美しいデザインや正しい省エネ技術は 恒久性能の一部です 【旧レディオクラブ】
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ツーバイフォー工法ではお馴染みですが

在来工法でも厚物床合板と梁との緊結には

ウレタン樹脂系接着剤を用います。

 

 

 

そして実は内緒ですが うちの現場では

海賊王になる男が釘打ちしています(謎

 

 

 

釘打ち機持って 今か今かと待ち構えてるの図

 

 

 

海賊王になる男は クレーンへの指示も行います

その下では棟上げ様の防水シート貼ってます

 

 

 

そして見守る海賊王になる男

 

 

 

すかさず釘打ちする海賊王になる男

 

 

 

まぁ 海賊王になる男はもぅ良いすか(笑

 

そんなこんなで「施主王」参上にて 弊社社員大工と棟木トントン

 

 

 

なにげブイサイン強要ww

 

 

 

こんな事も安全に出来るのは

最上階は構造用合板で「水平構面」を作っているから。

 

 

 

うむ 美しい

 

で そろそろ全体の形が見えてきました。

 

 

 

ん?このピラピラなんだって?

 

 

 

こちら垂木下に高性能GWで屋根断熱するので

そのための先張り防風シート。

 

垂木の大きさ全てを(ここは90mm)屋根通気層にします。

 

あ 屋根の上に海賊王になる男が居た(まだ言うか笑)

 

 

 

深い軒が夏季の日射遮蔽に効きます。

 

 

 

あ そそ 上の画像で良く判るのが柱の直下率

 

赤が この面の柱位置

 

 

 

キレイに直下率100%ですね。

 

これね

 

経済的で強い架構には とっても大切な事。

 

ほどなく屋根も雨仕舞いして シート養生に移行。

 

 

 

そんなこんなの一日でした。

 

海賊王に彼はなる!(まだ言ってたのかw)




外壁の通気層は「下~上」まで

停滞無く繋がって事が重要。

 

 

 

例えば↑赤丸部分。

 

通気層施工前に天井下地が組まれていますが

通気層分の隙間が分かると思います。

 

別の面もこんな感じ。

 

 

 

ちなみにこちら

硬質断熱材にて外張り付加断熱としています。

 

①が断熱材の繋ぎ目を留めている防水気密テープ

②が透湿防水シートを留めている防水気密テープ。

 

これちゃんとやっておく事が

万一の漏水に備える事になります。

 

 

通気層を作るとこんな感じ。

 

 

 

天井貼っても ちゃんと通気取れている事が分かります。

 

あと 透湿防水シートをテープ張りしておく事で

シートの重なりが上昇気流の妨げにもなりませんね。

 

これが見えない安心。

 

あ そそ

 

透湿防水シートですが 在庫のタイベックが無くなったので

「スーパーコートEX」に変更しました。

 

よく判らん防水シートが世に溢れていますが

こちら50年耐久測定の安心性能^^

 

話は戻って「連続した通気層」の話。

 

通気層の入り口部分がこちら。

 

 

 

いつものメッシュ素材にて

通気はするけど小動物は通しませんぞ。

 

 

 

これも見えなくなる安心と言えるでしょう。

 

「通気は連続する事」が大前提ざます。



アディ押忍





小屋裏部分は

 

 

構造面材にて水平構面を

 

 

 

その上から束を建て

 

 

 

桁を組み

 

 

 

屋根形成(はやっw

 



何か平屋は構造計算要らないとかなんとかって話が出回ってますが・・

 

平屋でもちゃんと構造の安定を確認しなければイケませんよ。

 

単に検査機関に構造根拠を出さなくて良いだけです。

 

 

それ 2025年4月からの話でした。

 

2階建ては2025年から構造根拠出さないと建築確認降りませんよ。

 

つかそんな当たり前の事 今でもちゃんとやっときましょうね。






住宅金融支援機構より、ZEH水準等の木造住宅に関する注意事項が注意勧告されています。

壁量基準の改正案公表に伴い、壁量計算を行う場合の注意事項となります。

 

ZEH水準等の木造住宅に関する注意事項(住宅金融支援機構)

https://www.jhf.go.jp/topics/topics_20221226.html

 

■木造建築物における省エネ化等による建築物の重量化に対応するための必要な壁量等の基準(案)の概要の公表について(国土交通省)

https://onl.sc/SPjBFRa

 

屋根に太陽光パネル乗っけるのは良いとして、ちゃんと構造検討しないとダメって事です。

 

頭でっかちで 体幹が未熟な赤ちゃんとか転びやすい事は容易に想定できますよね。

 

ちなみに その壁量的には大枠1.6倍程度が想定されます(クリック可)

 

 

 

ただし・・これ基準法相当なので

耐雪(雪の重み)は全く加味していません

 

正しい耐震 ちゃんと担保しましょうね。




吹き抜けからの日射取得

 

 

 

時にコレ 何故 床があるのかと言いますと

 

 

 

独立した吹き抜けの場合 基本的に四隅に「火打ち」と言う
ナナメ材入れますが思ってるより強く無いし あまりカッコ良くないので^^

 

床構面を作って水平強度を上げているんですね。

 

吹き抜け窓掃除の足場にもなって一石二鳥と。

 

デザインと構造は表裏一体ですぞ。

 

うんうん。




さて大工さん 何やってるでしょう?

