印の所から結構な漏水・・こりゃ焦りますわと。

 

 

 

これ丸印の所にストレーナと言うフィルターの様なモノがあり
そこが詰まってる事が多いので まず矢印部分で通水を止めて

(固くて回せなかったので量水器のバルブで止めましたがww)

 

丸印を分解すると こんな感じのメッシュが出てきます。

 

 

 

ここに鉄粉みたいのがガッツリ付いていましたが

漏水以前にタンクへの給水が減ったなぁって時は

大体ここが詰まってます。

 

なのでそれを洗浄して 戻してあげると

漏水も止まって正常に通水する事に^^

 

相変わらずの何でも屋ですな(笑

 

こちら私が20代の頃 担当したおうちなのですが

北側なのに やけに爽やかなトイレだ(笑

 

 

 

ちなみに壁は輸入クロス。発色キレイね。

 

アディ押忍。




建築基準法の壁量計算や許容応力度計算のベースは

最低限として 震度6強~7程度の地震が1回来た時

倒壊しない事が大前提の指針となっています。

 

大きな地震一回です。

 

1回目で壊れなかったなら命は守れるから。

2回目が来る前に逃げましょうと。

 

基準法とはそう言う法律なのです。

 

ただ大きい地震があると 余震として

大きな地震が繰り返し起きる可能性が高い事は

誰しもご存知でしょう。

 

元旦に襲った能登半島大震災も

あの辺は数年前にも大きな地震を受けていて

その地震には何とか持ち応えたけど

今回の震度6を超える地震で壊れた・・と言う事も

十分に考えられます。

 

命を守る事は一番大切です。

 

しかし守った命は繋いで行かなければいけません。

ずっと避難住宅と言う訳にもいかないでしょう。

 

今回の地震では倒壊した古い家ばかりが報道されますが

その隣で「住み続ける事が出来る住宅」が残っている事も真実です。

 

何故住み続ける事が出来るのか。

 

答えは既にありますが 真摯に取り組みたいと考えます。



本日は祝日ですが月曜日ですので ツブヤキピックアップ。

 

2月5日から11日までの1週間分です。

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~

 

構造計算を外注に出すと、担当さんが構造分かってる人なのか、単なるオペなのかすぐ分かる。なにこの無理矢理な地中梁!?ははーんこっちのNGここで無理矢理消したか(汗)区画間違えてるからそーなる・・とか図面に話しかける姿は他人に見られてはイケない。

 

こんな区画でって基礎伏図まで付けて出してるのにw 逆に「なるほど」って人も居る。

 

25年、雨漏れ無しのベルックス優秀ね。あの頃無かったオリジナル水切り施工のお蔭かな。

経年確認は自分への通知表みたいもんだけど、WRCの天井は相変わらずキレイ。

 

 

塩ラーメンの袋麺、50円位のイメージだったんだけど、どんだけ昔からタイムスリップしてきたんだオレ(令和6年・146円税込)

 

だから断熱等級5レベルで吹抜け造るなと何度言えば、、、

 

現場第一まちがいない。

 

ユニットハウス置こうかと思ったのに積雪1.4mは建築確認不可と。ヘボいな、、。

 

あせったー(汗)ラフで考えてたより存在壁量足りなくて水平構面取れない事に・・壁量とバランス見直しでクリア。ふぅ。

 

雪かきより、おかきが好き。

 

大手軽量鉄骨造のメンテナンス。30分も居ると芯まで凍える・・その後に暖房壊れた築25G1.5レベル木造の家に。暖房無いのに凍えない。

 

チカラワザで耐力壁増やすと、水平構面ついてこないよ。ラフプラン時からバランス大切。

 

お客さんの道路向かいの家が全焼・・外出中との事でケガ人は無かった様だけど、たぶん薪ストーブだろうなぁ。その家、シングルのT字煙突付いてたけど、何でも燃やしてたみたいで煙の上がり方が変だったし・・煙道火災、爆ぜた火種、洗濯物、いろいろ考えられるけど燃焼器具には細心の注意を。



↓これXにポストしたら1.3万回とかインプレされましてw

 

だから断熱等級5レベルで吹抜け造るなと何度言えば、、、

 

等級5と言えばZEH基準ですが、まさに上記の通りかと考えます。

 

単純に同じ22度の室温でも「等級5」と「等級7」では床や壁の温度が異なる為(同じ暖房でも等級7の方が躯体温度が上がる)体感温度は違う訳です。

 

もちろん断熱性能が高い方が、躯体温度が上がるので同じ室温でも体感温度は暖かく感じます。

 

ZEH(ゼロエネルギーハウス)基準なんて聞くと何か凄そうでっすが、実際そんなもんです。

中途半端な性能で無理な空間構成は止めましょう。

 

なんて事をエゴサしたら10年前から似た様な事言ってましたww

ブレてねーな私(笑

 

 

 

あと、既存住宅や中古住宅への性能リノベでも、こんな世界は実現できます。

 

 

  

https://twitter.com/cool_toy/status/1469934181761581056 

 【 X(Twitter)より 】


健康に快適に経済的に暮らしましょ^^



モールディングワーク

 

 

 

アイアンかと魅せつつ実は木製格子w

 

 

 

うるうるガラスかわいい^^

 

アディ押忍



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