 

 

 

柱に付けた【下げ振り(重りのついた振り子)】で

柱の垂直を見ているんですね。

 

 

 

傾いている側の梁(水平部分)を押して 柱を垂直に建てます。

 

 

 

はいOK

 

 

 

そして垂直を確認しながら【仮筋交い】として木材を釘打ちして躯体を固めます。

 

 

 

仮筋交いは直角「通り」全部に行いますよ。

 

 

 

で、垂直を固定した所で上階の水平構面を固めます。

これでほぼ揺れなくなりますが これ外部合板終わるまでこのままっす。

 

 

 

ちなみに上階の水平構面である合板の上に敷いてるのは

うちではお馴染みの簡易防水シート。

 

 

 

屋根と壁仕舞ったら剥がしますが 

不意の雨にも構造材を濡らさない努力ってヤツですね。

 

って訳で「かりすじ」のお話でした。



アディ押忍



L社の新商品である断熱サッシ(クリック可)

 

 

フレーム高性能って・・本体アルミやないかい!w

 

 

自分で樹脂はアルミの1/1000の熱伝導率って認めておきながら

内側に樹脂被覆してるだけ(汗

 

これ、線が細くてシャープなだけで 何の解決にも繋がりません。

 

いぇ 今回はそんな事では無く広告トップの家の画像。

 

あのさぁ木造だと思うんだけど このライン耐力壁無いよ(汗

 

 

 

仮に450mmの特殊耐力壁使ったとしても

(トステムはSW工法なので、そのラインアップは無いですが)

すっごく不経済な平面計画だと言えます。

 

あと・・直下率も悪すぎ

 

 

矢印から降りてくる鉛直荷重を支える為に

無駄に大きな梁が必要になります。

 

最低でも「構造区画の柱下には柱」を意識しましょう。

 

てかまぁイラストなので こんな空間も簡単に作れますが

実際に造ると「構造不適格」「無駄に予算かかる家」になります。

 

経済的かつ無理のない架構、すごくすごく大切だって思います。

 

お金あまって仕方ないなら良いですが

その無駄な予算、断熱に回した方が快適に暮らせますよ^^







弊社では軸組造でも特に変更なく標準的に

ツーバイフォーで使うCN釘を標準採用しています。

 

これ長さによって色が変わるんですね。

 

 

 

画像は75mmで青色。

 

色が付いている事で 打釘した後でも

何ミリの釘を使ったか確認できるわけです。

 

 

 

ちなみに上画像は機械で浅めに釘打ちした後

手打ちで合板と面に打ち込んでいます。

 

 

 

晴れてて見えにくいですが

青い釘と釘打ちピッチが一目で確認できます。

 

転ばぬ先のインスペクション。

 

お 値段以上 アイズw



 こちらのエントリをご覧になった方より(あざす)

https://housingeyes.bijual.com/Date/20210917/

「上端にフック筋が無い様ですが、あれって必要なんですか?」

とのご質問を頂きました(重ね重ねあざす・笑)

 

なかなかレアなツッコミ喜んでますよw

 

そもそも上端のフック筋とは ↓この部分の

(下図はフラット35工事仕様書より)

 

 

 

縦筋を180度折り返して横筋との密着度を上げ、抜けない様する事です。

 

 

 

その場合 黄色で書いた離隔距離(かぶり厚)の担保が重要になりますよ

そして こちらがリンク先の画像

 

 

 

確かにフック筋はありません。 

 

だがしかし

 

簡単に言うと 最初から構造計算にて

フック無しで計算してるので 何の問題も無いと言い切れます^^

 

この辺が「大丈夫」の根拠になりますね。


つか 上画像部分にフックつけたら基礎幅150mmで
「かぶり厚」取れない感モリモリですわね(笑

そっちの方が怖いす。

 

ただ

 

住宅の基礎でその様な応力が掛かる事は

ほぼ考えられないので不要っちゃ不要なのですが(笑

 

でもまぁ 根拠は必要ざますわね^^

 

ご質問有難うございました,,orz




こちらでは何度も出している「直下率」

 

柱や壁等、階下にどれだけ一致した鉛直部分があるか?ですが

例えば→ http://eyescode.bijual.com/Date/20191030/

 

ブロック(区画)としての直下率も大切です。

 

例えば こんな区画の家があったとしましょう(雑だなw)

 

 

 

右側ブロックが「南向き」で大きな開口を持ったLDKだと仮定し

左側ブロックが水回りとか階段とかのブロックとします。

 

特に「総2階」に拘る必要はありませんが

2階を乗せる場合 これ位の意識は必要

 

 

 

下のブロックの上に 同じブロックが乗ってる感じ分かりますか。

 

間違っても・・こんなのは避けるべきです。

 

 

 

色を違えた床が浮いた状態で(実際は浮いていませんがw)

不安定な事がイメージできると思います。

 

この上に屋根が乗って、雪が乗る訳です。

 

弱い以前に無駄な出費や、無駄なメンテが発生しそうですよね。

 

こーゆーのが経済的な設計思考とも言えます。

 

仕上がった新築現場見ても、なんとなく部屋割が見える家がありますが

その辺イメージしながら眺めてみて下さい。

 

折角の新築なのに わざわざ面倒に不経済に弱い家を建てる必要は無いですよね(笑

 

そんなこんなの構造可視化でした。

 

アディ押忍。




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